SMAP中居、独立なら争奪戦!芸能プロ幹部、司会は「名人芸」
2016年1月16日6時0分 スポーツ報知
今後のグループの方向性については予断を許さない状況が続くSMAPが、「グループ分裂」という最悪の事態を招いた時、最も動向に注目が集まるのが、卓越したトーク力を武器に多数の番組で司会を務める中居正広(43)だ。
中居は15日、都内で日本テレビ系「ナカイの窓」(水曜・後11時59分)の収録に臨んだ。関係者によると、普段と変わらない様子で、淡々と撮影に臨み、騒動について触れることはなかったという。午後10時頃、収録を終え、足早に車に乗り込むと猛スピードで報道陣を振り切った。収録に参加していたタレントのヒロミ(50)はブログで「元気そうで、なにより」とつづった。
日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」、TBS系「中居正広の金曜日のスマたちへ」など、現在、テレビ、ラジオの単独レギュラー番組は6本を持つ。NHK紅白歌合戦の司会を6回(07年は紅組で)務めた経験に加え、タモリ(70)、笑福亭鶴瓶(64)、石橋貴明(54)らビッグネームはもちろん、番組スタッフの信頼も厚い。
その実力は誰もが認めるところで、独立となれば、複数の芸能事務所が中居を放ってはおかないのは確実。芸能プロ幹部も「新人からあそこまで育てるのは難しい。彼の努力があったからこそだけど、そつなくスタジオを回すテクニックは名人芸の域。あれだけ嫌いな人がいないのも珍しい」と語る。
今回の騒動は、ジャニーズ事務所の内輪もめに巻き込まれたという見方もできる。世論もSMAP分裂回避の声が高まりを見せている。分裂か、回避か、SMAPは次回契約の9月まで8か月を残す。中居の、そして、メンバーの去就に注目が集まる。
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