登録 : 2016.01.15 23:43 修正 : 2016.01.16 06:08

日本軍慰安婦被害者だったことを初めて明らかにした故金学順さん(1997年7月25日撮影) =アン・ヘリョン氏 //ハンギョレ新聞社

 40年以上もの沈黙が破られた。1991年8月、金学順(キムハクスン)さん(当時67歳)は自らの顔を見せ、日本軍慰安婦被害者であることを明らかにした。 日本政府を相手に謝罪と賠償を要求する裁判を起こした。 韓国はもちろん日本全域を巡って日本が戦争中にアジアの女性に対して犯した醜悪な戦争犯罪を告発した。 ハルモニ(お婆さん)の金学順さんが暮らしていた小さな賃貸アパートの一室は、自ら全身で証言した日本軍慰安婦犯罪の博物館だった。 彼女は1997年に息をひきとるまで日本政府に向かって叫び続けた。 「日本軍慰安婦が戦争犯罪であったことを認め謝罪せよ」と。 写真は金学順さんが亡くなる直前の1997年7月25日に撮影されたものだ。ハルモニは5カ月後の同年12月16日に亡くなった。

アン・ヘリョン/写真家(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-01-15 19:11
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/726411.html 訳J.S(561字)

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