カツ横流し 岐阜の食品関連会社を捜索

1月16日 12時28分

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カレー専門店を展開する壱番屋から廃棄処分を依頼された冷凍のビーフカツを処分せずに横流していたとして、愛知県稲沢市の業者が廃棄物処理法違反の疑いで捜索を受けた事件で、警察は１６日、岐阜県羽島市の食品関連会社を捜索し、実質的な経営責任者から任意で事情を聴きました。

捜索を受けたのは岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」です。
カレー専門店の「ＣｏＣｏ壱番屋」を展開する壱番屋が廃棄処分を委託した冷凍のビーフカツが処分されずに横流しされ、愛知県内のスーパーマーケットで販売されていた問題では、愛知県稲沢市の廃棄物処理業者「ダイコ－」が処分したといううその内容を壱番屋側に伝えていたとして、警察は１４日、廃棄物処理法違反の疑いでダイコーの本社を捜索しました。
警察のこれまでの調べで、ダイコーが横流ししたビーフカツが入っていたとみられる空の段ボール箱がみのりフーズで見つかっています。
警察は１６日、ダイコーの関係先としてみのりフーズを捜索するとともに、実質的な経営責任者から任意で事情を聴いて実態の解明を進めています。
一方、岐阜県によりますと、みのりフーズの冷凍庫からは、ほかにも賞味期限の切れた冷凍のマグロや鶏肉など壱番屋以外の食品が大量に見つかり、責任者はすべてダイコーから買い取ったと説明しているということで、岐阜県も調査を進めています。