2016-01-16

テキスト入力専用機としてiPad mini + Magic Keyboardお勧めする理由

この組み合わせで仕事として本をまるごと一冊書いている人間としての感想

iPad mini 4 16GB + Magic Keyboardの組み合わせでMacbook Air最安モデルの約半額で、macの快適なキーボードを使って高速で仕事ができ、電源がない場所でも一日中問題ない。

iPadは消費電力がPCより少ないので、スマホ用のモバイルバッテリを持ち歩けば、24時間電源なしでいける。

実感として、iOS仕事に使えないというのは、すでに過去の話になっている。

勤務先の事情によりつねにフルWindowsを使わなければならないという制限が外せる人は、重いノートpcACアダプタバタバタ持ち歩いたり、最近たくさん出始めている格安windows10タブレットキーボードカバーやらをつけて、安っぽいキーボードの打ちにくさを我慢しながら使う必要はもはやないと思う。

現在の組み合わせにたどり着く前に、Macbook AirWindowsノートWindowsタブレットAndroidタブレットChromebookPomera DM100を買って使ってみたが、常に以下のいずれかの点で問題があった。

バッテリーの持ち時間

携帯性と重さ

キーボードの快適さ

直感的な操作と速さ

オフライン環境での使用Chromebookは速くて快適だが、オフライン環境で起動するとログインすらできない)

日本語処理、多言語処理の甘さ

クラウド上でのファイル保管・同期

原稿へのスタイル適用(章タイトル見出しフォント変更、ルビ振り、レイアウト指定等)

上記の欠点をすべて補うのが最初に述べた組み合わせであった。

特にキーボードの選択は、一日8時間以上タイピングを続ける人間にとっては致命的であった。現在出回っているMicrosoftモバイルキーボードAmazon等での評価が高かったので全種類試してみたが、打鍵の快適さはMagic Keyboardに比べると、どれも3万円前後格安Windowsタブレットについてくるキーボードと変わりない。

携帯性と重さという点では、最初のうちはMacbook Airに満足していたが、やはりこの機械の独特のゴツゴツ感と肌触りの冷たさには最後まで抵抗があった。また、あのアダプタをつねに持ち歩くと、けっこうかさばるのである(あのアダプタの華奢な感じが携帯時に与える不安は、Macbook Airをずっと持ち歩いている人ならわかってくれるだろう)。

iPad miniの分解できるアダプタ&ケーブルは、カバンに入れるときに大きな安心感を与える。また、旅行中以外はそれすら持ち歩く必要がないことにあとで気づいた。

iPad mini 4 16GB + Magic Keyboardで約530g、好みのケースを付けて600 - 650g 、

テキスト入力メインでの動作時間体感で約8〜9時間といったところだ。

一方、最近話題になったキングジムの小さなpcポータブック XMC10は、本体重量が約830g、

動作時間は約5時間本日付での価格.com最安値は約9万円。

Surfaceをはじめとして、携帯性を重視したWindows機を最近各社がこぞって出しているが、サクサク動くスペックにして15 - 20万の価格帯を考えるとどれもライトユーザーにとっては高嶺の花だという感じがする。フルwindowsで1kg以下というのは、現時点でそんなに高い付加価値なのだろうか。

追記:

Docsオフラインでもほぼ完全な形で使えるはず

そういう評判をネットで読んでChromebookを購入して使ってましたが、オフライン環境で電源OFFから立ち上げるとゲストユーザーとしてしか使えず、いろいろ制限が多すぎて面倒なので結局売ってしまいました。

Google日本語入力はとてもよいと思いますが、問題は別の言語(欧文)との入力を組み合わせる場合です。Android端末と共通の問題ですが、特定言語(欧文)に特有しかも頻繁に使う引用記号などがChromebookでは瞬時に打てません。OS全体の言語設定を変えても無理でした。多言語処理が一番まともにできるのがmaciOSという消極的理由現在選択肢に落ち着いています

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