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バス会社が事実と異なる書類 特別監査で判明1月16日 2時02分
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長野県で起きたバス事故で、バスを運行していた東京・羽村市の会社が事実と異なる書類を作成していたことが、国の特別監査で分かり、国土交通省は、不適切な安全管理が行われていた疑いがあるとして詳しく調べることにしています。
この事故で国土交通省は15日、バスを運行していた東京・羽村市の「イーエスピー」に対し、道路運送法に基づく特別監査に入りました。
その結果、バスが事故を起こし目的地に到着しなかったにもかかわらず、道路運送法に違反して、すでに運転手の点呼を済ませバスの運行を終えたとする事実と異なる書類を作成していたことが分かったということです。
また、今回の事故で、会社が運転手に走行ルートを指示するための「運行指示書」には出発地と到着地だけが書かれ、どのようなルートを通るのかについては記載がなかったということです。
さらに今回の事故以外のケースでも、法律で搭載が義務づけられ、走行中の速度や時間などを自動的に記録する装置に記録用紙が入っていなかったり、運転手の免許証を管理する台帳や休憩時間などを記した乗務記録に記載漏れが見つかったりしていて、国土交通省は、不適切な安全管理が行われていた疑いがあるとして16日も特別監査を行って詳しく調べることにしています。
この会社は、国による去年2月の通常の監査で、13人の運転手のうち10人に必要な健康診断を受けさせていなかったことなどが分かり、今月13日、行政処分を受けています。
その結果、バスが事故を起こし目的地に到着しなかったにもかかわらず、道路運送法に違反して、すでに運転手の点呼を済ませバスの運行を終えたとする事実と異なる書類を作成していたことが分かったということです。
また、今回の事故で、会社が運転手に走行ルートを指示するための「運行指示書」には出発地と到着地だけが書かれ、どのようなルートを通るのかについては記載がなかったということです。
さらに今回の事故以外のケースでも、法律で搭載が義務づけられ、走行中の速度や時間などを自動的に記録する装置に記録用紙が入っていなかったり、運転手の免許証を管理する台帳や休憩時間などを記した乗務記録に記載漏れが見つかったりしていて、国土交通省は、不適切な安全管理が行われていた疑いがあるとして16日も特別監査を行って詳しく調べることにしています。
この会社は、国による去年2月の通常の監査で、13人の運転手のうち10人に必要な健康診断を受けさせていなかったことなどが分かり、今月13日、行政処分を受けています。