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【SMAP解散騒動】キムタク残留の裏に妻・工藤静香の“暗躍”
2016年01月15日 05時00分

キムタクの残留の裏で決定的な役割を果たしたとささやかれる工藤

 SMAP解散にあの女性が“暗躍”か? 各方面に激震が走った人気グループSMAPの解散騒動は13日、ジャニーズ事務所がメンバー4人の独立などについて「たしかに、この件について協議・交渉がなされている事実は存します」と認めたことで、さらに波紋が広がった。NHKも「一部メンバー 独立検討」と放送し、海外でも「国民的ショック」と報じられた大騒動は本紙既報通り、4人が事務所を去り、木村拓哉(43)だけが残留する流れだ。キムタクの決意をめぐっては、妻・工藤静香(45)による水面下での暗躍が浮かび上がった。

 本紙昨報のように、SMAP解散問題の根底にはグループ育ての親・I女史の勢力と、「嵐」などを担当するジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子副社長とその母メリー喜多川副社長の勢力によるライバル関係が横たわる。

 I女史が取締役を務める同事務所の子会社「ジェイ・ドリーム」を辞めたことで、長年の“後継者争い”から一気にSMAP分裂騒動に発展。独立ではなく分裂→解散と報じられたSMAPに、天下のNHKや海外メディアまでもが反応する大騒動となっている。

 木村は、なぜ他のメンバーの意思に反して残留を表明したのか。

「1年前の週刊文春のインタビューで、メリー副社長から『踊れない』と罵倒されたメンバー全員は、それがきっかけでI女史とともに歩むという意思に傾いたともいわれていました。昔からI女史よりも(社長の)ジャニーさんという意識だった中居でさえ、その意向だった。まして、I女史の戦略に傾倒しているキムタクだけが残るというのはちょっと考えられなかった」(芸能関係者)

 ネットなどでは“木村の裏切り行為”と非難の声も上がっているが、この決意は100%本人の意思でもないようだ。木村の意思を「I女史とともに独立」から「ジャニーズ残留」へと覆させたのは、妻の静香だったという。

 ジャニーズタレントの家族は、自ら『○○の妻』『○○の弟』などといったコネクションを売りにした活動はご法度。静香も例外ではなく、結婚してから前に出ることなく、夫である木村を裏で支えてきた。

「I女史管轄のSMAPにいながら、メリーさんに対して盆暮れ(のあいさつなど)は欠かさず、時には一緒に食事をしたり、密に連絡を取り合うほど本当に仲がいいんですよ。そのメリーさんから静香へ『木村を残留させよ!』という“説得工作指令”もあったでしょう。もっとも静香自身もジャニーズ以外の芸能界の重鎮クラスを知っているから、夫が置かれている立場を考慮したといわれています。芸能界でのバランスを考えて『夫は残留した方がいい』と判断したのでしょう」(ある芸能プロ関係者)。以前から、静香の判断に間違いはないと全幅の信頼を置いている木村。妻の意向に沿うのは、ある意味必然だったのかもしれない。

 なんといっても独身で身軽な他のメンバーとは異なり、ただ1人の妻帯者なのだから、将来を計算するのは当たり前ともいえる。

 5人全員が反旗を翻すと思われた1年前の状況とは打って変わって、木村だけが残るとの意思を知ったメリー氏は大喜びしている。

 あるテレビ局関係者によると「昨年末にもメリーさんはあちこちで『木村はいい奥さんをもらった!』『静香はできた嫁だ』と絶賛しまくりで、他のタレントを嫉妬させていたそうです」。

 一方、I女史とともに離脱の道を選択した4人は揺れ動いたという。

「当然頼るべきところは他の大手事務所となりますが、事務所の幹部からは『ジャニーズを辞めたタレントを使うテレビ局がどこにあるのか?』と諭されたそうです。それでジャニーズへ残るという意思を示したようですが、一度反旗を翻したものを簡単には受け入れられないのが事務所の基本スタンス。だからこそ、どう収めるか『協議』しているのでしょう」とは前出の芸能プロ関係者。

 芸能界にも「たら、れば」はないが、もし木村も一緒に離脱し「SMAP独立」となっていたら、どうなっていたか。

「5人の意思が揃っていたら、こうはなってないでしょう。となると、分裂を引き起こしたのはメリーさんであり、陰で夫の木村を説得した静香ということになるのでしょうか。メリーさんにすれば、先に残留を表明した木村をかわいがるのは当然だし、離脱を表明した4人に冷たく当たるのも仕方ないでしょうね」とは前出の関係者。

 SMAPが独立できなかったことで、I女史の立場は行き詰まった。「昨秋、I女史が担当だったキスマイ(Kis―My―Ft2)などのグループも担当替えしてますからね。I女史に付いてくるタレントはゼロとなった。完全に孤立してしまいました」(同)。果たしてSMAPの行く末は…。

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