米Microsoft傘下のSkypeは1月14日(現地時間)、米Slack Technologiesのチーム向けコラボレーションツール「Slack」内からチームメンバー同士のSkype通話(動画および音声チャット)を簡単に開始できるようにしたと発表した。
まだプレビュー段階だが、特設ページから両サービスを連係させるボタンをクリックすることで利用できる。
このページで「Add to Slack」をクリックすると自分がログインしているSlackのチームがリスト表示され(表示されないものも追加できる)、チームを選んで「Authorize」をクリックすれば準備完了。
後はSlack上でチャットしたいチャンネルに移動し、投稿欄に「/skype」と入力すると以下のようなメッセージが表示され、「Start a new Skype call in this channel」をクリックするとそのチャンネルの全員が見える参加リンクが表示される。
このリンクをクリックするとWebブラウザでSkypeのページ(あるいは端末にSkypeアプリがインストールしてある場合はSkypeアプリ)が開き、チャットに参加できる。
Skypeは12日、モバイルアプリでのグループ動画チャットを可能にすると発表した。Slackからも、最高10人までのチームメンバーが参加するグループチャットが開始できる。
また、昨年10月からSkypeアカウントを持っていなくても、Skypeアプリをインストールしていなくても、Webブラウザでゲストとしてチャットに参加できるようになっている。
Skypeにはテキストチャット機能もあり、テキストチャットから音声/動画チャットへの移行は簡単だ。一方Slackには音声/動画チャット機能は今のところない。企業による採用が増加しつつあるSlackにSkypeを統合することにより、Microsoftは結果的にSkypeのシェアを拡大できることになりそうだ。
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