対北朝鮮強力制裁で連携

岸田外相と米韓次官が会談

2016年1月15日 20時38分

 岸田文雄外相は15日、米国のブリンケン国務副長官と韓国外務省の林聖男第1次官と外務省で会談し、国連安全保障理事会での強力な対北朝鮮制裁決議採択を目指し、日米韓の連携を強化する方針で一致した。中国が強引な進出を進める南シナ海問題についても意見を交わしたもようだ。

 岸田氏は会談で、北朝鮮の核実験について、国際社会への重大な脅威だと強く批判した上で「挑発行為に対して日米韓3カ国が一致結束して対処しなければならない」と強調した。

 ブリンケン、林両氏は16日に斎木昭隆外務事務次官と3カ国の外務次官協議を開催し、北朝鮮対応で具体策を探る。

そのほかの記事