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【プロ野球】

阿部にキャンプ別メニュープラン 由伸監督が本人と会談して決定

2016年1月15日 紙面から

阿部のキャンプ別調整プランなどを明かした高橋監督=ジャイアンツ球場で(園田佳子撮影)

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 巨人の高橋由伸監督(40)が14日、川崎市のジャイアンツ球場で、翌日のスタッフ会議に向けた首脳陣の打ち合わせに出席。復活をかける阿部慎之助内野手(36)の宮崎キャンプでの処遇をめぐって、本人と直接会談する考えを明かした。阿部が望めば、1軍で別メニュー調整させるプランが濃厚だ。

 主砲復活は覇権奪回のための最重要事項。指揮官は「あくまで予定だけど」と前置きした上で、「阿部あたりは別でやらせてみようかな。1軍で別枠をつくってもいい」と話した。阿部がグアムでの自主トレから帰国後、本人の意思を確認する。

 入団から捕手一筋だった阿部も、昨季は打撃に専念するため主に一塁手として出場。相川の離脱により捕手を任される場面もあったが、プロ入り最少83安打と振るわず、規定打席にも到達しなかった。巨人再生の要としては主砲の復活が必須。高橋監督はチームの主砲にしっかりと調整の時間を与える方針だ。

 高卒2年目の岡本や、新人の桜井(立命大)、重信(早大)、中川(東海大)の3選手に関してキャンプ1軍入りを視野に入れていることも明かした。若手を積極的に試す一方、阿部にはじっくりと時間を与え万全の状態が整うのを待つ。相川、鈴木らのベテランも、別メニューを容認する考えだ。「キャンプ中での入れ替わりも当然」。11、13、14日には紅白戦を予定。チーム内の競争をあおり、まず宮崎でV奪回の礎を築く。 (園田佳子)

 

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