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映画「FLY AWAY HOME《aka Goose,Geese》」(グース《aka フライ・アウェイ・ホーム》)<1996年:アメリカ>

ATTENTION:T's Theaterは作品の結末までストーリーを記載しています。作品を御鑑賞後ご覧下さい。

映画「グース」のあらすじ,ネタバレ,レビュー

作品データ

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原題:

FLY AWAY HOME

邦題:

グース

原題訳:

故郷へ帰ろ

製作年:

1996年

製作国:

アメリカ

上映時間:

ジャンル:

ドラマ

監督:

キャロル・バラード

主演:

アンナ・パキン ジェフ・ダニエルズ

あらすじ

交通事故で母親を亡くしたエイミーは、父親のトムの住むカナダにやってくる。両親が離婚したために父の記憶は幼い時のしかなく、風変わりなトムになかなか心が開けない。そんなエイミーが、開発業者の強行手段によって倒された木の下でグースの卵をたくさん見つけた。彼女はその卵を孵そうと努力し、つぎつぎと孵化する。そしてグース達は初めてみたエイミーを刷り込み現象により母親と思いくっついて歩き出す。それを微笑ましく思うエイミーは、次第にトムや彼の友人などに心を開く。

だが大きくなったグースは“渡り”の季節を迎えた。しかし彼らを導く母親はいない。考えたトムはエイミーに小型飛行機を運転させて、それをグース達に辿らせようと考えた。グース達とエイミーは万全の飛ぶ練習によりいよいよ南に向かうことになった。長旅となり、エイミー達の姿を捕らえた姿が全米で放映されとても話題になる。そして、エイミーは見事目的地に到着しグース達を渡らせるのだった。

「ピアノ・レッスン」のアンナ・パキン初主演!「スピード」で可哀想だったジェフ・ダニエルズがお父さんです!

主要登場人物

Main Cast:メインキャスト:役名:
Anna Paquinアンナ・パキンニュージーランドで母を亡くしたエイミー・アルデン
Jeff Danielsジェフ・ダニエルズエイミーの父で金属工芸家のトーマス・“トム”・アルデン
Dana Delanyダナ・デラニートムと付き合っているスーザン・バーンズ
Terry Kinneyテリー・キニーエイミーの叔父デヴィッド・アルデン
Holter Grahamホルター・グレアムトムと一緒にグライダーを楽しむバリー・ストリックランド

アカデミー賞

Winner:受賞:
Noneなし
Best Cinematography Nominee:撮影賞ノミネート:
Caleb Deschanelキャレブ・デシャネル

スタッフ(製作・監督・脚本・撮影・音楽)

Producers:製作:
John Veitchジョン・ヴィーチ
Carol Baumキャロル・バウム
Director:監督:
Carroll Ballardキャロル・バラード
Writers:脚本:
Robert Rodat
Vince McKewin
Cinematographer:撮影:
Caleb Deschanelキャレブ・デシャネル
Original Music:音楽:
Mark Ishamマーク・アイシャム

キャスト・出演者

Cast:キャスト:役名:
Jeff Danielsジェフ・ダニエルズエイミーの父で金属工芸家のトーマス・“トム”・アルデン
Anna Paquinアンナ・パキンニュージーランドで母を亡くしたエイミー・アルデン
Dana Delanyダナ・デラニートムと付き合っているスーザン・バーンズ
Terry Kinneyテリー・キニーエイミーの叔父デヴィッド・アルデン
Holter Grahamホルター・グレアムトムと一緒にグライダーを楽しむバリー・ストリックランド
Jeremy Ratchfordジェレミー・ラッチフォード環境保護局のグレン・シーファート
「グース」トレーラー

ストーリー・ネタバレ

この映画を未見の方へ:[ストーリーは最期まで表示されています]
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ニュージーランド。雨の降る深夜に母親の運転する車でドライブしていたエイミー、母親の不注意から車が道路から外れて転落。目が覚めたエイミーは病院にいた。そして傍らにいたのはエイミーが幼い頃、母と離婚した父トムであった。

状況が直ぐに飲み込めたエイミー、母の死を知るのであった…。

1ヶ月後。交通事故の傷も癒え父トムの住むカナダ、オンタリオ州にエイミーはやって来ていた。そこで彼女がまず出会ったのは父と付き合っている女性スーザン、そしてトムの兄弟、エイミーにとっては叔父であるデヴィッドであった。

金属工芸家をしている父トムは芸術家によくある“風変わり”、デヴィッドと友人バリーと共にグライダーを趣味としていた。またトムは環境に対して大きな関心を持つ人物であった。彼らの住むこの地はグースの渡りの地、それが開発業者によって壊されようとしていたのだ。トムは仲間と共に立ち向かったりするものの、街の人の中には産業などを考えて開発を受け入れようと考えるものも出始めていた。

開発業者は無断でトムの土地に立ち入りブルドーザーで木を切り倒した…その跡でエイミーがグースの卵を見つけた。卵は16個を越えている。エイミーは家にグースの卵を持ち帰ると、トムのライトなどをコッソリ持ち出して卵に当てた、そう、温めて卵を孵そうと考えたのだ。彼女の献身さもあり卵は無事孵り16羽の赤ちゃんグースが誕生した!誕生したグース達は初めて見たエイミーを刷り込み現象で母親と認識、そして甘える。いつの間にかグースと一緒に小屋で寝ているエイミーを発見したトムとスーザンはとても心が暖かくなる。

実はコレまで皆に心を開けなかったエイミー。それはそうだ、まだ子供なのに母を亡くし父の元にやって来たら風変わりだし女と付き合っている…エイミーは学校にも行きたがらなくなっていた。だがグースとふれあう様になりエイミーも変わっていった。エイミーはグース達を家の中で飼っていた。トムは些か言いたいことはあったものの娘に押し切られる…。

そんな彼らの家に環境保護局のグレンがやってきた。グレンは彼なりに動物のことを考えているのであろうが、家の中にいるグース達の羽を飛べない様に切ろうとしたのだ。それに怒ったエイミーは喚きちらし、またトムもまたグレンを追い出してしまった。

あともう少ししたら晩秋、自然のグースは南への渡りの季節。だがエイミーのグース達は南へと導く“母親”がいない。そこでトムは考えた。グライダーに動力をつけて改造、ウルトラライトプレーンで自分が飛んでグースを導こうと。

エイミーに協力を頼んで賛成したエイミーはグース達がトムの飛行機を辿る様に誘導する。だが上手くは行かない。そこでトムは思った。エイミーにもウルトラライトプレーンを与える、エイミーはトムを辿る、グース達はエイミーの後を辿る…。子供であるエイミーを危険な目に遭わせる案にスーザンは最初は反対した。だがエイミー自身がそれに乗り気になり、トムから飛行機の操縦を教えてもらう。

エイミーと父トム。彼らを支えるスーザン、デヴィッド、バリー。デヴィッドは鳥に関して研究しているキリアン博士と連絡をとり彼のいるアメリカ・ノースカロライナ州へと飛んだ。この地も開発業者により自然が破壊されようとしていた。もし渡りをする鳥が来なければ契約により開発が進んでしまう…。そこでグース達の渡りをこのノースカロライナ州の地に決めたトム達。

10月22日を出発の日と定めた…。だがそうは上手くいかなかった。飛行練習中に1羽のグース、イゴーが森へと転落してしまったのだ。イゴーの身を案じて夜中に森へと足を踏み入れたエイミーとトム、無事に発見するがグレンがトムの家にやって来ておりグース達を連れ去ったのだ!

出発の日は過ぎた。これ以上遅くなってはノースカロライナの開発が始まってしまう!エイミー、トム、スーザン、デヴィッド、バリーは協力してグース達を解放!トムとエイミーはそれぞれウルトラライトプレーンに乗りグース達を導く。怪我をしたイゴーはエイミーの飛行機に乗っている!スーザン、デヴィッド、バリーは地上で荷物を運び無線でサポートして付き添った。

レガッタレースが行われることで有名であるオンタリオ湖を越えてアメリカへ!途中、アメリカ空軍に非常態勢を取らせた為に将軍ハッドフィールドに怒られるものの、これがキッカケでマスメディアにも取り上げられ有名になる彼ら。

摩天楼の合間を飛び人々を湧かせた。テレビでエイミー達のことを知ったお婆ちゃんは睡眠の為に家を貸してくれた。様々な人々がこの“渡り”を見守っている!

…ノースカロライナ州の開発を阻止する為には明日、到着しなければいけない。

その次の日も目的地を目指して飛ぶエイミー、トム、そしてグース達。だがアクシデントが起こった。トムが乗る飛行機が墜落してしまったのだ。エイミーは父の身を案じて着陸して話すものの、トムはエイミーに“行け”と促してエイミーは再び飛んだ…。

結末・ラスト

トムはヒッチハイクでノースカロライナの地へ来た。ここでは開発に反対するキリアン博士を始めとする多くの人達がエイミーとグースの到着を待っていた。スーザン、デヴィッド、バリーも来ていた。睨み合う業者と住民達!業者が重機のエンジンをかけて住民達に…だがそこでエイミーとグース達の姿が見えた!無事に飛んで来た“彼ら”は到着、契約の付帯条件により開発は中止となった。

喜ぶ住人達の傍ら、トムとエイミーは静かに自分たちのやり遂げたことを思うのであった。

次の季節イゴーを含めた16羽のグースはカナダ、オンタリオのエイミーの家に戻ってくるののであった…。

ストーリー・ネタバレはクリックミー(ページ上部へ移動)

レビュー・感想・解説・評価

約16年ぶりのこの映画への愛を込めて…。まずは16年前の感想を。

アンナ・パキン主演による動物ものであり、ふれあいものであり、環境問題も織り込んだ感動ドラマ。父親役はジェフ・ダニエルズ。

この映画、なんと言っても感動するシーンは、エイミーの乗る飛行機を中心にグース達が整然と空を渡るシーンだ。あくまでSFXだろうが、乱立するビル群の中を飛ぶシーンなんかはとても言い尽くせないほど素晴らしく微笑ましい。

「ピアノ・レッスン」でアカデミー助演女優賞を受賞した彼女にとって、初主演映画である。むずかしい年代を巧く演じていてますます将来が楽しみだ。

チョイ付け足しする。

「ネバー・クライ・ウルフ」や後の「ぼくのともだち ドゥーマ」等のキャロル・バラードの描く動物ものをメインにした親子ドラマ。

クレジットにはBill Lishman(ビル・リッシュマン)自伝を元にしたと表記されている今作

以下、挙げるべきキャストを…。

・前述の通り「ピアノ・レッスン」のオスカーウィナー、アンナ・パキンが少女エイミーを愛らしく演じる。

・父親役にはアカデミー作品賞を受賞した名作「愛と追憶の日々」の男優ジェフ・ダニエルズ。大ヒットアクション映画「スピード」キアヌ・リーブスのパートナー役を良く覚えている。

・父の恋人、継母になれないが自分を持ち少女に接しようとする素晴らしい役にダナ・デラニー。カート・ラッセルの「トゥームストーン」等。

・禿げた叔父さん役にテリー・キニー。「ザ・ファーム 法律事務所」、「スリーパーズ」など。

チョーット、久しぶりに見たくなった・も・の・で…。

暖かいです、ハイ。別に泣きはしなかった。人に寄っては到着!に泣いちゃうかも、エイミーみたく“鳴いちゃう”かも!ホント微笑ましいのです。飛行機に乗っているときのエイミーの姿…アンナがゴーグル(?)を着けているフェイスが愛らしいし!

リッシュマンの自伝がどんなものかは知らないけれども…今作を見たら環境系の人?って思っちゃう。若干強引かとも思える“開発&破壊”について、展開に必要なものだしまぁ納得。本気で環境を考える様な映画だったら何があるかねぇ?

グース達、どこまで“吹き替え”かも分からない、でもね、アカデミー撮影賞にノミネートする“彼ら”の映像美、暖かくなっちゃおう!

なお、昨年2015年、アンナが助演した「あの頃ペニー・レインと」を見たのだけど、作品は無茶苦茶良かった!アンナは何故同作に出たのか???な役であったが…。

あー、今度は何を見ようかなぁ!?toikunでした!バイバイ☆

2016/01/17

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