遠くへ行きたい 寺島進「ほろ酔い温泉天国」大分県 別府・豊後高田 2016.01.10


(寺島進)おう湯気よありがとう。
バン!
石原裕次郎さんの気分で…昭和ムード満点の大分を旅します
寺島進です
うま〜い!あ〜よかった。
もう何もかも俺の好みにぴったり
生まれて初めていや〜これいいねぇ。
大分といえば温泉県
ネオンが俺を呼んでいるぜ
結構好きな感じだね俺。
別府!お〜!あっこれで何か…熱っち〜!熱っ!
名物の地獄蒸し
味は天国
雰囲気というか何かこう体温感じますね。
別府の町で映画の女神と出会いました
バン!
あんまり楽しくてちょっと暴走
いや〜大分は最高だね
JR日豊本線で別府へ
寺島進です
大分に来たのは生まれて初めて
何か腹へって来たね。
早く着かないかな。
何で急に来る気になったのかって?
その理由は後のお楽しみ
(アナウンス)別府別府別府。
ありましたよ「べっぷBEPPU」。
温泉マーク。
もうここから銭湯入るって感じだね。
別府といえばやっぱり温泉だよね
湧き出るお湯の量は日本一
泉質は10種類もあるそうでもうより取り見取り
昔は新婚旅行で人気だったんだよなここ
でもちょっと腹へってるんでまずは食い物を探しに行きます
べっぷ駅市場か
すいません。
あ〜駅のガード下が市場になってるんだ
まさに別府市民の台所って感じだな
うわっ。
マジで?
(冨部さん)そう。
うわ〜。
そう。
洗うとこないよね?
(冨部さん)ありますよ。
食べる。
はいちょっと待っとってね。
うん。
150円ね。
あ〜そっか。
そうです。
おいしい。
おいしい?ありがとうございます。
ヤッベ〜。
この市場うまそうなものがてんこ盛りで目移りしちゃうよ
とり天ってこれ?はいそうです。
380円なの?はい。
はいありがとう。
ふ〜ん。
えっ?
湯布院ってのも有名な温泉地じゃない?
へぇ〜ウナギが取れるんだ
ありがとうございます。
はいどうぞ。
うまいねねぇ。
おいしい。
ばっちり。
大将おいしい!ありがとうございます。
何時?今。
ヤバいなこれ。
この町着いたばかりなのにもう好きになっちゃったよ
あっもちろん飲むためにはるばる別府まで来たわけじゃないですよ
おっ!何かあるぞおい何かあるな。
あっこんちは。
はいどうもありがとうございます。
ツルッツルだねお母さん。
いやいや…。
大分の人はみんなツルツルだって別府の人は。
そうですよ。
ねぇそうやね。
あ〜やっぱりそうや。
今日来てくれるんですか?ホント?よろしくどうも…。
はいじゃあ。
実は今回別府の映画館に呼ばれてやって来たんです
でもトークショーまでちょっと時間あるし温泉にでも寄ってくか
あ〜…。
昭和のにおいがプンプンするよ
夜も楽しそうだな
あっこんにちは。
えっ?
(戸高さん)5周年でやってる…。
5周年でやってんの?
(戸高さん)はい。
ホントだ〜こんにちは5周年でやってるの?いや〜すごいじゃないダイアナさんからもリュウジさんからもお祝い頂いちゃって。
俺初めてなのよ別府。
そうなんですか?どこが一番お姉ちゃんかわいいとこ…。
アハハハ…!ハハハ…!竹瓦温泉はここから真っすぐ行って左に行くんです。
真っすぐ行って突き当たって左?ありがとうございます。
いいえ頑張ってください。
応援してま〜す。
突き当たり左か。
これか?
盛り場の真ん中に古めかしい建物
ここか竹瓦温泉。
竹瓦温泉は140年の歴史を持つ共同浴場
名物は砂湯
温泉で温めた砂を全身に掛けてもらうんだって
重たいんだ。
あ〜そうなんですか。
う〜ん。
はい下ろしてみてください。
あ〜気持ちいいね。
ばっちり。
はい。
いや〜これいいねぇ。
すいません寝ます。
ウトウトしながら15分
ホント体のしんまで温まるわ
よいしょ。
お疲れさまでした。
ありがとうございました。
じゃあこちらへどうぞ。
こっちへ?こっち砂温めてるんだ。
一応こっち予熱なんです。
そうか砂の上に熱い温泉を張って温めているわけね
いや〜こりゃあいいや。
あっでも…。
さぁトークショーの時間が近づいて来たぞ
俺を呼んでくれたのは別府唯一の映画館…
昭和24年創業だそうです
こんにちははじめまして〜。
どうもはじめまして。
寺島です。
照さんですか?
(照さん)はい。
こちらがブルーバード劇場の名物館長照さん
84歳
うわ〜。
いや〜。
小さい映画館で…。
あっそうなんですか。
あっそうですか。
どうぞおかけください。
あ〜お邪魔します。
何でか…。
あ〜そうですか。
フフフ…。
最初ね終戦後は別府に20館もあったんですよ。
映画館がこの駅前通りだけでももう4館か5館あってね。
へぇ〜。
それが次々やっぱ閉めて行ってですね。
それでも私やっぱ…。
いや〜でも雰囲気というか何かこう体温感じますねやっぱりシネコンと違って。
あ〜そうですか。
ホント手づくり感がありますし。
ブルーバード劇場は照さんのお父さんが子供達に夢を与えたいと開いたそうです
以来66年別府の町に映画の灯をともし続けて来ました
跡を継いだご主人が亡くなってからは照さんが映写技師もやっています
お邪魔します。
はいどうぞ。
フィルムフィルムフフフ…。
うわっすご〜い!
最近はフィルム上映が減ったよね
35mmフィルムの映写機は扱いが難しいから専門の技師が必要だったんだよな
ここにつなぐんですね。
これ83歳の人がやってると思えないね。
すごい細かいんですね順番がいろいろ。
照さんこの「ブルーバード社長」っていうのは…。
あっ旦那さんなんですな。
えっ41歳で亡くなったんですか?いつも一応ね…。
ハハハ…。
この日のイベントは大入り満員
ちょっとでも力になれたみたいで俺もうれしいよ
(ブザー)
(ブザー)
トークショーの前に照さんがかけてくれたのは2001年公開北野武監督の『BROTHER』
俺はまだ30歳代で武さんの舎弟分という大事な役を演じました
アニキ…。
またフィルムで見てもらえるとは感激だね
(拍手)どうも寺島進です。
(拍手)え〜…。
(拍手)あの〜…大分県別府は今日初めて生まれて初めて来ました。
え〜…。
(観客)ハハハ…!
飲みながら本音で語らせてもらいました
スタッフとみんなで食事してる時に武さんも飲んでて酒飲んでて。
「兄ちゃんちょっとこっち来いよ」って言われて「はい」っていってそん時に「兄ちゃん今売れてなくてもさ役者やれよ」って言うわけ「やり続けろよ」って言うわけ。
言ったの。
(司会)そうですねホントに。
俺今日さ別府の人がこんだけいてお客さんがこう…ねぇ補助席まであるもう埋まってくれて俺うれしくてしょうがない。
今日ありがとうね皆さん。
(拍手と歓声)ありがとう。
・よっ!・
(拍手)
(拍手)はいみんなピース!・はいチーズ!・
こういう人達が俺達の映画を支えてくれているんだな
次の日
照さんに行ってみなさいと薦められて鉄輪温泉へ
見てよこの湯煙
何かすごいことになってるね
こんちは〜。
いらっしゃいませ。
こんちは。
これ何なの?温泉のあれで…。
開けましょうか?どんな感じなの?お〜!あっこれで何か…熱っち〜!熱っ!これで卵とか蒸すんだ。
そうです。
へぇ〜。
これは地獄釜と呼ばれる温泉の蒸気を使った蒸し器
卵だけじゃなく野菜でも肉でもこれで蒸すと何でもおいしくなっちゃうんだって
これ最近は観光客に大人気
でももともとは湯治客が自炊するのに使うらしいんだよね
地獄釜付きの湯治宿
この辺りじゃ「貸間」って呼ぶらしい
ちょっとのぞいてみようじゃない
ごめんくださ〜い。
こんにちは〜。
(山下さん)あっどうもどうも。
こんちは。
あっここであれ蒸して料理やってるんですか?
(とも子さん)そうですねはい。
(とも子さん)はい。
どのくらい滞在してるんですか?日曜日から。
日曜日から4泊5日…。
4泊5日。
でここにちょっと。
あっご夫婦?そうですね。
アハハハ…。
このご夫婦もう10年も通ってるんだって
おなじみさんだね
へぇ〜。
(とも子さん)落ち着きます。
これが何ともいえないでしょ?この感じがね。
これ触ったら熱いんでしょ?やけどしちゃうんでしょ?
(とも子さん)熱いと思いますね蒸気ホント熱いから。
(山下さん)そこにも何せ…。
あ〜足湯。
あ〜そうですか。
へぇ〜。
へぇ〜あっお邪魔します。
部屋を見せてもらいます
あっこれ暖かいですね。
暖房かけてるんじゃないの?蒸気どこで回ってるんですか?ここから出て来るんですか?
(山下さん)はい。
へぇ〜。
これつるして入れときゃ…。
(山下さん)そうそうそう。
へぇ〜。
これおいしそうだなぁ。
(山下さん)ハハハ…。
湯治宿だからもちろん温泉付き
素泊まり1泊4000円くらいだって
自由気ままな長逗留
はぁ〜憧れるなぁ
宿の女将さんが地獄釜でいろいろ作ってくれました
うまそ〜!
これ何?これイカ?
(伊東さん)これイカ。
ちょっとお酒…飲みたくなっちゃったなこりゃあ。
これヤバいよねぇ。
宿の女将さんが作ってくれた…
名産のカボスぽん酢でいただきます
これはうまいよ絶対にうまいぞこれは。
ちょっと行っちゃおうかなこれ。
う〜ん…。
(伊東さん)おいしいですか?アハハ…よかったです。
え〜?海の何か…。
あ〜。
ホントに何か。
これ混ぜご飯ですか?それは山菜おこわ。
山菜おこわ?うん。
ちょっと色が…。
うま〜い!あ〜よかったアハハ…。
これおいしい!う〜ん。
いや〜温泉ってつかって楽しむだけじゃないんだね
すごい文化だわ
これはいいや。
さて別府を後にして県北の国東半島へ向かいます
ここに仲のいい友達が住んでるんです
たまに東京で会ってるんだけど訪ねるのは初めて
九州最古の木造のお堂があったり何か歴史を感じる土地だなぁ
へぇ〜こんな所に住んでるんだ
山の中の一軒家だよ
あっこんにちは!
(木下さん)ようこそ〜。
どうも〜ご無沙汰です。
遠い所ありがとうございます。
どうも…どうぞ。
あっ!うちにも…。
うちにもこれに似たのがある。
うわっきれいだ。
木下さんは俺の大好きな陶芸家
家でも愛用してるよ
これは何?一輪挿し?
15年前東京で開かれた作品展で出会ったんだけど同い年ということもあってすっかり意気投合しちゃったわけ
きれいな色だねこれ。
えぇ〜。
え〜?ただ者じゃないんだよねこの人は。
こんななれなれしいけど俺。
木下さんは海外での評価も高いすご腕なんですよ
代表的な作品はうわぐすりに地元の木の灰を使った器
俺この微妙なグラデーションが好きなんだよね
今回は友達のよしみで木下さんに陶芸を教わっちゃおう!
じゃあ師匠よろしくお願いします。
でも今お客さんが入って来たら…。
ハハハ…。
両方の親指を入れて行って…。
俺が作りたいのは焼酎を飲むための特大カップ
飲むほうは経験十分だけどこういうことをやるのは初めて
う〜ん集中集中!
俺の焼酎カップ
だんだん形になって来た
すいませんもう話してる余裕全くなし
歪んでる…。
デカ過ぎるって?
小っちゃいと飲んだ気しないだろ?
模様づけ師匠のお手本
上げて…下げたらまた面白い。
おぉ〜なるほど!何かなぁ焼きもち。
木下さんのホントのすごさここに来てみてようやく分かったよ
初めての大分で初めて作ったmy焼酎カップ
これで飲むたび大分のこと思い出しそうだわ
冷えて来たねぇ。
寒いですね今日は。
木下さんが見せたい場所があると案内してくれました
今日ちょっと天気が悪くてあれなんですけど夕日がすごくきれいな場所で。
へぇ〜。
へぇ〜。
だから…。
ほぉ〜。
あっこうなるわけですねぇ。
そうですね。
いろんな色が…。
それが…。
木下さんの原点…。
やっぱりこういう…。
はいハハハ…。
大分の旅
いろんな人からいっぱい刺激受けちゃったよ
さぁ俺も東京戻ってまた頑張ろう!
2016/01/10(日) 07:00〜07:30
読売テレビ1
遠くへ行きたい 寺島進「ほろ酔い温泉天国」大分県 別府・豊後高田[解][字]

俳優・寺島進が大分県別府市を訪ねる。名物「とり天」とビールでまず一息。別府温泉で砂風呂に入り、昭和の香り漂う映画館を訪れる。「地獄グルメ」に陶芸、隠れた絶景も!

詳細情報
出演者
【旅人】
寺島進
番組内容
俳優・寺島進が大分県別府市を訪ねる。別府駅の高架下の商店街で大分名物「とり天」とビールでまず一息。別府温泉で砂の風呂に入り、昭和の香りを残す映画館を守る支配人に出会い、トークイベントで映画愛を語る。湯けむりがもうもうと立つ「鉄輪(かんなわ)温泉」で蒸気を使った蒸し料理「地獄グルメ」を味わい、豊後高田市で友人の陶芸家を訪ねる。そして海岸で作品の原点となった風景を見る。
番組ホームページ
http://www.to−ku.com
取材地
大分県

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
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