改造車や関連部品の展示会「東京オートサロン」が15日、千葉市の幕張メッセで開幕した。国内外の自動車メーカーや関連企業など計447社が出展。走行性能を高めたり、個性的な外観に仕立てたりした改造車やコンセプト車880台が会場に並んだ。17日まで。
年1回開催で34回目となった今回は出展社数、台数とも過去最多。熱心なファンを中心に来場者は年々増えており、入場者数は前回初めて30万人を超えた。改造車の展示会としては世界最大規模という。
国内メーカーでは、ホンダがスポーツカー「シビック タイプR」やミニバン「ステップワゴン」などを独自に改造。日産自動車はスポーツカー「GT-R NISMO」や電気自動車(EV)「リーフ」などの改造に取り組んだ。マツダはコンセプトカー「LM55 ビジョン グランツーリスモ」を出展した。ワゴンやスポーツタイプ多目的車(SUV)の改造車も存在感を増した。(共同)