ニュース詳細
日米韓次官協議 中国の積極関与求めることで一致1月16日 20時09分
k10010374291_201601162006_201601162007.mp4
日本とアメリカ、韓国の外務次官協議が東京都内で行われ、北朝鮮の核実験を受けて、国連安全保障理事会で北朝鮮への有効な制裁措置を盛り込んだ新たな決議が採択されるよう、北朝鮮に強い影響力を持つ中国に積極的な関与を求めていくことで一致しました。
日米韓3か国の外務次官協議は、外務省の斎木事務次官、アメリカのブリンケン国務副長官、韓国外務省のイム・ソンナム(林聖男)第1次官が出席して、16日午後東京都内で3時間余りにわたって行われました。
協議では、先週の北朝鮮の核実験を受けて、国連安全保障理事会で北朝鮮への実効性のある厳しい制裁措置を盛り込んだ新たな決議が採択されるよう、北朝鮮に強い影響力を持つ中国に積極的な関与を求めていくことなどで一致しました。
協議のあと3人はそろって記者会見を行い、斎木次官は「北朝鮮による核実験は断じて容認できない。北朝鮮に対して強いメッセージを送り、さらなる挑発行動を防ぐためにも、日米韓の協力がこれまで以上に求められている」と述べました。
イム第1次官は「中国が北朝鮮の核実験に対して正しく対応し、強力な制裁措置に賛同するよう、関係国すべてが努力するものと信じている」と述べました。
また、ブリンケン国務副長官は「先月、韓国と日本が慰安婦問題で歴史的な合意に達したことを称賛したい。アメリカは最も重要な同盟国である日韓両国と、より強固で建設的な関係を築くことを楽しみにしている」と述べました。
このほか協議では、サウジアラビアとイランの対立が深まっていることなどを念頭に、ことし前半に中東情勢を協議する3か国の外務省の担当局長による協議を行うことで一致したほか、3か国の外務次官協議を今後も定期的に開催することを確認しました。
協議では、先週の北朝鮮の核実験を受けて、国連安全保障理事会で北朝鮮への実効性のある厳しい制裁措置を盛り込んだ新たな決議が採択されるよう、北朝鮮に強い影響力を持つ中国に積極的な関与を求めていくことなどで一致しました。
協議のあと3人はそろって記者会見を行い、斎木次官は「北朝鮮による核実験は断じて容認できない。北朝鮮に対して強いメッセージを送り、さらなる挑発行動を防ぐためにも、日米韓の協力がこれまで以上に求められている」と述べました。
イム第1次官は「中国が北朝鮮の核実験に対して正しく対応し、強力な制裁措置に賛同するよう、関係国すべてが努力するものと信じている」と述べました。
また、ブリンケン国務副長官は「先月、韓国と日本が慰安婦問題で歴史的な合意に達したことを称賛したい。アメリカは最も重要な同盟国である日韓両国と、より強固で建設的な関係を築くことを楽しみにしている」と述べました。
このほか協議では、サウジアラビアとイランの対立が深まっていることなどを念頭に、ことし前半に中東情勢を協議する3か国の外務省の担当局長による協議を行うことで一致したほか、3か国の外務次官協議を今後も定期的に開催することを確認しました。