米ロ首脳「北朝鮮に強力な対応」
電話会談で考え一致
2016年1月14日 08時27分
【ワシントン、モスクワ共同】オバマ米大統領とロシアのプーチン大統領は13日、電話会談し、北朝鮮の核実験は国連安全保障理事会決議に対する深刻な違反であり、国際社会が結束して「強力な対応」を取ることが重要だとの考えで一致した。両政府が発表した。
オバマ氏は北朝鮮に対する強力な制裁決議採決への協調を求めたとみられる。実験直後に安倍晋三首相や韓国の朴槿恵大統領ともそれぞれ電話会談しており、今後、中国への働き掛けを強める。
ローズ米大統領副補佐官は13日の記者会見で、北朝鮮の核開発は日韓だけでなく世界への脅威であり、米中が協力すべき最優先課題だと強調した。