真央⇒皆さん、こんばんは。
羽生⇒こんばんは、羽生結弦です。
プルシェンコ⇒ハロー!エブリバディー。
アイムエフゲニー・プルシェンコ。
ウエルカムトゥNHKトロフィースペシャルエキシビション!3人⇒第2部始まります。
生字幕放送でお伝えします船岡⇒NHK杯フィギュアスペシャルエキシビションです。
世界のトップスターたちによる一日かぎりの夢の競演。
会場は岩手県盛岡市アイスアリーナです。
場内アナウンス
NHK杯フィギュアスペシャルエキシビション第2部を始めてまいりましょう。
東北出身として自分の演技で少しでも被災地の皆さんに元気を出してもらえるように日々頑張っていきたいと思います。
そんなメッセージを伝えてくれた彼女の元気いっぱいのプログラムをご覧ください。
本郷理華さんです。
シニアに本格的に参戦して2シーズン目の19歳。
本郷理華選手です。
ジェニファー・ロペスの「レッツ・ゲット・ラウド」。
アップテンポな曲に合わせてのエキシビションです。
♪〜今シーズンはグランプリシリーズの中国大会で2位、全日本は4位と健闘しました。
2年連続世界選手権出場を決めています。
♪〜
拍手
あの東日本大震災から3月でまもなく5年を迎えます。
本郷理華選手は宮城県仙台市出身です。
東日本大震災を忘れず貴重な出会いを大切に過ごしていきたい。
そして皆さんの貴重な時間にスケートを楽しんでもらえたらという話をしています。
今回のエキシビションにはNHK杯の歴代優勝者などトップスケーターたちが数多く参加しています。
鳥海⇒こんばんは。
ことしは東日本大震災から5年を迎えます。
明日へつなげようを合言葉にして世界を代表するスケーターの皆さんが大集結しました。
一夜かぎりの夢の共演が実現しました。
この番組を進行しますアナウンサーの鳥海貴樹です。
浅田舞⇒浅田舞です。
よろしくお願いします。
早速、スケートリンクのすぐ脇このスタジオにゲストに来ていただきました。
豪華な皆さんです。
豪華すぎるスリーショットですね。
先ほどタイトルコールもしていただきました羽生結弦選手エフゲニー・プルシェンコ選手そして浅田真央選手です。
よろしくお願いします。
なかなか見ることができないですよ。
会場の皆さんからも拍手がありましたね。
羽生選手にとって今お隣にいらっしゃるプルシェンコ選手というのは憧れの存在だと聞いたんですけれども。
羽生⇒もちろん、そうですね。
今でもそうですし、スケートをやっていて、オリンピックで金メダルを取りたいと強く願ったのは本当に彼のスケートのおかげです。
真央選手もプルシェンコ選手を尊敬しているんですよね。
真央⇒本当に憧れでもあり尊敬している選手です。
多くの選手の皆さんがプルシェンコ選手のことを尊敬しているんですよね。
今、プルシェンコ選手はこのようにお二人から言われましたけれどもどんなふうに感じていますか?プルシェンコ⇒こんばんは。
拍手
英語
すごい2人のスケーターに私も挟まれていますね。
世界屈指の選手2人、結弦は今や私のヒーローですよ。
結弦は長いつきあいで小さいころから見ています。
ずっと子どもだった結弦がオリンピックで金メダルを取って何よりもアスリートとして大成している。
今言えるのは健康第一ですよ。
羽生選手、いかがでしょうか。
羽生⇒このことばは何回も何回も聞きましたけれども隣で言われるのは初めてなのですごい恐縮しています。
なかなかこんなにも近くでお互いのことを話すことはないと思うんですけれどもプルシェンコ選手、真央選手について何か思うことはありますか?
英語
真央さんはフィギュアスケートの女王です、クイーンです。
フィギュアスケートのクイーンというだけでなくこれからの幸運も祈っていますしトリプルアクセル2つどんなコンビネーションジャンプであっても真央ちゃんだったら何でもできると私は信じています。
うれしいことばですね。
真央⇒はい。
そして羽生選手は新年早々被災地の岩手県大槌町を訪れました。
5年たとうとしている今羽生選手はどんな思いなのか教えてください。
羽生⇒5年という、本当に長いような短いような月日がたちましたがまだまだ傷痕が残っている地域もたくさんありますしそれと同時に一つ一つ前に進んでまた一人一人の思いを本当に受け取りながら進んでいる方々がいらっしゃいました。
本当に楽しく、そして元気をもらえたそんな被災地訪問になりました。
子どもたちや、多くの皆さんと触れ合ったんですよね。
いろいろパワーをもらったりということはありましたか?本当に僕以上に元気な子どもたちがたくさんいて何か、被災地の未来を見ているような気がしました。
拍手
そして真央選手は、5年たとうとしている今、どんなことを思っていますか?真央⇒私は去年被災地のほうに伺ったんですけれども私もいろいろ感じることはありますけれどもきょう、こうしてスペシャルエキシビションという形で滑らせてもらえるので精いっぱい心を込めて滑りたいと思います。
拍手
多くの方がパワー、元気をもらうと思います。
せっかくですからちょっと質問を聞きたいなという感じがするんですけれどもどなたかこの3人の中で質問したい方いらっしゃいますか。
お互いに質問したいことがありますか?羽生さんの手が挙がりました。
羽生⇒試合でノーミスを繰り返すためにはどうやったらいいですか?プルシェンコ選手。
すごい質問ですね。
英語
英語
プルシェンコ⇒結弦さん何をおっしゃるんですかオリンピックチャンピオンが。
皆さんは新世代、全く違う惑星から来た方だと私はきのうのインタビューでも申し上げていたんですね。
その調子で努力を重ねていくこともちろんなさると思います。
この間のグランプリファイナルでも世界記録樹立ジャンプも完璧でしたけれど練習でのルッツなどを見ていると今後、大会で決めるんだろうなと思っていますよ。
そして真央からは何が質問があったりしますか?真央⇒プルシェンコ選手も羽生選手も4回転というのがいちばん強いものかなと思うんですけれども5回転というのはどうなんでしょうか?プルシェンコ⇒私が年長者なので先に答えましょう。
英語
プルシェンコ⇒未来には5回転というのはありうることです。
5回転の前にまずは全種類の4回転を結弦さんは跳ぶんじゃないかなと思います。
ほかのスケーターがそれを跳び始めるとただそれは結弦さんになるんじゃないのかな。
4回転半を跳ぶでしょう20年先、50年先になったら5回転もありうることです。
100年前は、まだこの競技は1回転2回転という時代でした。
未来は明るいと思います。
羽生⇒うれしいんですけれどもとにかく言われたとおりまず健康第一にしてそれで4回転半を頑張って練習したいなと思います。
常に挑戦を続ける3選手に被災地に向けた力強いメッセージをお願いします。
羽生⇒復興に向けて一人一人が本当にいろいろな思いを込めて努力をしていると思います。
一歩一歩頑張ってください。
そして僕たちも応援し続けます。
続いてプルシェンコ選手、お願いします。
プルシェンコ⇒皆さん、心を強く人生を楽しんでください。
そして皆さんのためにわれわれ一人一人がきょう滑ります。
拍手
最後に浅田選手お願いします。
浅田⇒人生は乗り越えなければいけない壁がたくさんあると思うんですけれども私も乗り越えていきたいと思いますので、皆さんも頑張って一緒に乗り越えていきましょう。
拍手
ありがとうございました。
お三方ありがとうございました。
皆さんにまたこのあと演技を見せていただきたいと思います。
続きましては、全日本ジュニア連覇の樋口新葉選手です。
場内アナウンス
ここからは全日本ジュニアチャンピオンの演技を続けてご覧いただきましょう。
スピード感あふれるスケーティングとダイナミックなジャンプが魅力の彼女。
きょうも明るく元気いっぱいの元気をお届けします。
樋口新葉さんです。
船岡⇒15歳になったばかりの中学3年生、樋口新葉選手です。
メーガン・トレイナーの「オール・アバウト・ザット・バス」耳にはヘッドホン、手には雑誌です。
♪〜軽快な音楽を聴いているうちにその音楽の世界に飛び込んでいくというプログラムです。
♪〜放送席には浅田舞さんです。
本当にジャンプが力強い選手ですよね。
非常にダイナミックなジャンプが持ち味のそしてスピード感もすごいですね。
先月の全日本選手権で2位。
2年連続で全日本の表彰台に上がった中学3年生です。
♪〜
拍手
非常にリズミカルなエキシビションのプログラムでした。
去年は世界ジュニアで3位。
銅メダルを獲得しました。
そして2年連続の世界ジュニア出場をすでに決めています。
最後は雑誌を持ってリンクに上がってきました。
これからのさらなる飛躍が期待される選手ではないですか。
これからの日本女子を引っ張っていく存在になるんじゃないかなと思います。
1日も早く被災地が元気になってたくさんのおいしい食べ物がいろいろな人に届いてほしいと思いますと樋口新葉選手らしいコメントです。
場内アナウンス
続いては男子シングルジュニアチャンピオンの登場です。
将来のNHK杯金メダリストを目指す若きニュースターはあすで16歳の誕生日を迎えます。
山本草太さんです。
高校1年生、今シーズンのジュニア全日本チャンピオンです。
ジョセフ・カラヤの「LoveTheme」「愛のテーマ」です。
冒頭4回転に挑戦したいと話していました。
♪〜僅かに転倒。
♪〜山本草太選手がフィギュアスケートを始めたのは5歳のときです。
プルシェンコ選手が金メダルを取る演技を見てフィギュアスケートを始めました。
そのプルシェンコ選手と同じリンクで滑っています。
♪〜
拍手
大人びた音楽に合わせてのエキシビションでした。
冒頭4回転にもトライしてきましたね。
トライしてきましたね。
本当に爽やか、その中にもスケーティングの滑らかさというのが持ち味だと思います。
まだまだジュニアですからね。
あす16歳になるということでこれからも実力をつけて日本男子界を引っ張っていってもらいたいですね。
今シーズンから4回転ジャンプをプログラムに盛り込んでジュニアグランプリシリーズはポーランド大会で優勝。
グランプリファイナルにも出場して表彰台に上がりました。
今シーズンジュニアを最後にして来シーズンシニアに転向したいという決意を語っています。
場内アナウンス
つらい障害を乗り越え世界選手権の表彰台にも上った彼女からはこんなメッセージが届いています。
輝く未来に向かって一歩一歩ともに進んでいきましょう。
鈴木明子さんです。
バンクーバーオリンピックソチオリンピック、2大会連続8位入賞。
鈴木明子選手です。
曲はシルク・ドゥ・ソレイユの「O」です。
2012年から13年のシーズン、フリースケーティングで使用しました振り付けはパスカーレ・カメレンゴ。
♪〜
拍手
鈴木明子さんのシルク・ドゥ・ソレイユ「O」でした。
一時は体調を崩して大会に出られないという時期もありました。
その後、復活をしてNHK杯は2011年に女王に輝いています。
過去NHK杯に出場したのは4回。
すべて表彰台に上がったという思い入れの強い大会です。
最近は振付師としても活躍してスケートクラブの後輩、本郷理華選手のショートプログラムの今シーズンの振り付けを担当しています。
スタジオには第1部、いちばん初めに演技していただきました宮原知子選手、そして第2部のいちばん初め演技していただきました本郷理華選手お二人に来ていただきました。
どうもありがとうございました。
お疲れさまでした。
宮原選手は全日本2連覇おめでとうございます。
宮原⇒おめでとうございます。
いい新年を迎えられたんじゃないですか。
宮原⇒お正月も、家族と一緒に過ごすことができてゆっくりできました。
そうですか。
そして鈴木さんがいらっしゃいました。
お疲れさまでした。
ありがとうございました。
加わっていただきます。
宮原選手、きょう披露してくれたエキシビション「翼をください」は宮原選手の思いを表しているのではないかなと思うんですがいかがでしょうか。
宮原⇒このプログラムは夢に向かって羽ばたくというイメージでそういう思いで滑るようにしています。
とてもかれんですてきでしたよね。
白い衣装もすてきですね。
宮原⇒ありがとうございます。
拍手
きょうのプログラム、いちばん初めに演技していただいたのでちょっと緊張もありましたか?宮原⇒1番に滑るというのはすごく久しぶりで少し緊張もしました。
そうですよね。
そして本郷選手は宮城県のご出身ということでこの大会の前に岩手県の被災地を訪ねられたんですよね。
実際訪ねてみてどんなことを感じましたか。
本郷⇒三陸鉄道に乗って震災前の写真と地震のあとの写真を見せていただいて、改めて地震の大きな被害こんなに被害がすごかったんだなと思ったのと早く復興してほしいなと思って仮設住宅に訪問して皆さん笑顔で頑張ってねって言ってくださって逆に私のほうが元気をもらいました。
そうですか。
貴重な経験をしましたね。
本郷⇒はい。
そしてたった今、演技を終えた鈴木選手シルク・ドゥ・ソレイユを見ることができて喜んでいる方が大勢いらっしゃるんじゃないでしょうか。
スタンディングオべーションもありました。
どんな思いを込めて滑られましたか。
鈴木⇒まず私がこのプログラムが好きだということと私の人生の中でベストスリーに入る演技というのがNHK杯、宮城でのNHK杯のフリーのシルク・ドゥ・ソレイユの「O」だったのでそれをちゃんと自分でも今回これを滑りたいと思ったそれがきっかけでした。
なるほど。
そして本郷選手鈴木先生の演技いかがでしたか?本郷⇒すごくきれいでシルク・ドゥ・ソレイユの世界観をしっかり表現していて自分もショートシルク・ドゥ・ソレイユなので私もあっこ先生のように表現できるように頑張りたいです。
ショートプログラムの振り付けを鈴木明子さんがされている?今シーズン振付師としては初めての仕事になりました。
鈴木さんから見て2人の選手、どのように映っていますか。
鈴木⇒本当に楽しくて大きな舞台でしっかりと力を発揮できる2人なので本当にこれからの日本のフィギュアスケート界も安心だなというふうに見ています。
いかがでしょうかお二人、すてきなことばがありましたが。
宮原⇒頑張ります。
本郷選手は?本郷⇒頑張ります。
なかなか隣にいると少し恥ずかしくなっちゃうような感じもしますけど。
最後に鈴木さんからことしどんな1年にしたいかいかがですか。
鈴木⇒笑顔があふれる1年になったらいいなというふうに。
それは私だけではなくて私の周りの人たちもいろいろなところに笑顔が伝わって笑顔の輪が広がればいいなというふうに思っています。
きょうはお三方どうもありがとうございました。
では、続いてはリレハンメルオリンピック、そして長野オリンピックの銅メダリストフィリップ・キャンデロロさんです。
場内アナウンス
NHKフィギュアの歴史はこのレジェンドスケーターなくしては語れません。
NHK杯では4度の表彰台に上り1994年、ここ盛岡市アイスアリーナで開催されたNHK杯では2位となりました。
フィリップ・キャンデロロさんです。
NHK杯は92年、93年と2連覇。
この衣装はもちろんあのダルタニアンです。
長野オリンピックで銅メダルを獲得したプログラム。
♪〜43歳の3回転ジャンプです。
♪〜そしてもう1つ、バックフリップバック宙は僕の使命だというふうに話していました。
まずは回転。
手拍子
♪〜
拍手
見事成功です。
♪〜
拍手
長野オリンピックのときに披露した「ダルタニアン」。
現在はアイスショーの座長を務めるほかフランスでは解説者あるいはタレント活動も行って精力的に活動しています。
拍手と歓声
キャンデロロスピンバックフリップを見せてくれました。
場内アナウンス
5か月前に手術した右膝も順調に回復し本日手術後初めてのスケーティングを披露いたします。
芸術性の高いこん身のプログラムをご堪能ください。
織田信成さんです。
NHK杯、2005年と2008年頂点に立ちました。
「リバー・ダンス」です。
♪〜
拍手と歓声
すばらしいエキシビションのプログラムでした。
「リバー・ダンス」。
NHK杯2005年初出場、初優勝「座頭市」のプログラムで大号泣というシーンもありました。
2010年、バンクーバーオリンピックでは7位入賞を果たしている織田信成さんです。
さて、リンクサイドにはキャンデロロさんです。
すばらしいパフォーマンスそして「ダルタニアン」、懐かしい。
懐かしいという声でした。
キャンデロロ⇒ありがとう。
英語
非常にうれしいです。
久しぶりに「ダルタニアン」を日本の皆さんの前で演技ができてうれしかったです。
もちろん何度も日本に来ていますが、いずれ50歳まで日本に来続けたいなと思っています。
よろしくお願いします。
英語
皆さん祈っていてくださいね。
織田信成さんもこちらに来ていただきました。
まさか、またきょうここでバックフリップが見られると思いませんでした。
キャンデロロ⇒もう1回やってくれということですか?もう一度見たいくらいです。
キャンデロロ⇒
英語
フィナーレでも頑張ります。
期待しちゃいましょうか。
観客の皆さんを飽きさせないような演出です。
エネルギッシュに40代になっても演じていらっしゃいます。
その秘けつを教えてください。
キャンデロロ⇒
英語
残念ながら秘けつはないんですよ。
もし秘けつがあれば80歳まで私は滑っていると思います。
英語
やはり、必ずお客様が私を氷上で応援してくださる、後押ししてくださるということこれがあるかぎり私は滑り続けると思います。
だから今も滑っているのだと思います。
そして織田さんお疲れさまでした。
織田⇒ありがとうございました。
新年、こういったすばらしいスケーターの皆さんたちと一緒に新年から滑ることができてすごく楽しかったです。
ありがとうございます。
「ダルタニアン」、改めて見てどうですか。
フィギュアスケート界でも伝説のプログラムを生で見られるというのはものすごくラッキーなことだと思いますので生で見て感動しました。
キャンデロロ⇒ありがとう。
英語
いろいろな世代のスケーターとこうやって一緒に滑る機会をたくさんいただいているんですがまるで私はみんなのおじいちゃん役。
おじいちゃんみたいな感じですがみんなが僕を尊敬を持って接してくださるので僕は喜んでいます。
エネルギッシュな演技を見せていただいてありがとうございました。
キャンデロロ⇒もう1つ言っていいですか。
キスをしてもいいですか。
メルシー!せっかくですからキャンデロロさんから次のスケーターを紹介してください。
楽しんでください。
場内アナウンス
オリンピックで4度のメダルを取ったメリル・デービスチャーリー・ホワイトアイスダンスオリンピックのメダリストメリル・デービス、チャーリー・ホワイト組です。
曲は「ドッグ・デイズ・アー・オーバー」です。
♪〜
拍手
ソチオリンピックでアイスダンス金メダルのカップルメリル・デービスチャーリー・ホワイト。
現在、休養中ということですが本当に楽しませてくれますね。
うっとりしてしまう滑りでしたね。
その中にもスピード感あふれる演技だったと思います。
変わらないスケーティングスキルを見せてくれました。
現在はアイスショーに出演、あるいは慈善事業にも取り組んでいるということです。
それから男性のチャーリー・ホワイトは無良崇人選手のショートプログラムの振り付けも担当しているんですね。
そうなんですよ。
場内アナウンス
その圧倒的な存在感でロシアの皇帝と呼ばれるスケーターが、ここ盛岡に初登場です。
このエキシビションのために日本初公開のプログラムを用意してくれました。
ドラマチックなメッセージをどうぞ受け取ってください。
エフゲニー・プルシェンコさんです。
33歳になりましたエフゲニー・プルシェンコ。
イル・ボーロの「グランデ・アモーレ」です。
NHK杯は、かつて98年から3連覇。
♪〜
拍手
33歳、現役のエフゲニー・プルシェンコ。
あのソチオリンピックでは団体で金メダルを獲得しました。
演技を間近で見てどうでしょうか?キングらしい圧巻な演技でしたよね。
1999年NHK杯でプルシェンコが優勝したとき浅田さんはフラワースケーターを担当していたんですよね。
妹の真央と一緒にフラワーガール、花束を受け取っていましたね。
そんな選手をまた間近で見ることができて幸せですね。
存在感のあるエキシビションでした。
場内アナウンス
町も人もすべての復興へ前進していく力が笑顔にはあると思います。
スポーツ、フィギュアスケートを通じて笑顔とエネルギーが届きますように。
そう語るトリノオリンピック金メダリストの彼女からエネルギーをもらいましょう。
荒川静香さんです。
荒川静香さんは「ユー・レイズ・ミー・アップ」です。
歌はセルティック・ウーマン。
♪〜
拍手
あの金メダルを取ったトリノオリンピック、あのシーズンに披露していたエキシビションのプログラムです。
浅田舞さん、いかがでしたか?あのときの感動がもう一度、今よみがえりましたね。
今回のスペシャルエキシビションにあたってフィギュアスケートを通して笑顔とエネルギーが届きますように。
一生懸命な姿を見てもらってその姿が伝わればと話しています。
場内アナウンス
昨年のNHK杯では前人未到の300点超えを達成。
年末の全日本選手権では4連覇を成し遂げました。
そんな彼が今シーズンのエキシビションとして選んだのがこの「天と地のレクイエム」。
2016年1月7日、震災から5年を迎える被災地大槌町へ赴き笑顔を絶やさない皆さんの強さを肌で感じました。
復興への思いを滑りに込めて彼の「レクイエム」は何を語るのでしょうか。
羽生結弦さんです。
拍手
「天と地のレクイエム」。
松尾泰伸さん作曲、宮本さんの振り付けです。
♪〜
拍手
場内アナウンス
羽生結弦さんの演技でした。
今、自分ができることは限られています。
それでも気持ちを目いっぱい込めて演技したいという話をしていました。
東日本大震災の鎮魂歌として作曲されました「天と地のレクイエム」何か彼の強い思いを感じさせるような、そんなプログラムだったように思います。
私のことばじゃ表しきれないほどのすばらしい演技でした。
思わず息をするのも忘れてしまって前のめりに見入っちゃいましたね。
何か彼独特の世界観に引きずり込まれるといいますか本当に結弦ワールドを作り上げるのは本当に上手な選手なんですね。
そうですね。
皆さんとともに楽しい時間を過ごしてきましたけれどもまもなくスペシャルフィナーレということになります。
スペシャルフィナーレは浅田真央選手。
そうなんです。
真央は昨年休養中に訪れた被災地で皆さんの頑張っている姿を見て現役復帰を決めました。
これからも自分の演技で皆さんを元気づけたい、そんな思いできょうは演じたいと話してくれました。
このプログラムなんですけれども浅田真央選手がセルフプロデュース、彼女自身がいろいろプロデュースをしたということなんですね。
私も練習を見ていたんですが東北の皆さんに届けたいという思いで頑張っていたのでお楽しみに。
それではスペシャルフィナーレです。
浅田真央選手とイギリスの少年合唱団リベラによる「ジュピター〜未来への光〜」真央は1年前被災地を訪れました。
そこで感じたのは、悲しみの中で生まれた希望でした。
その思いをスケートで伝えたい。
きょうのために被災地の皆さんと準備をしてきました。
未来への思いを込めて滑ります。
♪〜
拍手
場内アナウンス
浅田真央さん仙台の子どもスケーターの皆さんそして、リベラの皆さんでした。
NHK杯フィギュアスペシャルエキシビションエンディングに向かっています。
今、羽生結弦選手の最後のエンディングのパフォーマンスです。
それにしても浅田舞さん妹さんの浅田真央さんのすばらしい「ジュピター」でした。
思わず涙がぽろりと落ちてしまいましたが本当にそのプログラムに込められた思いというものが多くの方に届いたのではないかなと思います。
ずっと実は、浅田舞さんは真央選手の演技を見つめていらっしゃいましたね。
そうですね。
もう、ちょっといろいろな思いがあって涙が止まらなくなってしまうんですけど真央だけではなく、一緒に子どもたちも作り上げたプログラムだったので。
何日も前に、この盛岡に入って子どもたちと一緒にこのプログラムを作り上げていました。
いろいろ意見をローリー・ニコルさんと一緒に仕上げながら作り上げていましたね。
毎日子どもたちと一緒に長時間リンクの上で練習しているところを見てプログラムに込められた思いというものが日に日にどんどんどんどん増して伝わってくるんですよね。
そしてきょう、最高の形を多くのお客様の前で披露できたということは感動していてその思いというものはことばはいらないですね。
イギリスの少年合唱団リベラの皆さんと一緒にパフォーマンスをしたわけです。
最後は日本語の歌詞を皆さんお聴きいただけたと思いますけれどもたいち君という最後、9歳のお子さんが歌ってくれました。
命の限り、希望を胸に未来への光を輝かせよう、という詞でした。
浅田真央さんが作ったということです。
そうなんです。
本当に今回のプログラムでみずからの意見をどんどん言って完全にセルフプロデュースをしていました。
練習を重ねてリハーサルで演技が完成したときに思わず滑りながら涙が出てしまった。
自分でも涙が止まらなくなってしまったということを話していました。
希望の光で子どもたちと一緒に未来を輝かせていこうそういう思いですよね。
浅田真央選手は話していました。
そんな思い、皆さんに伝わったのではないでしょうか。
私たちにも、思いが伝わりました。
あしたからも未来に向けて未来への希望に向けて頑張ろうという気持ちになりましたね。
浅田真央選手そして羽生結弦選手の2人。
本当に豪華なツーショットもきょうは見られました。
豪華なエキシビションになりましたね。
初めから最後まで本当にまばたきはしてはいけませんね。
それぐらい豪華なアイスショーで、見どころ盛りだくさんですばらしいアイスショーでしたね。
羽生選手もそうですが、それから無良選手、本郷選手、宮原選手など今回、被災地、または仮設住宅へ行かれました。
いろいろな方と交流されました。
その際に皆さんの笑顔が印象的でした。
涙を流して皆さん喜んでいました。
それが印象的でした。
スポーツの持つ力そして周りに与えるパワーですね。
本当に大きいと実感しました。
そうですね、私たちもスケーターの演技を見て元気、勇気をもらったのと同じようにスケーターたちもこうして実際にその場に行って皆さんから元気やパワーをもらってこれからの活躍につなげていってくれるのではないかなと思います。
プルシェンコさん楽しそうでしたね。
そして、どーもくん、うさじいたーちゃんも来ています。
NHK杯では人気者のキャラクターでいつも盛り上げてくれるんですよね。
被災された方もこの会場にいらしたと思います。
そしてテレビでもご覧いただけたと思います。
この番組が少しでも皆さんのお力になれたら私たちも非常にうれしく思います。
選手の皆さんの思いもいろいろな方に届いたのではないでしょうか。
そうですね。
そして今回、会場のお客様はLEDペンダントを首から掛けているのでお客さんと一緒に作り上げたアイスショーになったのではないかと感じました。
本当に光の演出というものは見事でした。
今も、場内見回していますけれども皆さんの胸のところにいろいろな色で光ったり、いろいろな間隔で光ったりしています。
皆さんもプログラムを盛り上げていました。
会場が一体となったアイスショーでした。
改めてNHK杯フィギュアスペシャルエキシビション解説をお願いしてきましたけれどどんなことを感じましたか?浅田⇒本当に選手の皆さんからのパワーをいただけたアイスショーでしたよね。
これだけのパワーをもらったのですから、あすから私も頑張ろうという気持ちになりました。
とてもすばらしいアイスショーでした。
NHK杯フィギュアスペシャルエキシビション解説、そしてこのスタジオでいろんな話をしていただきました浅田舞さんでした。
ありがとうございました。
2016/01/09(土) 19:30〜20:55
NHK総合1・神戸
NHK杯フィギュア「スペシャルエキシビション」[字]
浅田真央、羽生結弦、プルシェンコ、荒川静香、織田信成ら世界を代表するトップスケーターたちが集結。被災地に笑顔を届けるスペシャルイベントを生中継!
詳細情報
番組内容
今年3月、東日本大震災から5年を迎えます。被災地の皆様に元気をお届けするイベントを実施。多くの人たちに勇気と感動を与えてくれたトップフィギュアスケーターが一堂に会し、一日限りの夢の共演が実現しました。NHK杯の歴代優勝者や、日本を代表する選手たちが夢の共演。さらに、浅田真央は被災地の未来を想(おも)ったセルフプロデュースの演目を披露します。(BS1では午後6:00から生中継)
出演者
【ナビゲーター】浅田舞,【アナウンサー】鳥海貴樹,船岡久嗣
キーワード1
フィギュア
ジャンル :
スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ
情報/ワイドショー – イベント
スポーツ – その他
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