おはよう
大阪は晴れ、
大阪市のヘイトスピーチ法が成立に近づいた。これが通ると大阪市で、大阪内で撹乱をもくろむ外国人勢力を排除しにくくなる。欧米はまだ共産中国や外国のスパイ活動や国内を混乱させる行為に対して敏感だから、よい。が、日本はそういうものを規制するものがない。彼らを野放しにしないように、国内干渉者を排除する法律があわせて必要である。
大阪市がヘイトスピーチ法を審議中
私は過度な人種や民族差別はよいとは思わない立場だ。が、国外追放処分にあたるようなことをした者に『日本から出てゆけ』というのは日本人の平均的な意志であり、合法と考える。そういうものまで取り締まる恐れがあるこの規制は、出来がひどく、反対である。
これは言論活動を制限するもので質が低いものはよろしくない。ヘイトスピーチの定義が、あいまいだ。他にも適用範囲が広すぎて、あまりに杜撰な代物。概要を見るとそう感じた。
ヘイトスピーチの概要 (大阪市の条例要項案の概要より)
ヘイトスピーチの定義
『(1)対象
ヘイトスピーチの対象は、人種又は民族に係る特定の属性を有する個人又は当該個人の属する集団に向けられたものとします。
(2)要件
ヘイトスピーチというための要件として、「社会からの排除等といった目的性」、「侮蔑・誹謗中傷といった態様面」及び「不特定多数の者が表現内容を知り得るといった対象者の不特定性」の3つの要件を設けます。
(3)拡散活動
表現活動そのものだけでなく、表現活動を記録した印刷物やDVD等の頒布・販売や上映、インターネット動画サイトへの投稿など元となる表現活動の拡散活動も対象とします。』
『社会からの排除』は、『日本から出てゆけ』といったものを規制するものだろう。『侮蔑・誹謗中傷』は『**人はきもい』と悪口のようなものを規制する。3つめは大勢に知らせることがいけない、という規制だ。
しかし、外国人犯罪者が、法律に照らして、国外追放と予想される時、『日本から出てゆけ』というのが要件にあたるのかといった問題が残る。犯罪者は社会から出て、収監されなくてはならない。これら犯罪者に対して、『このシャバ(社会)から出て、獄で反省しろ』というのは許容される。これらは、例外として認めなくてはいけないだろう。
つまり、要件は不足する。『法律に沿った言論等は規制しない』と付け足さなくてはいけない。そうでなければ、犯罪者の外国人に、『本国に帰れ』といった途端に、この条例の審査対象にならないとも限らない。それでは訴訟の乱発が懸念される。
これは一つの案にすぎないが、要件をもっと増やすべきである。
『ヘイトスピーチ該当性等についての審査会による審査の前置
〜〜ヘイトスピーチ該当性等について学識経験者等で構成される大阪市ヘイトスピーチ審査会(以下「審査会」という。)の意見を聴くこととします。』
審査会は左翼系の学者が固まって入るものだ。そういう会の偏向が生じないように配慮しなくてはならない。
『方策の対象となるヘイトスピーチ
(2)市域外で行われたものであって、
ア 市民等に関するもの(他市町村で市民等に対するヘイトスピーチが行われた場合など)
イ 市域内で行われたヘイトスピーチを市域内に拡散するもの(市域内で 行われたヘイトスピーチをインターネットで公開する場合など)』
これは、完全に市外で行われたものを規制する行為であり、市内しか範囲でないという条例を逸脱する。例えば、この条例では海外で大阪市のヘイトスピーチが日本語で拡散するようなサイトがあると、それも大阪市は取り締まらなくてはならない。しかし、それは外国への国内干渉であり、越権行為(法律用語でなんというか知らないが)である。
この部分は、法律を知らない者が書いたとしか思えない条文である。悪法である。条例で制限できるのは、市内のサイトだけだろう。市域外のを規制するのは無理がある。いわんやインターネット上の海外サイトを法律で取り締まるのは無理なのである。まさか、それを目指しているのではだろうか。そんなサイトの閲覧も市内は禁止するつもりなのだろうか。
市外で行われた国内のヘイトスピーチはたとえ、大阪の外国人や特定民族(日本以外はアイヌしかいない、沖縄は地域で民族とは言わない)がヘイトされようとも、大阪市が規制することはできない。
つまり、これら条文は、法律の素人の私にすら、明確な問題点が多々みられる。専門家が作ったとはとうてい思えないような代物である。
法律の原案も読んで見たが、人種や民族以外への過度な『ヘイトスピーチ』を規制するものがあり、そこは大丈夫かな、と思う。
大阪市で実験させて、その可否を判断しようということで、大阪で行われたのだろう。
これは、おそらく修正前の概要なので、こんなにいい加減なのだろう。しかし、成立しそうなのもあまり変わっていないようだ。こんな低品位な法律では、大阪の法学者が全国から3流と言われてしまう。即刻、修正すべきである。
哲学の話--許容力は、本人の能力の現れ。高い能力をもつ人ほど、多くの物事を物事を許し、認め、受け入れることができる。高い能力をもつ人ほど、細部にわたり悪を把握して、それが生じないようにする。
本日の被害
目の内側がやや痛む。鏡で見るとかなり腫れる。赤く腫れた部位もある。
以上