この記事が読んで欲しい方へ届くかどうかわかりませんが、あまり後悔しない自分が今も後悔している事を書きます。
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若い時に知っておきたかったと後悔していること
私が若い時に知っておきたかった事は、「自分が限界だと思っていたり、不可能だと思っている事、果たしてそれは本当に不可能なのか?」という事です。もう一歩深く考えてみて「どうすればそれが可能になるか?」を考えてみることの大切さです。それはきっと人生を変えることになります。
伝えたい事はこれだけです。以下、例え話です。
私は小学校の頃から英語をずっと勉強してきました。
皆が放課後にサッカーをしたり、ゲームをしたりするのを横目に英語を勉強しに行っていました。
そのおかげで中学から高校に入るまで常に英語はトップクラスの成績でした。また、大学に入ってからも英語で苦労する事はありませんでした。
ただ、残念だったのは当時の英語学習は受験英語で、語学としての実用的な英語を学べていない実感がありました。
そこで、大学生になった時に両親に「留学したい。」と言ってみたんです。自分の中でせっかくここまで英語を勉強してきて、あとは生の英語文化に触れれば英語のスペシャリストになれる謎の自信がありました。
しかし両親の返事は否定的なものでした。治安の問題や資金の問題があったのだと思います。
私は不本意でしたが、両親の意見を聞き入れ、留学は諦めました。
これが私の人生で大きな後悔になっています。
その後、知人が借金をして留学をしたり、高収入のアルバイトをしてお金を貯めて留学をしたりする話を聞きました。借金をしてまで留学する。当時の私にはその発想と、何とかできないかともう一歩踏み込む行動力がありませんでした。
留学から帰って来た知人は私の想像どおり発音と日常会話をマスターし、ネイティブの方と楽しそうに会話していました。その後同じ机で学んだ友人は、その道のプロとなりました。
今になって思えば、借金をしてでも行っておくべきだったと思います。当時の私には、両親の反対はとてもショックで、小学校から友人が楽しそうに遊ぶのを羨ましく感じながらも我慢して、雨の日も風の日も雪の日も勉強してきた自分の人生を否定された気分でした。
もちろん両親に対しては昔も今も感謝しています。それはそれです。
今からでもまだ間に合う?確かに間に合います。今からでも留学できない事もない。
ただ、今の自分の人生は、自分だけの人生じゃないという部分が違っています。妻もいて、娘もいます。
それに思春期に聞くパンクロックのように、ある年齢の時に特に強烈に響く体験ってあると思っています。
だから若い人には知っておいて欲しいんです。人生を賭けてもいいくらい好きな事、又は人生の大部分を費やしてきたことはありますか?
スポーツでも、音楽でも勉強でも何でも良いです。
ぜひもう一度考えてみて下さい。
「無理だと思ってること、それ本当に無理?」
できる方法があるかもしれません。