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「壱番屋」以外の食品も横流しか 岐阜県が調査
1月16日 6時33分

「壱番屋」以外の食品も横流しか 岐阜県が調査
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カレー専門店を展開する「壱番屋」が、廃棄処分にしたはずの冷凍のカツが処理業者から横流しされていた問題で、カツを買い取っていた岐阜県羽島市の食品関連会社から冷凍の鳥肉やマグロなど、壱番屋以外の食品が大量に見つかりました。会社側は同じ業者から購入したと話していて、岐阜県は横流しされていた可能性もあるとみて製造者などを調べることにしています。
この問題は、カレー専門店の「CoCo壱番屋」を展開する「壱番屋」が愛知県稲沢市の廃棄物処理業者「ダイコ-」に廃棄処分を委託した冷凍のビーフカツが横流しされ、スーパーマーケットなどで不正に販売されていたものです。
食品を買い取っていた、岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」に対し、岐阜県が15日立ち入り調査を行ったところ、カツ以外にも冷凍の食品が大量に見つかったということです。
具体的には▽鳥のもも肉136箱に、▽マグロ49箱、▽骨つきフライドチキン20箱などで、壱番屋の製品ではないということです。これについて会社の責任者は、すべて「ダイコー」から買い取ったと説明したということです。
岐阜県は、壱番屋以外の業者の食品も横流しされていた可能性もあるとみて、製造者や入手したいきさつを調べることにしています。
一方、愛知県によりますと、「ダイコー」の責任者は、今月13日の聞き取りに対して、ビーフカツの一部を横流ししたことを認め「こういうことは初めてだ」と釈明したということですが、その後、連絡が取れていないということです。

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