あなたにあったCPAPマスクの種類は??

 

あなたに合ったCPAPマスク選定方法とは??

CPAP療法がうまくいくかいかないかは、マスク次第と言っても過言ではありません。

一口にマスクと言っても様々な種類のものがあり、大きさも色々あります。

たとえば、こんな状況の場合はマスクの大きさや種類をチェンジするだけで、効果が出るかもしれません。

①フィット間が無く、良く眠れない
②でかぶれる
③空気が漏れる
④目や口が乾燥する
⑤鼻や喉が痛くなる

こんな場合は間違い無くマスクの大きさや種類が合っていません。
すべて、マスクに起因する症状です。

①②③の場合
⇒マスクが大きいor形状が合っていない・・・
ので、マスクの大きさorマスクの種類の見直しが必要

④の場合
⇒マスクの上下から空気が漏れている可能性があります。
サイズを見直しましょう。

⑤の場合
⇒冬季は空気が乾燥しますし、
マスクから冷たい空気が出てくることで鼻や喉が刺激されたりして、
過敏になってしまう事があります。

今様々な種類のマスクが出回っています。
こんなトラブルがある場合は、サイズはもちろんの事、種類についても
再検討してみてはいかがでしょうか?

あなたにあったマスクタイプは??

鼻タイプ

鼻マスク

鼻マスクタイプは鼻を覆うタイプで、
最も一般的なマスクです。
ヘッドギアを頭部にしっかりかぶることができますので、
安定性には優れますが、ヘッドギアをきつく締めすぎると、
鼻根部に跡が残ってしまったり、
締め付けによる皮膚炎を起こしてしまうリスクがあります。

鼻タイプのマスクは細かい種類がたくさんありますので、こちらもご紹介しますね。

下はフィリップス社の例です。
【ウィスプネーザルマスク(Wisp Nasal)】
軽量で接触面が小さく皮膚への刺激が少ないです。
視界が広がる事が人気の秘密です。
ウィスプネーザルマスク(Wisp Nasal)1
ウィスプネーザルマスク(Wisp Nasal)2

 

 

 

【トゥルーブルーネーザルマスク(TrueBlue)】
装着が簡単な種類で、ジェルタイプのため鼻に跡が残りにくいです。
シリコンですので、アレルギーの方は要注意です。
トゥルーブルーネーザルマスク(TrueBlue)1
トゥルーブルーネーザルマスク(TrueBlue)2

 

 

 

【イージーライフマスク(EasyLife)】
空気漏れが少ないのが特徴です。また、マスク締めすぎなくてもフィットします。
クッションが何層にもなっているので、
お手入れが少し大変な種類です。
イージーライフマスク(EasyLife)1
イージーライフマスク(EasyLife)2

 

 

 

【コンフォートフュージョンマスク(ComfortFusion)】
マスク装着も簡単です。お手入れもしやすいです。
人気のタイプです。
コンフォートフュージョンマスク(ComfortFusion)1
コンフォートフュージョンマスク(ComfortFusion)2

 

 

 

【コンフォートクラシックマスク(ComfortClassic)】
マスク装着も簡単です。
ポイントはおでこ部分が柔らかい形状(ジェル)になっていることです。
コンフォートクラシックマスク(ComfortClassic)1
コンフォートクラシックマスク(ComfortClassic)2

 

 

 

【コンフォートジェルマスク(ComfortGel)】
ジェルクッションにより密着性がよく、
体位変換が多い方に最適で少し重い種類のものです。
コンフォートジェルマスク(ComfortGel)1
コンフォートジェルマスク(ComfortGel)2

 

 

 

フルフェイスタイプ

フルフェイスマスク

鼻と口の両方を覆うタイプのマスクです。
鼻マスクでCPAPをつけると口を開けてしまう方向けですが、
多くの場合は、口を開けていても鼻で呼吸をしているそうです。
個人差はありますので、一度試されても良いかもしれません。
あまり見ない種類です。

 

 

ピロータイプ

ピローマスク

鼻腔に直接挿入して空気を送ります。
このマスクに対して高評価をお持ちの方が多い印象があります。
個人差はありますので、一度試されても良いかもしれません。

 

 

ハイブリットタイプ

ハイブリッドマスク

鼻と口にそれぞれ直接挿入して空気を送ります。
海外ショップにもそれほど品揃えが無い種類の為、
ニーズが少ない事が予想されます。価格帯も高くなりがちです。

 

 

口タイプ

口マスク

口に直接挿入して空気を送ります。
評価については、あまり事例が無い為、コメントがきません。
慢性的鼻腔閉塞の方には有効なマスクの様です。

 

 

あなたにあったマスクタイプは??

冒頭でもお伝えしている通り、
CPAP療法において、マスクサイズは非常に重要です。

マスクの種類が決まったら、次はサイズですね。

大きすぎると空気漏れの恐れがあり、小さすぎるとそもそも装着ができません。
また、締め付けが睡眠の妨げになります。

通院でCPAPをレンタルされている方は、
何かあれば、医師への相談が可能ですので、
状況に応じて、マスクサイズのチェンジも出来るでしょう。

ただし、これからCPAPの個人輸入を検討されている方にとっては、
マスクサイズの測定は非常に大切です。

まぁ、殆どの場合は、
「通院」⇒「CPAPレンタル」⇒「CPAPの扱いに慣れてきた」⇒「自己所有を検討」⇒「CPAP個人輸入」
というステップを踏まれるはずですので、大方ご自身のマスクサイズは
把握されているかとは思います。

ご自身のマスクサイズが不明な方にとっては、
マスクのサイジングは非常に重要です。

100%正確なサイジングは必須ではありませんが、ある程度(S、M、L等)のサイズ感の把握は必須となります。
以下は、レスメド社が発表しているサイズ測定シートです。
他のメーカーも概ねこのサイズにのっとっていますので、このシートを元にサイジングする事で大きな間違いを
犯すリスクを減らせます。

レスメド社のフォーマットを使用して、鼻マスクのサイジングを行います。
※あくまでレスメド社の鼻タイプマスクのサイジングです。他ブランドとの差異は発生します。

http://www.resmed.com/ja-jp/dam/documents/products/Mask/mirage-series/fitting-template/61858_mirage-quattro_fitting-template_glo_eng.pdf

 

 

以上、マスクの種類や大きさについてご紹介させて頂きました。

マスクを検討されている方は、
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