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米12月の小売0.1%減 年末商戦いまひとつ
1月16日 0時09分

アメリカの個人消費の重要な指標として注目される先月の小売業の売り上げ高は、ガソリン価格の値下がりや暖冬の影響で冬物衣料の売れ行きが低迷したことから、前の月に比べて0.1%減少し、年末商戦はいまひとつの結果に終わりました。
アメリカ商務省が15日発表した、先月の小売業の売り上げ高は、およそ4481億ドルで、前の月より0.1%減少しました。
分野別に見ますと、先月は、スポーツ・娯楽品、飲食店などで売上げが増加しましたが、ガソリン価格の値下がりで「ガソリンスタンド」の売上げが大きく減少しました。
このほか、暖冬の影響で冬物衣料の売れ行きが低迷し「衣類やアクセサリー」も減少して、アメリカの年末商戦はいまひとつの結果に終わった形です。
これについて市場関係者などの間では、去年の新車の販売が過去最高を記録するなど雇用情勢の改善に伴って、個人消費は改善基調にあるという見方を維持しています。ただ、年明け以降の大幅な株価の値下がりなど金融市場の不安定な動きが、消費者心理に影響しないか注視しています。

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