尾木直樹氏、ゼミ生徒の早すぎる死悼む ブログで追悼
教育評論家・尾木直樹が“ママ”になったルーツ明かす
尾木氏は「キャリアデザイン学部尾木直樹ゼミの担当教授として、このような想像を絶する被害に遭い、その悔しさは表現する言葉も見当たりません。しかし、残されたゼミ生とともに入院加療中の仲間の一日も早い回復を願うとともに、亡くなった3人の意思を引き継いで一歩ずつでも前に進むことを誓い合っています」とつづり「どうぞみなさんのご理解とより一層のご支援を賜りますよう、担当教員としてお願い申し上げます」と呼びかけた。
以下、田中優子総学長のコメント全文
長野県軽井沢町で15日未明に起きたスキーバス事故で、本学の3名の学生が亡くなったと報告を受けました。誠に悲しく、残念でなりません。保護者のみなさまや友人のご心痛も、察するに余りあります。心より、ご冥福をお祈りいたします。
また、本学の7名の学生が重軽傷を負いました。そのほとんどが今でも入院中で、中にはまだ厳しい状況の学生もいます。心身の、一日も早い回復を祈っております。
充実した学生生活を送り、希望に満ちて未来を生きるはずであった学生たちの命を奪い、健康を傷つけた事故がなぜ起きたのか、二度とこのような事故が起きないよう、私たちの社会が責任を持たねばなりません。
学生のみなさん、私たち教職員は、いつもみなさんの安全と健康を心から願っています。卒業や試験を控えた時期ですが、ともに、事故に遭った学生たちのご冥福と回復を祈り、みなさん自身の未来のために、この悲痛な経験から多くを考え、学びつつ、落ち着いて一歩を歩んでください。
法政大学総長 田中優子