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 大阪・難波を拠点とするアイドルグループ「NMB48」の活動開始からの5年間を追った映画「道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48」が完成した。15日、大阪市中央区のTOHOシネマズなんばで披露上映会があった。29日から全国公開される。

 映画は、「アイドル不毛の地」とも呼ばれた大阪で誕生したNMB48がヒットチャートをにぎわす人気グループになるまでの、メンバーの奮闘や苦悩を記録したドキュメンタリー。朝日新聞で連載中の「NMB48の青春トーク」にも登場したメンバーらが直面した光と影を、大阪出身の舩橋淳監督が追いかけた。

 上映会でメンバー6人と舞台あいさつに立った中心メンバーの山本彩(さやか)さん(22)は「映画には私たちが必死にもがきながらも活動する理由や希望が詰まっている。私たちを知らない人の心にも響く作品になっていると思う」と語った。(大貫聡子)