2016.1.16 05:03

燕・真中監督、バレンティンに今季フル出場を厳命「故障せずに」

燕・真中監督、バレンティンに今季フル出場を厳命「故障せずに」

真中監督(前列右)はニッポン放送の番組に生出演。高田文夫(同左)、松村邦洋(後列左)、磯山さやか(同右)と野球談議に花を咲かせた (撮影・吉村大佑)

真中監督(前列右)はニッポン放送の番組に生出演。高田文夫(同左)、松村邦洋(後列左)、磯山さやか(同右)と野球談議に花を咲かせた (撮影・吉村大佑)【拡大】

 ヤクルト・真中満監督(45)が15日、東京・有楽町のニッポン放送で『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』に生出演。昨季は左足の故障で出場15試合に終わったウラディミール・バレンティン外野手(31)の完全復活を期待した。

 「報告では、やる気に満ちているらしい。本人も復活を期しているだろうし、ニュー・バレンティンが見たい」

 番組ではリーグ2連覇と日本一を宣言した指揮官。“V2打線”に欠かせないのが、バレンティンの活躍だ。昨季は左アキレス腱(けん)の手術で出遅れた上に、シーズン初出場となった4月24日の巨人戦(神宮)の守備で、左大腿筋を肉離れ。9月に戦列復帰したが、15試合で打率・186、1本塁打、6打点に終わった。

 通算154発をマークし、実績は十分。「バレンティンは相手から嫌がられる選手。コンディションを整えて1年間、故障せずにやってほしい」とフル出場を期待した。バレンティンは、自宅のある米国で2月1日のキャンプインに備えている。大砲の復活が、真中ヤクルトの何よりの“新戦力”になる。 (吉村大佑)

(紙面から)

  • 左足故障で昨季は出場15試合に終わったバレンティン