ＮＹダウ 一時５００ドル以上値下がり

1月16日 5時28分

１５日のニューヨーク株式市場は原油の先物価格が値下がりしたことなどを受けて幅広い銘柄に売り注文が集まりダウ平均株価は、一時、５００ドル以上値下がりして取り引きされています。

１５日のニューヨーク株式市場は中国・上海の株式市場が大きく値下がりしたことや原油の先物価格が再び１バレル＝３０ドルを割り込んで下落していることから、リスクを避けようと幅広い銘柄に売り注文が集まりました。
このためダウ平均株価は、一時５００ドル以上値下がりし、取り引き時間中としては中国経済への懸念をきっかけに世界的な同時株安となった去年８月以来の安値を付けました。
市場関係者は「前日にひとまず上昇した原油の先物価格が再び１バレル＝３０ドルを下回ったため、先行きへの不透明感が強まり、投資家が手持ちの株式を売って比較的安全な資産とされるアメリカ国債や日本円などを買う姿勢を強めている」と話しています。