もう、思い出ボロボロって感じのネタ。
昨日、中2以降漫画にハマった話を書いたが、もう一つ平行してハマっていたものがあった。
テニスである。
まだ高校に上がる前始まった、あるアニメがあった。「新・エースをねらえ!」である。
旧作アニメもあったが、その時は小学生で、虐めのシーンには心を揺さぶられたものの、いまひとつピンとこなかった。
ところが、今度は既に少女漫画を読み始めていたので、どハマりである。
絵も演出も当時としてはレベルが高く、素晴らしいアニメだった。
時を同じくして、実際のプロテニス界でも、スーパースターが続出していた。
男子はボルグ、コナーズ、マッケンロー。
女子はエバート、ナブラチロワ、キングらである。
彼らの存在感は現在のプロテニス選手の比ではなく、サッカーのベッカムやロナウド並の人気があったといえば、その凄さがわかるだろう。
かくして、アニメとスーパースターの相乗効果で、日本に空前のテニスブームが巻き起こるのだった。
自分はというと、元々文科系で身体も小さく、運動などろくにやったこともないのに、高校入学後、硬式テニス部に入部した*1。
世のテニスボーイ達が皆そうであったように、可愛い女の子とのラブロマンスを期待する下心もあったからだ。
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ところが、入ってみると女子の練習場所と男子の練習場所は別々。男子は学校から少しはなれた市営グランドのコートが練習場所だった。
おまけに進入部員の大半は中学で軟式テニスの経験者。ど素人の自分は、勉強と同じくここでも、落ちこぼれる羽目に。
居残り単独練習で、壁打ちやサーブをやって、何とか試合が出来るレベルにまでしたが、結局公式試合に出られたのは、1年の時の県秋季大会のみであった。
更には、高2になっていつもの男子の練習場所でランニングや単独練習をしていたが、いつしか誰も練習に出てこない。進学校なので、部活より皆勉強なのかな?と思っていたら、何と!男子も女子の練習場所で一緒に練習しているではないか。
そんな話、全然聞いてないよ。
他の部員はどいつもこいつもエリート揃いで高慢に見え*2、顧問教師も嫌いな教科の教師で、全く相手にされていないも同然だった。
落ちこぼれ生徒に、部活などやる資格はないという事だろう*3。
テニスボーイの夢は儚く散った。
一方、軟式テニスの部員たちは、同じ中学の出身者や庶民的で話のしやすい人達で、入るならこっちの方が仲良くやれた感じだった。
また、1年秋の文化祭で漫画研究部の存在を知って、2年から掛け持ち部員となったのだが、やはり最初から部員だったメンバーとの壁は取り除けなかった。
所属部選びは慎重に、って誰も聞いてないか。