最新のXeon E5 seriesとなる“Broadwell-EP”は今年中盤に登場するが、その一員であるXeon E5-2602 v4は周波数が5.10GHzと非常に高いものとなる。
このXeon E5-2602 v4のスペックですが周波数が5.10GHz(ただし、この数字は定格周波数かTurboBoost時の最高周波数かまでは明記されていない)であることに加え、L3キャッシュ容量が10MBであること、TDPが165Wになることが記されています。おそらくは高周波数でSingle-thread特化タイプの製品として用意されるのでしょう。コア数は明記されていませんが10MBというL3容量を考えると順当に行けば4-coreとなるはずです(ただし、過去にはコアのみを無効化・L3キャッシュは有効化し、少ないコア数ながら2.5MB×コア数よりも多いL3キャッシュを有するモデルもあったので、L3=10MBだから4-coreで確定というわけではない)。
このような少数コア・高周波数タイプの製品は以前にも出ており、古いところでは“Westmere”世代のXeon X5698が該当します。このXeon X5698はコア数は2-coreであるものの、周波数は4.40GHzと高く設定されています(なお、当時の“Westmere-EP”の最大コア数は6-core)。
なお、このXeon E5-2602 v4は特定OEM向けのみとされ、一般には出回らない模様です(このあたりもXeon X5698と共通するかもしれない)。
(過去の関連エントリー)
4.40GHz Dual-coreのXeon―Xeon X5698?(2011年3月13日)
北森瓦版へのURLリンクを貼られる方、及び文章を使用される方は以下を必ずご一読下さい。
北森瓦版における他WebサイトへのURLリンク貼付けと文章の使用に関して(2015年7月27日)
Tweet
PCパーツの通販は・・・
ソフマップ 1's TSUKUMO ネットショップ ドスパラ パソコン工房
(保守期間の都合などでレガシーなシステムの箱物だけリプレースするとき嬉しいのです)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)