【ヒューマン】
インタビュー中、愛くるしい笑みを浮かべながらも大きく澄んだ瞳にうっすらと涙が…。
大都会の東京で必死に生きる若者たちの恋愛模様を描く「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の撮影に奮闘中の有村が、張り裂けそうな“恋心”を告白した。
「昨日の撮影もただただ辛かったですよ。家に帰っても切ないし、きょうもまだ泣けそうな感じで…。役の上で相手を本当に好きにならないと、見てくれる方の感情は絶対に動かないと思う」と主人公に自らを重ねている。
「いつか-」は高良健吾(28)とのW主演作で、有村は幼少時に母親を亡くして北海道の親族に育てられた杉原音(おと)を演じる。育ての親に決められた結婚相手に心を開けない中、高良演じる運送会社で働く曽田練(れん)と出会い、2人は新しい生活を求めて上京する。
音と練は誠実で不器用な性格だけに「2人のかみ合わない会話が特徴で、少しずつ理解し合う過程を通じて『いとおしさ』を表現できるのでは」と分析。