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「9月まで」SMAP キムタク除く4人、Iマネジャー交え激論

サンケイスポーツ 1月16日(土)7時0分配信

 SMAPの分裂、解散危機騒動が勃発した13日に木村拓哉(43)をのぞくメンバー4人とチーフマネジャー、Iさん(58)が集合し、「ジャニーズとの契約が終了する9月まではSMAPとしてやっていこう」と合意していたことが15日、分かった。複数の関係者の話を総合すると、話し合いは深夜までおよび、草なぎ剛(41)はほぼ徹夜の状態でテレビ朝日の情報番組をはしごで生出演したという。

 SMAPの分裂、解散危機が報じられ、ジャニーズ事務所が“危機”を認めた13日、日本中が騒動を知ることとなった。関係者によると、それを受けて、リーダーの中居正広(43)が芸能界の大物からアドバイスを得た後、木村をのぞく4人とIさんが連絡を取り合い、東京都内某所に集結。

 2月末にジャニーズを退社するIさんは、自身が芸能界からきっぱりと身を引く意向を伝え、4人にジャニーズに残ってSMAPを存続させるよう訴えたという。その言葉を重く受け止めた4人は、膝をつき合わせて徹底的に話し合った。

 話し合いは深夜にまでおよび、25年一緒にやってきた“SMAP愛”を確認。ジャニーズとの契約が終了する9月まではSMAPを続けていく結論でまとまった。

 主演ドラマ「スペシャリスト」(木曜後9・0)のPRのため、翌14日早朝から3番組にはしご出演することになっていた草なぎは、話し合いが長引いたため、ほとんど寝ない状態でテレ朝に向い、生放送に臨んだという。

 ただ、4人は直接、メリー喜多川副社長(89)と話ができないため、弁護士を立てて接触しようと試みているが、メリー氏は頑として4人の残留を受け付けない状況が続いている。

 4人にとって、メリー氏と唯一コンタクトが取れる木村が頼みの綱になっているが、木村も残留を決断した12月以降、4人とまともに話ができない状況に追い込まれたことなどから、感情的なしこりが残っており、メリー氏との橋渡しはできていない。

 仮に4人がメリー氏の許しを得て、全員がジャニーズに残ることになっても、SMAPは単に名前だけが残る状態で、25周年の今年、ニューアルバム発売やコンサートツアーができる確率は非常に低そうだ。

最終更新:1月16日(土)8時25分

サンケイスポーツ