記事詳細
中国に“買われた”ゴジラ 共産党のプロパガンダに利用される懸念
中国の不動産大手、大連万達集団(ワンダ・グループ)は12日、ハリウッド版「GODZILLA(ゴジラ)」などを制作した米映画会社レジェンダリー・エンターテインメントを35億ドル(約4100億円)で買収すると発表した。中国長者番付トップの王健林会長(61)=写真(AP)=率いるワンダは米第2位の映画館チェーンを傘下に収めるなど、世界的なエンタメ企業となる野望を鮮明にしている。ただ、中国共産党に近いと指摘されており、ゴジラ続編の制作も決定しているレジェンダリーが中国のプロパガンダ(喧伝(けんでん))に利用されたり、検閲によって表現の自由が侵害されたりするとの懸念も出ている。(SANKEI EXPRESS)
不動産王、米映画会社買収
「中国で過去最大となる国境を越えた文化買収だ。世界の映画産業において、ハリウッドの映画会社が支配権を握っているという状況は、今回の買収によって変わるだろう」
このニュースの写真
関連ニュース
- 【映画点描・特報つき】新生和製ゴジラはつぶらな瞳? 来夏公開の「シン・ゴジラ」
- 【スクリーン雑記帖・動画付き】“細マッチョ”なウルトラマンに騒然! 「ULTRAMAN_n/a」に円谷プロの意地を見た
- 【エンタメよもやま話】AV女優「蒼井そら」も好き放題…中韓が共同、パクりの次は恐怖の「動物クローン工場」計画
- 【エンタメよもやま話】真のダース・ベイダーは習近平氏? 宇宙“征服”を狙う中国…次は偽アイアンマン、米国を抜く電波望遠鏡まで開発
- 【エンタメよもやま話】世界は“反中国レゴブロック”で対抗…中国に媚び「レゴ社」が圧力、街角BMW芸術の背景
- 【エンタメよもやま話】日本の発明、スマホ『絵文字』が世界で差別問題に 中国きっかけ「赤毛は」「デブ否定」二転三転