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民主 共産との連携は党内に異論 難しい判断も1月16日 6時15分
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民主党執行部は夏の参議院選挙を巡って、共産党から野党側の候補者を一本化するための協議に応じるよう求られていますが、共産党との連携には党内に異論があるほか、最大の支持団体の連合も慎重で、今後、難しい判断を迫られることも予想されます。
夏の参議院選挙を巡って、民主党や共産党などは、定員が1人の「1人区」を中心に野党側の候補者を一本化することを目指していますが、共産党が、安全保障関連法を廃止するための「国民連合政府」の樹立構想を前提としているのに対し、民主党は構想を前提とすることに否定的で、両党間の協議は行われていません。
これについて、共産党からは「協議開始が先送りされればされるほど、野党共闘の実現は難しくなる」という懸念も出ていて、志位委員長は、民主党執行部に対し、協議に応じるよう強く求めていく考えです。
一方、民主党内では、夏の参議院選挙で改選を迎える議員らを中心に、共産党との連携に期待する声がある一方、理念や政策が違うとして拒否感を示す議員も少なくありません。さらに、民主党の最大の支持団体である連合は、神津会長が15日、岡田代表らとの会合で「共産党が最初から輪の中に入っているというのは違うと思う」と述べるなど共産党との連携には慎重で、民主党執行部が今後、難しい判断を迫られることも予想されます。
これについて、共産党からは「協議開始が先送りされればされるほど、野党共闘の実現は難しくなる」という懸念も出ていて、志位委員長は、民主党執行部に対し、協議に応じるよう強く求めていく考えです。
一方、民主党内では、夏の参議院選挙で改選を迎える議員らを中心に、共産党との連携に期待する声がある一方、理念や政策が違うとして拒否感を示す議員も少なくありません。さらに、民主党の最大の支持団体である連合は、神津会長が15日、岡田代表らとの会合で「共産党が最初から輪の中に入っているというのは違うと思う」と述べるなど共産党との連携には慎重で、民主党執行部が今後、難しい判断を迫られることも予想されます。