自民、独自制裁強化を確認

対北朝鮮

2016年1月15日 13時52分

 自民党の拉致問題対策本部(本部長・古屋圭司元拉致問題担当相)は15日、党本部で会合を開き、北朝鮮による4回目の核実験を受け、日本政府が独自に科している制裁を強化するよう働き掛ける方針を確認した。拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表も出席した。

 古屋氏は冒頭「北朝鮮の核実験は許し難い暴挙だ」と述べた。

 飯塚氏は「北朝鮮が国際社会と共存共栄するには絶対に拉致問題を解決する必要があると思うように対応してほしい」と注文を付けた。

 加藤勝信拉致問題担当相は「強い圧力をかけながら対話の窓口を閉ざすことなく、全ての拉致被害者の一日も早い帰国に向けて全力で取り組む」と述べた。

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