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欧州株式市場 大幅下落 原油安など懸念
1月16日 6時12分

15日のヨーロッパの主な株式市場では、原油価格の下落に歯止めがかからないことへの懸念などから幅広い銘柄で売り注文が増え、フランクフルトで株価指数が2.5%余り下落するなど株価が大きく値下がりしました。
15日のヨーロッパの主な株式市場では、原油価格の下落に歯止めがかからないことへの懸念に加え、中国・上海市場で株価が大きく値下がりしたことで中国経済の先行きに警戒感が広がり、幅広い銘柄で売り注文が増えました。
この結果、主な市場の株価指数は前の日の終値と比べて、フランクフルト市場で2.5%余り下落したのをはじめ、パリ市場で2.3%余り、ロンドン市場で1.9%余りそれぞれ下落するなど、株価が大きく値下がりしました。
また、15日のロンドン原油市場では、イランの経済制裁が近く解除され、石油の輸出が増えるという観測が広がり、国際的な指標の1つ、北海産の原油の先物価格は、一時、およそ11年11か月ぶりの安値を付けました。
市場関係者は「投資家の間でリスクを避けようという動きが強まるなか、当面は中国の金融市場の値動きや原油価格の動向に左右される神経質な展開が続きそうだ」と話しています。

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