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海保 ”118番知ってる” 36%にとどまる
1月16日 5時05分

海保 ”118番知ってる” 36%にとどまる
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警察の110番にあたる海上保安庁の118番を知っている人は、ふだん海の仕事や釣りになじみのない人の場合、全体の36%にとどまっていることが分かり、海上保安庁は、番号の周知に力を入れることにしています。
警察の110番や消防の119番にあたる海上保安庁の118番は、海の事故や事件を速やかに通報できるよう16年前の平成12年に運用が始まりました。
この番号について、海上保安庁は先月、初めての全国調査を行いました。その結果、118番を知っている人は、漁業や港湾関係者では89%に達したものの、釣りをしている人では63%に下がり、さらに、ふだん海の仕事や釣りになじみのない人の場合は全体の36%にとどまっていることが分かりました。
また、去年1年間に受けた通報はおよそ47万件に上りますが、海の事故や事件に関する通報はおよそ5000件にとどまり、全体の99%は間違い電話やいたずら電話などでした。
中には、スマートフォンの隣り合うボタンに誤って触れ、電話してしまうケースもあるということで、海上保安庁は、118番のゴロにあわせ今月、1月18日から1か月間、番号の周知に力を入れることにしています。
海上保安庁の田中勇壮政策評価係長は「118番は1分1秒でも早く対応するための重要な手段で、広く知ってもらうとともに、適切に利用してほしい」と話しています。

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