いつもブログを見て頂き、誠に有難うございます。
今回は、「種子の発芽毒」について申し上げます。
先日、江部康二医師の記事により、
改めて発芽毒の恐さを知りました。
そこで、
再度、調べてみました。
多くの先生方や研究所などの機関が、発芽毒について警告しておりました。
西原克成医学博士(元東京大学医学部口腔外科教室講師)が
以下のようにおっしゃっておられます。
「種子(玄米、ひえ、あわ、きび、大豆など)には、
その子孫を守るための動物に食べ過ぎられないように
身を守るメカニズムや、土の上に落ちても腐ることなく、
やがて発芽に適した季節になると芽を出すことができるように、
栄養成分を貯蔵して決して外に出さないというメカニズムが働いています。
その因子が、アブシジン酸やフィチン酸です。
・アブシジン酸【abscisic acid(ABA)】は、
テルペノイドの構造を持つ植物ホルモンであり、
発芽抑制因子として働き、植物の発芽を調節しています。
≪作用≫ミトコンドリア毒(ミトコンドリアに影響を及ぼす毒)と呼ばれています。
ミトコンドリアは、エネルギー代謝に大切な重要細胞小器官です。
体温調節などの働きをしています。その活性が低下すれば、低体温になります。
低体温になると、不妊(体温が0.5℃下がると妊娠しなくなります。)
ガン(ガンは低体温で活発化。つまりガン細胞内のミトコンドリアは機能低下)
体内のすべての酵素の働きが低下し、免疫力が低下します。そして
死に至ります。
・フィチン酸【phytic acid】は、
フィチン(フィチン酸とミネラルの混合塩で水溶性)の形をとり、
強いキレート作用で、リンをはじめとして
多くの金属イオン(カルシウムやマグネシウム等のミネラル)と強く結合しております。
≪作用≫フィチンのキレート作用のために吸収が阻害されてしまうのです。」
根本武雄氏(正常発芽用水中精米発芽玄米の特許申請者)は、下記のようにおっしゃっておられます。
「アブシジン酸(ABA)には、
細胞活性抑制、発芽抑制、老化促進、毒素などの作用がある」
アメリカ合衆国国立科学研究所会報に発表された論文
『アブシジン酸はサイクリックADP(アデノシン二リン酸)―リボースを二次メッセンジャーとす
るヒト顆粒球における内因性サイトカインである』(PNAS2007;104:5759-5764)
によれば、人体に対しABAの作用で、
ヒト顆粒球(白血球の一種)で食作用が活発化し、
活性酸素や一酸化窒素が多量に産生され、
生体細胞内のミトコンドリアが損傷され、結果的に様々な病気の原因になると言うことです。
最後までお読み頂き誠に有難うございました。
しばらく、発芽毒について調べて書きたいと思います。
皆様も、玄米や雑穀、豆類を食べている方は、しっかりと発芽毒を取り除いてくださいね。
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