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われ万死に値す―ドキュメント竹下登 単行本 – 1999/9

5つ星のうち 3.5 8件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「私自身顧みて、罪万死に値する…」平成四年、衆議院予算委員会の証人喚問で竹下はこう述懐した。その“罪”とは何か。前妻の自殺、父との確執、野心と隠忍、「竹下王国」の錬金術、そして、金にまみれた秘書たちの死…。にこやかな仮面の下に、竹下は何を隠蔽してきたのか―。出身地・島根県に密かに伝えられる「タブー」をはじめ、“ホメ殺し”皇民党事件をめぐる衝撃の背景を明らかにする。

内容(「MARC」データベースより)

妻の自殺、父との確執、野心と隠忍、「竹下王国」の錬金術、金にまみれた秘書たちの死、そして皇民党事件…。政治家・竹下登が隠蔽してきた深き闇。自ら「罪万死に値する」と述懐した宰相の深層に迫るノンフィクション。

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登録情報

  • 単行本: 231ページ
  • 出版社: 新潮社 (1999/09)
  • ISBN-10: 4104325015
  • ISBN-13: 978-4104325016
  • 発売日: 1999/09
  • 商品パッケージの寸法: 19.6 x 13.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5 8件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 88,818位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

5つ星のうち 3.5

最も参考になったカスタマーレビュー

2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 禁鳥 投稿日 2012/10/18
形式: 文庫
もちろん竹下さんの評伝なので、
彼が島根の造り酒屋にうまれてから
内閣総理大臣という日本国の最高権力者に
上り詰めるまでの過程が必要十分に描かれております。
根回し&気配りみたいな「ムラ」の政治家というか、
古い自民党の粋を集めたような政治の手法が垣間見えます。

ということもありつつ、
実のところ印象に残ったのは、
「ホメ殺し」という技法の持つ凄みですね。
右翼団体皇民党の方々が街宣車を駆って
「日本一金儲けのうまい竹下さんを総理にしましょう」などと
大音量で喧伝して走り回るという有名なあれですけれども。

本作によればこの手法は
「古今東西の戦史に造詣が深い高松の老右翼」が発案した
「ほめながら実際にはけなす」という技法であったということで。
ストレートな攻撃に対しては組織の内部が緊張してまとまるが、
「ホメ殺し」は滑稽なムードを生み出すから内部を弛緩させる。
その上、右翼にゼニやって褒めさせてるぞと言われる
というような発想だということです。

「右翼にゼニやって」と思う人はあんまりいなそうですが、
確かにこの方法は実に効果的だと思われます。
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 カスタマー 投稿日 2002/5/15
形式: 文庫
故竹下登元首相が島根県時代から首相になり、その後のキングメーカーとなり、やや影響力が薄らぐまでを書いている。著者はその過程で竹下登のいわば「暗部」を含めて書き出し、日本社会の「暗部」を書き出そうとしている。政治家のスキャンダルがマスコミで絶え間無く喧伝されている中、改めて日本人の一人として、リーダーを選ぶ上でなにが貴重なことなのかを考えさせらる。さらに、これは平成11年に発表されたものだが、今なお日本は変わっていない気にさせられる。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 21世紀のケインジアン 投稿日 2009/1/11
形式: 文庫
本書では、故竹下登元首相が島根県時代から首相になり、その後のキングメーカーとなり、政界を引退するまでを書いている。著者はその過程で竹下登のいわば「闇」を含めて書き出し、日本政治・社会の「闇」を書き出そうとしている。 読みやすく、コンパクトにまとまっており、これを読めば、政治家 竹下登の軌跡を一通り知ることが出来るだろう。

 竹下氏は最初の妻と、長年の金庫番の青木秘書の二人を自殺で亡くしている。その重みや政界でのいろいろな闇がこの人には終生ついて回った印象である。読後感は、何故かうす寂しいものであった。
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13 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 カスタマー 投稿日 2000/11/10
形式: 単行本
竹下氏を評する言葉としては沢山ある。「根まわしの名人」「永田町の脚本家」などなどある。そのなかでも最も有名なのは「言語明瞭意味不明」というものだ。先日氏が亡くなられたときに、ある政治家はコメントとして「彼ほど明瞭なほどはいない」と言っているが果たしてどうなのだろうか。少なくとも「言語明瞭意味不明」といった冠をつけていたのは事実だ。この本は他の竹下氏を描いたものとは一線を画すのは明らかだ。政治家以前の話、そして頂点を極め、死ぬまでの権力者の一生が描かれる。野中広務氏、青木幹雄氏の両氏が竹下氏亡き後の権力者になっている。この彼らも竹下氏の下で育ってきた。戦後政治を体現した男、現代政治にまで影響を持つ男の壮絶な一生を綴った本。
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