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長野松本に地ビール新会社 6月にも自社ブランド販売
松本市などで飲食店を経営する人たちが十二日、クラフトビール(地ビール)を醸造し、販売する新会社「松本ブルワリー」を設立した。地ビール会社は同市では初といい、当面は県内外の醸造所に製造を委託、六月にも自社ブランドのビールを販売する予定で、将来的には自社醸造所での醸造と販売も目指す。 新会社を設立させたのは、同市の林幸一さん(48)ら五人。林さんが社長に就任し、同市中央に事務所を設けた。「松本のビールを飲みたい」との市民や観光客の声を受け、昨年秋ごろに会社設立のための準備会をつくり、構想を練ってきた。 ビールメーカーで経験を積んだビール職人らを採用し、松本産のリンゴやブドウなどを使った独自のエールタイプのビールのレシピを考案。六月ごろには、委託生産した自社ブランドのビールを販売する。 委託生産のビール原料は、すべてが松本産ではないが、将来的には自社醸造所を市内に建設し、ほぼすべての原料を松本産にする意向だ。 林社長は「おいしい松本のビールを作るために、精いっぱい頑張っていきたい」と意気込んでいる。 (佐藤裕介) PR情報 |
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