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カツ横流し 関連会社実質責任者「業者から買った」
1月17日 4時59分

カレー専門店の冷凍のカツが横流しされた事件で、関連先として16日に捜索を受けた、岐阜県羽島市の食品関連会社の実質的な経営責任者が、警察の任意の事情聴取に対し、カレー専門店を展開する会社から廃棄を依頼されていた愛知県稲沢市の処理業者からカツを買い取ったと話していることが警察への取材で分かりました。警察は横流しの実態について解明することにしています。
この問題はカレー専門店の「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋が廃棄処分を依頼した冷凍のビーフカツが処分されずに横流しされ、愛知県内のスーパーマーケットなどで販売されていたものです。
警察は、愛知県稲沢市の廃棄物処理業者「ダイコ-」が、処分したといううその内容を壱番屋側に伝えていたとして、今月14日に廃棄物処理法違反の疑いで、ダイコーの本社を捜索しました。
これまでの調べで、横流しされたビーフカツが入っていたとみられる空の段ボール箱が、岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」で見つかり、警察は16日に関連先としてみのりフーズを捜索し、実質的な経営責任者から任意で事情を聴きました。
警察によりますと、責任者は「ダイコーから冷凍のカツを買い取った」と話したということです。警察はみのりフーズの冷凍庫で保管されていた壱番屋以外の食品についても、任意で提出を受けたということで、横流しや保管の実態について解明することにしています。

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