遠藤が休場、十両転落へ　右足首捻挫で再出場せず

　大相撲の東前頭１１枚目の人気力士、遠藤（２５）＝本名遠藤聖大、石川県出身、追手風部屋＝が初場所７日目の１６日、休場した。師匠の追手風親方（元幕内大翔山）によると、先場所から痛めていた右足首は捻挫の症状で、状態が良くない。再出場はしない方向で、３月の春場所で十両へ転落することが確実となった。

　休場は左膝に重傷を負った昨年春場所以来、３度目。７日目に対戦が組まれていた輝は不戦勝。

　６日目まで１勝５敗と精彩を欠いた遠藤は２０１３年秋場所の新入幕以来、今場所まで１５場所連続で幕内を保ってきた。追手風親方は「仕方ない。また頑張るしかない」と話した。