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憲法改正「ぜひ仲間に入れてもらいたい」 おおさか維新・馬場幹事長、安倍首相の協力要請を快諾
おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は12日の記者会見で、憲法改正に向けた安倍晋三首相からの協力要請に対し「ぜひ仲間に入れてもらいたい」と述べ、応じる意向を示した。
馬場氏は「安倍政権の間は議論に乗らないという政党もあるやに聞いているが、われわれはそういう立場ではない」とも強調。安倍政権下の憲法改正に反対する民主党を暗に突き放した。
首相は10日放送のNHK番組で「未来に向かって責任感の強い人たちと(発議に必要な)3分の2(の勢力)を構成していきたい」と述べ、おおさか維新を名指しして連携に期待感を示している。
馬場氏は会見で、統治機構改革のための改憲に優先的に取り組んでいく党の立場を説明。その上で「政治家である以上、足跡を残すのが最大の仕事だ」と述べ、憲法改正を重視する首相の提案に賛意を示した。
一方、おおさか維新は政府・与党とは是々非々で向き合う構えだ。馬場氏は記者会見で「バラマキ」批判もある平成27年度補正予算案に反対する考えを示唆。与党との選挙協力も行わないと語った。