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竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記 ハードカバー – 2013/7/11

5つ星のうち 4.8 272件のカスタマーレビュー

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商品の説明

出版社からのコメント

youtubeで本書の内容を紹介した動画をごらんいただけます。

【動画】竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記
http://www.youtube.com/watch?v=OvpMNB9dnnY


「竹林はるか遠く」感想文に見る壮絶な引き揚げ体験
http://www.youtube.com/watch?v=zIu5RKuUSrs

内容(「BOOK」データベースより)

終戦直後の朝鮮半島と日本で、日本人引き揚げ者が味わった壮絶な体験を赤裸々に綴る、息もつかせぬ、愛と涙のサバイバルストーリー。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • ハードカバー: 236ページ
  • 出版社: ハート出版 (2013/7/11)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4892959219
  • ISBN-13: 978-4892959219
  • 発売日: 2013/7/11
  • 商品パッケージの寸法: 18.5 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8 272件のカスタマーレビュー
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2,074 人中、2,029人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 taka #1殿堂トップ50レビュアー 投稿日 2013/7/11
内容は、終戦直後の激動を生き抜ぬいた著者一家の奇跡と感動の物語である。
現在のソ連国境に近い北朝鮮から、日本にたどり着くまでの過程で何があったかが、子供の目線(著者は当時11歳)で描かれている。

その中で、韓国側が問題視する、日本人女性が朝鮮人に強姦されるシーンが描かれている。
「私たちは京城をでなければいけない。朝鮮人の男たちが、藪の中へ女の人たちを引きずっていくのを見たし、若い女性に乱暴しているのも見たわ」(111頁)。
「男たちの集団は去ったが、彼らは悦楽を求めて人々の間をよろよろ歩き、そして娘たちを見つける度に外へ引きずり出した。たびたび女たちの悲鳴が響いた」(118頁)。
また、朝鮮人が、日本人を殺したうえで金歯まで抜いている記述もある(129頁)。
死人から金歯を抜くなど、まさにアウシュビッツ収容所で行われていたことと全く同じである。

こうした事実の存在を韓国側が認めないのは理解できない。
著者の兄が親切な朝鮮人に助けられたことに関しての記述があるように(第11章)、著者は反朝鮮の立場ではなくあくまで中立的立場でこの本を書いており、事実をでっちあげるようなことをしていないのは明白である。
事実を事実として受け止めず、韓国はただ被害者であるという主張をするのは
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694 人中、678人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ZZ 投稿日 2013/7/12
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この本が手に届いて、4時間程度で一気に読破しました。
その位面白く、考えさせられました。

まず、この本は「反韓」ではなく、
著者も仰っているように、「反戦」がテーマです。

この本では、敗戦直前〜直後の混乱期を描いています。
抗日パルチザン軍、ロシア軍、市井の朝鮮人などの攻撃だけでなく、
帰国後の日本人による差別なども描かれており、
当時の状況をかいま見れる、貴重な資料とも言えるでしょう。

この本は韓国政府、韓国関係団体が提唱しているような、偏った本ではありません。
そういう解釈は著者も、訳者も望んでいないと思います。

ただ逆に、こういう文献を今まで抑え込んでいた、という事実が、
韓国だけでなく、米国内の反日運動家、
そして日本国内の運動家による影響を物語っているように感じます。
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1,694 人中、1,651人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 スカーレット 投稿日 2013/7/11
あらすじは、本の紹介に書かれているとおり、太平洋戦争の敗戦が濃厚となった朝鮮半島から、11歳の少女とその家族が逃げ出す際に体験した壮絶な体験を綴った物語です。
衝撃的な体験と、息もつかせないような緊迫感、そして最後は感動するサバイバルストーリーは、是非実際の本を読んでもらいたい内容です。

ここでは、本書が持つ2つの歴史的な意味を指摘しておきたいと思います。

◎ 歴史的な出来事を世に広くしらしめる書
第二次世界大戦の悲惨な出来事を、世間に広く知らしめるのに大きく貢献した書物がある。
その代表的なものは、ナチスのユダヤ人狩りを少女の眼を通して綴った『アンネの日記』であり、広島の
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283 人中、277人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 しげる 投稿日 2013/7/14
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一気に読みました。朝鮮から引き揚げてくる家族の苦難が生々しく描かれています。
京城に向かう汽車から、まるで物のように投げ捨てられる死者など
もし自分が経験したら、一生モノのトラウマになりそうな........

伝わってくるのは、戦争の悲惨さ、恐ろしさ、愚かさ、家族と離れ離れになる辛さ、悲しさです、その中でも
心優しい親切な人が出てくると心温まります(これは日本人、朝鮮人両方出てくる)。
と同時に、この人の経験した苦難を思えば、自分も贅沢を言ってはいけないな、という反省にもなります。
そういう意味でも、ぜひ多くの人に読んでもらいたいですね。

この作品は、著者が言われるように、「個人や民族を傷つけるためのもの」でなく、
戦争の悲惨さを伝えて、心から平和を願うためのものなんだろうと
実際に読んでみて、よく感じられました。
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