2016年1月16日08時37分
祖父母を殺したと自首し、祖母(64)への殺人容疑で逮捕された千葉県君津市内の県立高校2年の男子生徒(17)が、県警の調べに対し、殺害について「ゲームで興味を持った」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は16日にも、祖父(67)に対する殺人容疑で再逮捕する方針。
県警によると、男子生徒は昨年12月26日に自首。警察官が祖父母宅に駆けつけると、祖母は2階で背中を刺され、祖父は1階で頭と首を傷つけられて死亡していた。男子生徒は翌27日、祖母への殺害容疑で逮捕された。祖父母宅からは血のついたつるはしやナイフ、金づちが見つかっており、県警は凶器とみている。
捜査関係者によると、男子生徒は調べに「祖母、祖父の順に殺した。祖父ともみあいになった」などと話し、祖父に対する殺害容疑を認めているという。また男子生徒は「ストレスを解消するため、人を殺すことを思いついた。祖父母への恨みはなかった」とも話しているといい、県警は動機について詳しく調べる。
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部
PR比べてお得!