ヤクルト・真中満監督(45)が15日、東京・有楽町のニッポン放送で『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』に生出演。昨季は左足の故障で出場15試合に終わったウラディミール・バレンティン外野手(31)の完全復活を期待した。
「報告では、やる気に満ちているらしい。本人も復活を期しているだろうし、ニュー・バレンティンが見たい」
番組ではリーグ2連覇と日本一を宣言した指揮官。“V2打線”に欠かせないのが、バレンティンの活躍だ。昨季は左アキレス腱(けん)の手術で出遅れた上に、シーズン初出場となった4月24日の巨人戦(神宮)の守備で、左大腿筋を肉離れ。9月に戦列復帰したが、15試合で打率・186、1本塁打、6打点に終わった。
通算154発をマークし、実績は十分。「バレンティンは相手から嫌がられる選手。コンディションを整えて1年間、故障せずにやってほしい」とフル出場を期待した。バレンティンは、自宅のある米国で2月1日のキャンプインに備えている。大砲の復活が、真中ヤクルトの何よりの“新戦力”になる。 (吉村大佑)
(紙面から)