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ジャカルタのテロ ISの計画把握も防げず1月16日 6時31分
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インドネシアの首都ジャカルタで起きたテロ事件で、過激派組織IS=イスラミックステートが今回のテロを計画していることを政府の情報機関が去年11月に把握したものの捜査が難航し、テロが実行されるのを防げなかったことが分かりました。
インドネシアの首都ジャカルタの中心部で14日に起きたテロ事件では、男らが爆弾を爆発させたあと市民を銃撃し、外国人を含む2人が死亡、24人がけがをしました。
事件のあとISのインドネシア支部を名乗る組織が犯行を認める声明を出し、警察はシリアでISの戦闘員として活動するインドネシア人の男がテロを計画し、国内のIS支持者とともに事件を起こしたとみています。
15日に記者会見したインドネシア国家情報庁のスティヨソ長官は、ISが今回のテロを計画していることを去年11月に把握していたことを明らかにしたうえで「クリスマスや年越しに向けて警戒を強めていた」と述べました。しかし捜査が難航し、今回テロを実行した5人の男たちを事前に特定することができず、テロを防げなかったということです。
5人は警察との銃撃戦などで死亡しましたが、警察は15日、実行犯の協力者とみられる男2人を逮捕し組織の実態を調べるとともに、ほかにも事件に関わったISの支持者がいるとみて捜査しています。
事件のあとISのインドネシア支部を名乗る組織が犯行を認める声明を出し、警察はシリアでISの戦闘員として活動するインドネシア人の男がテロを計画し、国内のIS支持者とともに事件を起こしたとみています。
15日に記者会見したインドネシア国家情報庁のスティヨソ長官は、ISが今回のテロを計画していることを去年11月に把握していたことを明らかにしたうえで「クリスマスや年越しに向けて警戒を強めていた」と述べました。しかし捜査が難航し、今回テロを実行した5人の男たちを事前に特定することができず、テロを防げなかったということです。
5人は警察との銃撃戦などで死亡しましたが、警察は15日、実行犯の協力者とみられる男2人を逮捕し組織の実態を調べるとともに、ほかにも事件に関わったISの支持者がいるとみて捜査しています。