2016年1月15日(金曜日)19時から21時までの間、日比谷コンベンションホールで投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2015の結果発表&表彰式の第二部をお伝えします。第一部のインデックス投資アドバイザー カン・チュンドさんとトークライブについては以下のページをご覧ください。
【速報】投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2015(第1部 トークセッション) #foy2015
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このエントリーの目次
- 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2015結果発表
- ということで現地からお伝えしました。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2015結果発表
今回は159名の投信ブロガーが投票しました。昨年は119名でしたので、40名の増加となります。昨年は相場も良かったことから裾野が大幅に広がった感じですね。今年は知らんけどね。
投資信託のブログ|ファンドの海のイーノ・ジュンイチさんとフリーアナウンサーの浜田節子さんが司会で登場。
第10位 iシェアーズMSCI 日本株最小分散ETF
第9位 ひふみプラス
第8位 世界経済インデックスファンド
第7位 結い2101
第6位 eMAXISバランス(8資産均等型)
10位から6位のファンドについて
10位から6位の解説として、竹川美奈子さんとエムアットさんが夫婦漫才を開始しました。
竹川氏 前回エムアットさんにつっこんで可愛そうと言われたので今年は穏やかにいきたいと思います。昨年の上位10位のファンドは低コストのインデックスファンドが多数入っていますね。
昨年の特徴としてバランス型の投資信託が3本入ったということですね。また直販のアクティブファンドが2本入りました。
昨年の最大の関心事はVTが三連覇なるかということでしたが、4ポイント差で敗れ、会場はどよめきがありました。エムアットさんつけたしありましたか?
エムアット氏 世界経済インデックスファンドが入ったというのが特徴ですか。
竹川氏 10位のiシェアーズMSCI 日本株最小分散ETFですが、昨年上場したスマートベータのファンドです。
エムアット氏 最小分散を評価したということですね。毎年1本くらいマニアックなものが入りますよね。
竹川氏 9位のひふみプラスです。日本株のアクティブファンドです。レオスは直販のひふみ投信もありますが、こちらは販売会社を通じて販売しています。今はひふみ投信よりも残高が多いです。
昨年16位から9位に初めて10位にランクインしました。
竹川氏 第8位世界経済インデックスファンドです。バランス型のファンドですね。こちらは昨年7位から8位にランクインです。
エムアット氏 バランスファンドのブロガーのコメントは長い!!
竹川氏 もうちょっと取り上げていただければww
第7位は結い2101。直販型の日本株アクティブファンドです。今年に入って運用残高が増えているのはなぜですか?
エムアット氏 NHKに出てから受益者が極端に増えました。
竹川氏 コアファンが多いのですかね。
エムアット氏 投資哲学や運用スタイルが明確で目標とするリスクリターンをあげて運用していることなど評価されていますね。リスクを10%以下リターンは4%を目指して運用していますね。
竹川氏 eMAXISバランス(8資産均等型)ですが、バランスファンドですね。安定して資産が増えていますよね。昨年5位。今年は6位でした。
エムアット氏 幅広い資産に均等分散が評価されているようです。eMAXISというと、新興国がランクインする傾向がありましたが、支持者が増えたのでしょう。
ここで、竹川美奈子さんとエムアットさんが一旦下がって、いよいよ上位の発表です。
第5位 ひふみ投信
また竹川さんとエムアットさんが登場。
竹川氏 今年はひふみ投信とひふみプラスが両方ランクインです。びっくりポンですね。すいません。外しました。キャッシュ比率を柔軟に変更し、リスクを抑えてリターンを狙うアクティブファンドです。
ひふみプラスと違って直販であることと、長期で保有すると信託報酬が下がるファンドです。
2011年から5年連続10位にランクインしています。昨年6位から5位にランクインです。今年初めてレオスキャピタルワークスにご登壇いただくことになりますね。
エムアット氏 藤野さんの社長復帰で安心して持てるようになったということですね。
竹川氏 それはピーじゃないんですかww
エムアット氏 情報発信・開示も熱心ですよね。
ということで、竹川美奈子さんエムアットさんが下がり、レオスキャピタルワークスの藤野社長が登壇と思ったら、藤野さんがお越しになってないということで白水取締役に代わりに登壇して表彰状を受領しました。
白水取締役の挨拶
「みなさまこんばんは。藤野は10分会が早く進んでいるため、間に合いませんでした。このような賞をいただき、誠にありがとうございます。苦節7年、はじめてFOYの会場でお礼を申し上げることができました。ありがとうございます。4年連続してR&Iのファンド大賞を受賞しておりますが、情報開示等を評価していただき5位に入れたことは大変うれしいことです。
良い投資信託は良いお客様が付くと言われます。皆様が良い情報を発信していただけるからこそ、評価していただけたのかと思います。引き続きひふみ投信&ひふみプラスをよろしくお願い申し上げます。」
第4位 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
セゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが4位にランクイン。竹川美奈子さん、エムアットさんがまたご登壇。
竹川さん 4位に入ったセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドです。一時期凄い流出があったのですが、最近は安定していますね。
1014億円まで純資産額が増加していますね。
2007年に1位で、そこの後順位は急落しましたが、昨年目出度く3位にランクイン。今年は1つポイントを落して4位にランクイン。
エムアットさん 初心者向けのファンドであることと、信託報酬が下がったことを評価されたのかと思います。
竹川さん 下げたのはバンガードですけどね(場内笑)
セゾン投信中野社長が来場しています。表彰状はrennyさんから授与です。
中野社長の挨拶
「昨年楽しみにしていたのですが、インフルエンザにひっかっかってしまい。今年も週末8度2分になってしまったのですが、幸い普通の風邪で檀上に立つことができました。2007年の1位は呼ばれなったので、このような舞台に立つことが初めてで記念すべき年となりました。セゾン投信として、何よりも欲しい賞が、こちらのファンドオブザイヤーなんです。生活者の方が選んだものだから価値があると思っています。お金のやり取りが無い!来年もぜひ登壇したいと思っております。めんどくさくて考えたくないという方に8割の満足を提供するために作ったファンドです。これからもご愛顧いただければと思います。
竹川さんが信託報酬を引き下げたという話がありましたが、自動で引き下がったわけでは無く、バンガードと大変な交渉をして信託報酬を引き下げましたので、そこを評価していだければと思います。末永くよろしくお願いします。」
第20位から11位の結果
毎回思いますが、第20位から11位までの発表が現地ポートを作成する身としては大変辛いです。理由は、この10本がスクリーンに映し出される時間は1分に満たないことから、間違いがあるかもしれません。公式発表で相違がありましたら訂正します。
第20位ニッセイ日経225225インデックスファンド
第19位<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
第18位バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
第17位トレンド・アロケーション・オープン
第16位eMAXIS 新興国株式インデックス
第15位SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン
第14位野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型
第13位SMT グローバル株式インデックス
第12位<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
第11位セゾン資産形成の達人ファンド
第3位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
おっと、VTが3位。会場がどよめきました。また夫婦漫才の開始です。
竹川さん でちゃいましたね。3位に。海外国籍のETFが初登場です。昨年2位から1つ順位を落としてしまいました。
、バンガード・インベストメンツ・ジャパンマーケティング部の金野さんが登壇して表彰状と盾の授与式となります。
金野さんの挨拶
「ありがとうございます。去年は3連覇を狙っていまして、2位だったので動揺をかくせなかったのです。今年はコスト革命ということでVTがどうなるのか心配だったのですが、3位にランクインすることができました。バンガードが海外に拠点を出すときに、競合他社が経費を下がるというバンガードエフェクトという現象が起きますが、日本に進出してバンガードエフェクトが来たのではないかと僭越ながら思いました。低コストでの投資を日本の投資家の皆様へ提供することにより、資産形成のお助けをできればと思っております。VTはブロガーの皆様にリーサルウェポンとの評価をいただいておりますので、来年もこの場に出れるように頑張りたいと思います。」
藤野社長が間に合ったので続いて挨拶となりました。
藤野社長の挨拶
「ありがとうございます。表彰できることを嬉しく思います。最初はここに来る権利がある聞いてインデックスファンドじゃないのに貰えるとは思いませんでした。いろんな意味で厳しい目を持っている皆様に選ばれたのは嬉しく思います。私は世界経済はインデックス投資は良いと思っていますが、日本市場においては、トピックスが最悪だと思っています。
アベノミクスは苦手な相場でした。大型株中心で上がる相場だったので、苦しい3年間でしたが、今年になってマーケットが崩れてきていますので、インデックスに勝つためにはいい相場になってきたかなと思います。インデックス派の方を少しでも趣旨替えさせられればと思います。」
第2位 三井住友・DC全海外株式インデックスファンド
会場すこしどよめきました。今回初登場。
竹川さん またインデックスに戻りますよ。これは日本を除く全海外株式のインデックスファンドとなります。
エムアット氏 信託報酬が圧倒的に安い(0.27%)を評価されたのではないでしょうか。
竹川さん 一般で販売できるようになってブロガーの間で大いに盛り上がっていましたよね。
エムアット氏 え、あっと。
竹川さん すいません、息が合いませんね(会場笑)
エムアット氏 コスト競争のきっかけを作っていただいたことなど評価されたようですね。
竹川氏 社長が変わられてから、かなり攻めていますよね。今後も攻めていただければと思います。
三井住友トラスト・アセットマネジメント上山執行役員が登壇しました。
上山執行役員の挨拶
「私どもの会社は、会社として初めてファンドオブザイヤーに選んでいただきました。誠にありがとうございます。最初に招待状を頂いたときは冗談かなと思いました。名前のとおり確定拠出年金向けのファンドですが、我々が考えていたのは一般の方が買える投資信託が無いか考えていたのですが、DC向けのファンドがあるじゃないかということで、おろすときはコスト革命を考えていたわけではありません。他社に恨まれるかなと少しは思いましたが。
最近いろいろやっておりますので、直販のホームページなどご覧いただき、引き続き応援よろしくお願いします。」
第1位 <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
おめでとうございます。2連覇達成です。
竹川氏 2位が73ポイントで、1位213ポイントですので圧倒的大差をつけての圧勝です。ニッセイも信託報酬引き下げを考えているという報道が出て、おかげさまで、今年はニッセイアセットマネジメト待ちということで、投票動向が遅くなりました。純資産も順調に増えていおります。ちなみに今まで3連覇はどのファンドもしておりません。
エムアット氏 信託報酬の引き下げを評価した方が多いようですね。また授賞式に来てくれるのかというのも注目されているようですね(場内笑)
竹川氏 今年はニッセイアセットマネジメントさんがお越しになっているのかどうか皆さんご関心があるかと思います。
な、なんと、ニッセイアセットマネジメントの上原取締役執行役員がご来場です!!
上原取締役執行役員の挨拶
「この度2年連続して頂戴しありがとうございます。また昨年欠席したことをお詫び申し上げます。決してインフルエンザではありません(笑)
どうしてコストの引き下げをしたのかということをお話しようかと思います。三井住友トラスト・アセットマネジメント様のDCが2位に入っています。実は19位に<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)はDC向けのファンドでした。今では資産規模も増えておりますので、当社がDCファンドの草分け的存在であると思います(場内笑)
<購入・換金手数料なし>という名前は、ノーロードというものが商標登録されているため、敢えて日本語で勝負しました。晴れて昨年1位をいただき、今年も1位をいただき大変ありがいと思います。昨年三井住友トラスト・アセットマネジメント様がDCを投入するということで、ニッセイアセットマネジメントがどうするのかというお声がありました。低いインデックスファンドを更に下げることは大変なことなのです。簡単な方法は委託手数料を下げるという方法です。それでは、いろいろとご意見があるかと思いますので、受託手数料を下げるというウルトラCではなくウルトラDをやりました。コストを下げるメリットは大きいものですから、今後も引き続きご支援をいただければと思います。」
運営委員長rennyさんの挨拶
皆様お疲れさまでした。2015年はコスト革命など大きく動きまいたが、さらにコスト革命は続いております。
今回受賞されてた各社の皆様には、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2015を受賞したことを積極的にアピールしていただければと思います。もちろん無料です。
ブロガーがもっともっと増えてくれることを期待して、来年も楽しみにしていただければと思います。本日はありがとうございました。
授賞式記念撮影
<あとでアップする予定です。>
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ということで現地からお伝えしました。
ということで現地からは以上となります。ほぼリアルタイムでタイピングしているため、誤字脱字があれば訂正いたします。また、記事公開後、時間を見つけて加筆する予定です。
関係者各位お疲れ様でした。
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