≫にごりなき魂で…。
ぶつかり合った喜びも心に刻んだ悔しさもその全てが春高だ。
いくつもの情熱で紡いできたこの物語もついに…。
高校日本一を決める最終決戦は45年ぶりの東京対決。
数多くのスーパーヒロインを生み出してきたバレーボールの名門下北沢成徳。
チームを引っ張るニューヒロインは黒後愛。
実は彼女、6月にインターハイ出場を逃す屈辱を味わい一度は心が折れそうになった。
だが、そこから懸命にはい上がり強い心を手に入れた。
挫折を乗り越え、真のエースへ。
≫対するは、古豪・八王子実践。
一時代を築いた緑のユニホーム。
伝統の輝きが今、再び。
ガーナ人を父に持つスーパー1年生、東谷玲衣奈。
パワーとうまさを併せ持つ新しい力が覚醒した。
≫日本一に輝くのは下北沢成徳か。
八王子実践か。
さあ、勝負だ。
≫高校日本一を決める春の高校バレー。
1週間にわたる大会もいよいよ残すは1試合となりました。
≫そして全日本男子NEXT4の石川選手、高橋選手には引き続きまもなく始まる女王決定の行方を見ていただきます。
よろしくお願いします。
≫そして先ほど終了した男子決勝では東福岡が日本一に上り詰めました。
石川選手、いかがでしょう?2年前を思い出したんじゃないでしょうか。
≫いい試合見せてもらってすごい思い出しましたね。
≫すばらしい試合でした。
≫ここからは女子の戦いです。
下北沢成徳と八王子実践の東京対決となりましたがどちらにも大注目のエースがいるんです。
まずは、下北沢成徳のエース黒後愛選手。
お二人と同じくTeamCOREのメンバーで春高から世界へ羽ばたいていこうという選手なんです。
石川さん。
≫この春高を経験してもっともっと成長してほしいと思います。
≫一方の八王子実践にもすごい1年生が現れました。
東谷玲衣奈選手です。
昨日の準決勝では36得点をたたき出す活躍を見せました。
そして、ブロック7本。
高橋選手、これはすごいですね。
≫本当に1日で7本もブロックするっていうのは本当になかなかないので。
いい選手だと思います。
≫注目してください。
≫まもなく女王決定のホイッスルが近づいてまいりました。
≫6411校の頂点へ。
日本一をかけた戦いはどんな結末を見せてくれるのでしょうか。
≫ジャパネット杯春の高校バレー全日本バレーボール高等学校選手権。
女子決勝のホイッスルを待つ東京体育館です。
これから32年ぶりの高校日本一を狙う八王子実践高校と破壊力あるブロックで3年ぶりの優勝を狙う下北沢成徳高校。
ともに東京代表。
実に45年ぶりとなる東京対決女子決勝戦をお送りします。
放送の解説は全日本女子眞鍋政義監督と元全日本ロンドンオリンピック銅メダリスト竹下佳江さんのお二人です。
よろしくお願いします。
今大会はジャパネットがサポートしています。
さて、コートサイドではすでに戦いが始まっています。
八王子実践OG大林素子さんと下北沢成徳OG大山加奈さんのお二人です。
大林さん勝つのはどっちでしょう?≫私八王子実践なんですけれども32年ぶりということで今、このフロアにいる八王子実践関係者で優勝を見たことがあるのは私だけです。
そういう思いを込めて優勝の瞬間を感じてほしいと思います。
そのために伝えたいと思うんですけどぜひ注目していただきたいのが1年生エースの東谷選手。
もう、スパイク、ブロック、守備2拍子、3拍子そろった最高なスターとなりました。
そしてミドルの積山選手といい本当にすばらしいアタッカーがいるので自分たちの力で優勝をぜひぜひもぎ取って、今日だけは私もOGとして伝えたいと思います。
優勝します。
≫そう簡単に優勝は渡しません。
我が成徳には厳しいトレーニングで培った高さとパワーがあります。
特にエースの黒後愛選手のスパイクはものすごいです。
ぜひ、注目してほしいと思います。
成徳が優勝します。
≫火花散るコートサイドこちらも注目です。
今、コート上では両チームのスターティングメンバーが呼び込まれています。
まずはコートの左緑のユニホームが八王子実践。
率いるは貫井直輝監督就任4年目。
32年ぶりの名門復活を狙います。
一方、コートの右側えんじのユニホーム下北沢成徳高校です。
率いる小川良樹監督就任34年目60歳。
還暦の祝いを日本一で飾ることはできるでしょうか。
去年、宮部藍梨という逸材を生み出した春の高校バレー、センターコート。
下北沢成徳には悔し涙が強くしたえんじのエース、黒後愛。
一方、八王子実践には今年突如現れたスーパー高校1年生緑のエース東谷玲衣奈。
今年はオレンジコートが2人のヒロインを迎え入れました。
3年ぶりに春の頂に返り咲くか下北沢成徳。
そして、実に32年ぶり名門復活なるか八王子実践。
3階席までまさに立錐の余地なし。
超満員に膨れ上がりました東京体育館、頂上決戦。
ジャパネット杯春の高校バレー全日本バレーボール高等学校選手権女子決勝。
コートの左、八王子実践コートの右、下北沢成徳。
最初の1本目黒後に託していきますがスパイクはアウト。
1点目、八王子実践に入っています。
竹下佳江さんここまでの両チームの勝ち上がりを見てきて今日はどのような試合を予想されますか。
≫両チームともに試合ごとに力をつけてきたチームなんですよね。
そして、両チームすばらしいエースがいるので打ち合いも期待したいですよね。
≫2連続ポイントです八王子実践。
決めたのが6番のミドルブロッカー2年生、積山春花。
ダイレクトスパイク。
黒後があの位置に回りこんでいました。
まず立ち上がり、コートサイド大山加奈さん。
黒後、2本のスパイクは拾われましたがどう見ますか?≫ちょっと表情が硬いのが気になりますね。
それだけこの試合に勝ちたいという思いが伝わってきますね。
≫一方の大林さん、東谷の1本目はいつきますかね。
≫このあとくらいですかね。
竹下さん、実は先ほどもちょっとお話があったと思うんですけど東谷よりもとにかく積山がどれだけ打てるか。
貫井監督もそこでかく乱させていきたいといっていました。
真ん中から2番、小茂田。
何か竹下佳江さん相手がクイックを使ってくるならこっちはミドルでという感じですね。
≫堀江選手、決定率も昨日高かったですから。
≫ブロック!最初の1本成徳、止めた!ただ東谷、笑っています。
ブロックアウトをとりました。
ポイント、下北沢成徳3連続ポイントで4対3。
両チームの大応援がそれぞれの選手の背中を押しています。
また止めた!通しません!下北沢成徳!眞鍋さん、どんな印象でしょうか。
≫成徳のブロック、高いですね。
≫黒後愛と東谷玲衣奈高校2年生と高校1年生のエース対決です。
この八王子実践と下北沢成徳の決勝戦。
竹下さんミドル2つ使ってきましたね。
≫どこかに偏るということがなくなると成徳のペースになりますね。
≫いいスパイクになりました。
ミドルの山口珠李がレフトからクロスに決めています。
≫いい位置ですね。
あそこは誰でもいけるところなのでやっぱり取りにくいんですね。
いいところに落としましたね。
≫キャプテン熊井が決めていきました。
熊井のポイントによって8点目が入りまして1回目のテクニカルタイムアウトです。
≫下北沢成徳高校の応援席では控えの選手からも声を枯らしながらエールが送られています。
彼女たちの手にはレギュラーのために一人ひとりが作ったお守りが握り締められています。
≫超高校級のオールラウンダーと呼ばれています。
コートサイドの大山さん。
加奈さんのパワーがあって木村沙織選手のテクニックがあって小川監督は話しますがこの選手の可能性はどうでしょうか。
≫ちょっと怪我などで悩んでる時期があったんですけどこの春高の間に本当に成長しましたよね。
真のエースになりましたね。
≫この2年生ながら3年生とは最後の戦いになる黒後愛が去年夏のインターハイの東京都予選では八王子実践に敗れ全国への道を断たれました。
あのとき流した悔し涙を胸に大きな成長を遂げている黒後愛。
大山さん成徳の8点目、9点目。
熊井でとってきましたね。
≫本当に頼りになるキャプテンですね。
セッターの山崎選手もここが勝負というところが熊井選手にトスを託すと話していました。
≫野嶋華鈴ここは妹が決めていきました。
打数多くなかった野嶋にボールを集めていますね。
≫彼女はどちらかというとディフェンスのほうが中心になるんですけど今日はいいところで決めてますね。
≫ツーアタックできました。
174cm、山崎のの花。
高校1年生の夏からセッターに転向したというセッター歴1年半。
ただ、八王子実践も1人ブロックには反応していました。
≫いいコンビですね。
≫眞鍋さん、少しセッターが動かされましたが。
≫難しいところから縦のBクイックを使いましたね。
≫真ん中に落ちました。
これは大林さん、狙いましたかね。
≫非常に冷静に見てますね。
ただとにかく東谷選手が笑顔があるんですけど硬いので1本決めて、リズムを作ってほしいと思いますね。
≫熊井のブロック。
東谷玲衣奈の最初のポイントはブロックポイント。
≫それにしても、東谷のブロック非常に昨日からいいんですよね。
≫マッチアップはアンテナにボールが当たってポイント、八王子実践。
第1セット、4連続ポイントで実践、逆転。
いないところを狙っています。
≫ラリー中のCクイックが今、合わなかったですけど非常に効果的ですよね。
≫相手の選手のいないところを見つけるのがうまい選手。
積山春花、2年生。
東谷、押し込みました。
これもカウント上はドロップポイントになるでしょうか。
ブロックポイント、八王子。
天を仰いだ黒後愛。
ここで1回目のタイムアウトを要求しました小川監督です。
第1セットリードした場面から7連続失点です。
下北沢成徳。
2002年には高校3冠を達成。
あのときは大山加奈さんと荒木絵里香選手2枚看板でした。
3年前に2度目の高校日本一。
今回、3年ぶり3回目の高校選手権制覇を狙っています。
これまで大山加奈選手木村沙織選手荒木絵里香選手3人のオリンピック選手を生み出している下北沢成徳。
名門の挑戦です。
これは4番、吉田のサーブがネットにかかってポイント、下北沢成徳。
森田、ファインレシーブ。
ただ、つながりません。
大林さん、ただ今森田がいい反応していますね。
≫ちょっと苦しい状況でも彼女が常に声をかけて盛り上げようとしていますよね。
≫フェイントを落としていきました。
これで下北沢成徳の3連続ポイント。
その差が1点。
ブロックポイント。
ライトに振っていきましたけれども前には堀江。
この選手もブロックのいい選手です。
≫成徳は一人ひとりがブロック、形がいいですね。
≫このブロックを鍛え上げてきました。
サーブポイント!強いサーブで崩していきました。
5連続ポイント、逆転!ここで八王子実践貫井監督1回目のタイムアウトです。
≫山なりのサーブをとるのと一緒。
だから後ろから合わせながらポンと送り出せばいい。
それを動かないで手だけでこうやろうとするな。
後ろから合わせるような形にすればいいじゃない。
わかった?≫八王子実践前監督の菊間崇司監督です。
高校バレー界に知らぬ人はいない名将です。
7連続ポイントのあと5連続失点という何か流れをいったん切りたいという決勝になりました。
≫八王子実践のサーブがミスになり16点目、成徳2回目のテクニカルタイムアウト。
接戦です。
≫こちらは32年ぶりの優勝を目指す八王子実践の応援席です。
およそ1000人の観客の先頭で応援をしているのは昨日の準決勝で36点を奪った東谷玲衣奈選手の親友、1年生の永沢美蘭選手です。
試合前、東谷選手の様子どう見えましたか?≫接戦の第1セット。
再び逆転に成功しました。
下北沢成徳高校です。
今日は恐らく1000人を超える大応援がこの選手たちの背中を押しています。
昨日が全校応援。
今日は希望者だけでいいそうですが。
校長先生を含めてこれだけの人数が選手をあと押ししています。
非常に厳しい勝ち上がりでこの決勝戦にたどり着きました。
3回戦ではインターハイ、国体の2冠王者九州文化を下し準決勝では東京と予選では敗れた文京学院大学女子にリベンジを果たし1戦1戦、心を強くしてこのファイナルのコートに立っています。
ポイント、八王子実践です。
それぞれに伺いましょう。
まず、大山加奈さん。
これからどういうものが大事になってきますかね、成徳。
≫やはり競った展開ですので心の強さですね。
ずっと課題でありましたけども逃げずに立ち向かって強くスパイクを振りぬく力ですね。
≫山口珠李、2年生です。
一方、八王子実践OG大林さんいかがでしょう。
≫やっぱり、とにかく実践はレセプションですね。
レセプションと東谷選手の本当の笑顔が見られたときにもうひと盛り上がりするのかなと思いますね。
≫堀江、フェイントで落としました。
連続ポイント、下北沢成徳。
ワンタッチを取りにいきましたがその差が3点に広がります。
貫井監督はここで2回目のタイムアウトを要求します。
八王子実践、3点差。
第1セット。
追い込まれていきます。
≫ライトはとにかく中から外に出ていくとコースが限定されちゃう。
だから、どっちかというと外めから1回出るふうにしてから中にいってタッチを狙うとか中を狙う形にしたほうがいい。
そこを使う。
あまりマーカーのぎりぎりまで伸びすぎなくていいから。
わかった?タッチ狙うスペースを作ってあげる。
≫ここ、慌てないで。
1点ずつ。
≫インターハイ5回国体2回春5回、通算12回の高校日本一を誇る東京・八王子の名門八王子実践高校です。
野嶋華鈴にきますがブロックポイント。
4連続です。
≫東谷選手にマークがいくのでそのほかのところで攻撃を仕掛けようとはしてるんですけどね。
≫ほぼ眞鍋さん、1枚ですね。
≫やはり一人ひとりがかなりブロックに時間をかけて練習してきていますね。
≫ここは、妹で決められなければお姉さんで決めるというキャプテン野嶋華澄のクイックが決まります。
堀江、決まっています。
粘りは下北沢成徳。
ラリーを制しています。
野嶋華澄のCクイックです。
≫いいですね。
こういう攻撃を増やしていきたいですね。
≫ここで下北沢成徳は14番、3年生武田花奈をピンチレシーバー。
この選手が入るとアタッカーは勇気がわきます。
リベロの池谷は頼もしい存在だと話します。
ここで守りを固めて一気に流れをつかもうという成徳。
一方、こちらも八王子実践は全員寮生活なんですがその寮長を務めています。
3年生、樋沢玲英をピンチコートに入れました。
クイックでいく!ホイッスルが鳴ってポイントは八王子実践。
クイックが決まっています。
≫今のも東谷さんがいいレシーブをしましたね。
≫いいコースです。
≫成徳の選手は思いっきり振りぬいていますよね。
≫先ほど、大山さんの話もありましたがそのバレーができてますね。
八王子実践はピンチサーバーの樋沢をベンチに戻して更にピンチサーバー、9番の片岡をコートに入れます。
ブロック!通しません、成徳!このセット、5本目。
≫本当ブロックいいですね。
今のはブロック間も空いていませんからね。
≫ダイレクト、ブロック!1枚止めた積山。
大林さん、執念です!≫まだこれで諦めるところではないですからね。
≫レシーブはじいていきました。
少し竹下さん、今のはコースが変わったんですかね、スパイクの。
≫ちょっと自分が思うところとは違うところにいったんでしょうね。
≫ここでセッターを代えます。
6番、3年生の大土。
非常にサーブのいい選手。
ストレート!ようやくレフトで1本切りました。
成徳、ここでセッターの山崎をコートに戻します。
これで、八王子実践東谷フォワード。
真ん中で勝負をするがこのスパイクはアウト。
第1セットは25対21。
競り合いの中、終盤に行きました。
下北沢成徳、3年ぶりの日本一にまず、第1セットを奪っています。
≫第1セットは競り合いの中下北沢成徳が取りました。
ここまでの戦いをご覧になってお二人、いかがでしょうか。
石川選手。
≫思い切りのあるプレーが非常に多いので見てて面白いですね。
≫高橋選手は?≫自分は粘り強いプレーが本当に多くて本当に見ていて勉強になります。
≫そして会場には両校合わせて2000人の応援団。
そしてそこにバレーファンも加わりすごい熱気の多い応援となっていますがそれがあと押ししていますよね。
≫本当に応援があることによって普段出せないプレーも出せちゃうのですごい今日は人がたくさんいるので選手も本当うれしいと思います。
≫まだまだどちらに流れがいくかわかりませんが≫黒後、強打でいきます。
大山さん、だいぶらしさが出てきてますね。
≫コースの幅も非常に広いですよね。
ストレートに、インナーにすばらしいです。
≫ストレートがアウトになっています。
野嶋華鈴。
第1セットはあとはミドルブロッカーの積山の打数が多かったんですが。
7点差がつきました。
≫第1セット失っている八王子実践です。
これまで三屋裕子さんをはじめ大林素子さん最近では狩野姉妹。
9人のオリンピック選手を生み出しています。
名門・八王子実践。
積山のクイックが決まりました。
この攻撃ですね。
≫積山選手を積極的に使っていってもいいかもしれないですね。
≫ダイレクト!押し込んでいきました。
黒後愛です。
≫竹下さん、実践側から見てると黒後選手の表情が落ち着いていてすごく冷静に相手を見ているんですね。
敵ながらすごいメンタルだなと思いますね。
≫真ん中、積山頼りになります。
このチームの中心という積山。
このゲーム早くも10点目。
両チーム合わせて最も多くの得点をミドルブロッカー積山がたたき出しています。
真ん中に落としました。
長いラリーは成徳が制します。
≫成徳のブロックが東谷さんのマークが厳しいですね、今日は。
≫タッチネットが成徳にありました。
大山さんは、このセットどういうふうに見ていますか。
≫ブロックすばらしいですね。
リードするとこれまでだとちょっと気を抜いてしまうところがあったんですけどそういう様子も一切見えませんね。
本当に心が成長しました。
≫下北沢成徳高校は高校生には大きな大会が3つあるんですが夏のインターハイ、秋の国体その2つの大会にいずれも東京都予選で敗れて出られなかったチームです。
下北沢成徳。
キャプテンの野嶋華澄お姉さんです。
後ろに目がついているかのような山崎のの花、セッター歴はまだ1年半。
≫さて、コートサイドの石川祐希さん。
八王子実践の1年生エースがここまで12本打ってまだスパイクのポイント1本しかない。
この状況どう見ますか。
≫下北沢が相当、マークしているのですごい苦しいと思いますね。
≫石川さんだったらセッターにどういう声をかけますかね?≫それでも持ってきてほしいと自分なら言いたいと思います。
≫ワンタッチがあります。
東谷、この試合最初のポイントこの試合2本目のスパイクポイントです。
ネットを越えていません。
ポイント、八王子実践。
ブロックアウトをとっていきました。
こういう技術もありますね。
≫熊井選手本当にここほしいという1点を取ってくれるんですよね。
≫黒後クロスに強打を決めていきます。
眞鍋さん、重そうですね。
≫今のも難しいんですけどね。
あれはやはり、ブロックが見えていますね、空中で。
≫黒後選手、2020年の東京オリンピックを目指しているという点では志の高さは荒木絵里香さんに似ていると小川監督は話していました。
ここでキャプテンの野嶋華澄に代わって第1セットに続き2番、樋沢玲英をピンチサーバーで送ります。
ブロックをはじいていきました。
これも大山さん、コースの幅と思っていいんですかね。
≫幅とうまさですよね。
ブロックを外して強打を打ったりブロックに当てて出したりと本当にすばらしいです。
≫これが眞鍋さん全日本にも求められてますよね。
ブロックアウトをとる技術。
≫特にライトから打つのは難しいんですけどね。
本当によくストレート、クロスをあのブロックを見て打ち分けてますね。
≫黒後愛、エースです。
止まらない成徳の勢い。
ワンタッチをとってからエースの力でねじ伏せる。
このブロックとそして高さとパワー。
これが新しい下北沢成徳の伝統になっていきます。
ブロックにかかりました。
ブロックポイント下北沢成徳。
もうすでに2回のタイムアウトを使い切っています。
八王子実践。
野嶋華鈴のスパイク。
ストレート、決めています。
やはりライトブロック1枚になってストレート側を2年生の野嶋華鈴が決めていきました。
この野嶋のプレーを相手が嫌がりだしたら打ちは負けることはないんだと貫井監督は話します。
ただ、成徳のマークはあくまで両レフト。
フェイント!跳び込んだ森田の上を通過していきました。
≫強打だけじゃないんですよね。
こういった軟打もうまい選手ですよね。
≫ストレートがアウトになった。
なんと、10点以上の差がこの第2セットはつきました。
ストレートに堀江が決めていきます。
やることなすこと全てがうまく回っていきます。
≫あとのなくなった八王子実践のサーブで試合が始まりました。
春の高校バレー女子決勝戦第3セットです。
この第3セットも最初の1点は下北沢成徳に入ります。
エース、黒後愛のポイントでした。
≫実践としては前半にサーブレシーブに集中しないといけませんね。
≫ものすごいスパイク!≫いいですね彼女らしいスパイクですね。
≫これぞ、スーパー高校1年生!大林さんものすごいスパイクでした。
≫やっと出ましたね。
セット間貫井監督がひと言、肩をたたいて東谷選手にしゃべってたんですよね。
ここから変わってほしいですね。
≫ライトから黒後を見せてきます。
≫ここまでは眠っていた1年生エース東谷玲衣奈が第3セット目覚めの時か。
ワンタッチをとってしかし、ボールはコートに落ちています。
黒後対東谷。
ここは成徳の池谷。
このリベロが影のMVPといってもいいかもしれませんね。
アウトになります。
ワンタッチを狙っていったでしょうか。
東谷のスパイクはミスになります。
まだ1年生です。
堀江!2年生、得点につなげます。
≫今のはリベロ池谷のポイントですね。
≫超高校級のスパイクを池谷が体で上げていきました。
早めに八王子実践1回目のタイムアウトです。
≫中途半端なんだよ。
上向いて、天井向いてスパイク打ってもだめ。
ちゃんと相手見て。
コーナー見て打つ練習してるでしょ。
それと一緒だよ。
≫第3セット、実践は1年生エースにボールを集め始めました。
コートサイドの全日本高橋健太郎さん。
ここまでどうご覧になっていますか。
≫両エースとも本当にすごい打ち合いで。
東谷選手もやっぱりエンジンがかかってきたようで本当にいいスパイクを打っているので今後に期待したいです。
≫エンドラインいっぱい。
野嶋華澄が決めています。
竹下さん、明らかに東谷にボールを集め始めましたね。
≫彼女に集めて。
やはり打数を打たせても乗ってきてほしい選手なんですよね。
≫ポイントは八王子実践です。
じわっと追いついてきました。
まだ序盤です、第3セット。
セットカウントは2対0。
ホイッスルはホールディングでしょうか。
≫ガーナ人のお父さんを持ちます。
準決勝は4セット1人で36得点をマークしました。
中学3年間で身長が7cm伸びました。
今もまだ、布団の中で骨がミシミシ鳴っているのを感じるそうです。
まだまだこれから日本の未来を託してみたいそんな逸材です。
東谷玲衣奈、初めての春。
初めてのセンターコート。
初めての決勝。
リベロ森田が上げているがここはもったいない。
実践にタッチネット。
ブロックをうまく利用していきました。
≫いいレシーブからこういう攻撃ですよね。
≫これで大林さん、このバレーでリズムが出てきますね。
≫あと守ってるんですけど実践側にもブロックが出てくるとリズム、勢いがもうちょっと出てくるのでほしいですね。
≫キャプテンの熊井。
強烈なスパイクをノータッチで決めていきました。
一方、大山さん、成徳のコートの雰囲気はどうでしょう。
≫ものすごい集中力ですね。
≫抗う八王子実践2年生の野嶋がブロックを利用してきました。
積山、いないところに落としていきました。
≫この粘りですよね。
すばらしいですね。
≫これで実践のほうがリズムが出てきそうですね。
≫眞鍋さん2本のブロックフォローですね。
≫本当にすばらしいですね。
≫成徳、熊井。
1年生のときから春の舞台に立ち悔し涙を流してきました。
ノータッチサーブポイント。
実践の足、止まりました。
≫すとんと落ちましたね。
ロングサーブですよね。
≫セッター山崎のサーブでした。
ブロックポイント!≫今日は長く八王子実践を率い数々の栄光を手にした菊間崇祠前監督もこの試合を見つめています。
大林さん、菊間監督は2位もビリも同じ。
1位にしか意味はない。
そうずっと言い続けてきましたね。
≫私も春高で準優勝3位のときの表彰状は破られましたのでね。
その思いは選手も必ずわかっていると思うので閉ざされていた歴史を彼女たちにこじ開けてほしいなと思いますね。
≫32年ぶりの日本一のかかった戦いです。
一番にしか意味がない。
それが八王子実践に長く受け継がれてきた緑色の伝統でもあります。
ダイレクトスパイク。
ここで1本、抗います。
チーム一丸で挑むのが実践のチームの特徴なんだと貫井監督は話します。
黒後のスパイク、エンドライン。
≫今のは高かったですよ。
ブロックの上でしょうね、今のは。
≫ワンタッチをとりました。
このセットから1年生エースの東谷にボールを集め始めています。
更に諦めきれない思いはこの3年生、樋沢。
3年生にとっては勝つも負けるもこの決勝戦が最後の一戦です。
ラストボールはつながりません。
ポイント、下北沢成徳16点目。
日本一に王手をかけてあと9点。
えんじの成徳です。
≫攻めるよ、攻めるよ。
5点差だから、もう1点いくよ。
≫今年度初めて全国大会に駒を進めてきた成徳です。
夏のインターハイ予選では東京都大会、今目の前にいる八王子実践に敗れて悔し涙を流しました。
支えてくれたのは家族。
今日も宇都宮大学バレー部の監督のお父さんの洋さん。
お姉さん、そしてお母さん。
声を枯らして声援を送っています。
家族の支えがあり、そしてコートに立つ仲間の支えがあり思えば、黒後は3年生本当に練習中は厳しかった。
そんなふうにこの1年を振り返ります。
この仲間と戦えるのもあとわずか。
だからエースはエースを張り続けています。
ブロックはアウトになりました。
ブロックアウトをとりました。
八王子実践、連続ポイント。
クロスを抜いていきました。
連続失点は2で止めます。
ただ、ここで黒後がサーブ。
4点ビハインドです。
ワンタッチがあります。
この決勝戦、小川監督唯一の不安はこの2年生、堀江の心の弱さだと話していました。
ただ、竹下さんそんなそぶりは全くありません。
≫今日は本当に思い切り振り抜いてますよね。
≫堀江、ストレート。
これはアウトのジャッジです。
エンドラインギリギリのところを狙いましたがジャッジはアウト。
これで眞鍋さん1つくぐり抜けたので…。
≫実践も連続得点ですね。
ここは。
≫これはノータッチライトから決めていきました。
じわりじわりと日本一の瞬間に近づいていきます、下北沢成徳。
ブロックポイント!≫竹下さん、八王子実践タイムがないのであとはメンバーチェンジだけなんですけど今、ベンチに1年生の本村選手が呼ばれてます。
最後、何かできることをやっていこうということなんでしょう。
≫吉田で勝負する。
ワンタッチがありました。
3年生の思いにかけます。
八王子実践。
中学からずっと一緒。
思えば、この3年生は6年間ともに汗を流してきました。
ともに涙を流してきました。
3年生の絆は簡単にはちぎれたりはしません。
逆襲の八王子実践。
その12番、本村をピンチサーバー起用。
≫サーブ、攻めたいですね。
≫エンドラインいっぱいサーブポイント!≫このポイント大きいですね。
≫ミラクルでしたエンドラインギリギリですとんと落ちました。
来年のエース候補だという本村ですがこれで少し流れが変わるかどうか。
その差が4点。
強い!成徳のブロック強い!連続失点を逃げ切りました。
そして、成徳は9番の3年生、片岡理佳子。
キャプテン熊井はいいます。
私はプレーに集中できるようにほかの3年生みんなが本当によく支えてくれた。
部員33人、うち3年生はマネジャーを含めて14人。
3年生の力でもぎ取る日本の頂点。
バックアタックを使った!まだ、こんな技を持っていた!≫初めて見ましたね。
≫ますます進化を続けます。
≫会場も今の1本沸きましたからね。
≫どよめきました。
熊井が決めます。
成徳の思いが緑の名門八王子の思いを陵駕していきます。
積山のスパイクはアウト。
ポイント下北沢成徳23点目。
その差が6点に広がりました。
これは、オーバータイムスダブルドリブル。
下北沢成徳に24点目。
春の高校バレー、3年ぶりのチャンピオンシップポイント。
3年生の意地は八王子にもある!セッターを戻します、成徳。
依然、春の高校バレー20163年生のチームメートが声を枯らしています。
3年ぶりのチャンピオンシップは保ったまま。
25点目!最後はエース黒後愛。
こん身の一撃!セットカウント3対0。
高さとパワーとブロックで下北沢成徳3年ぶり、3回目の日本一です!下北沢成徳高校の校歌です。
♪〜
(校歌斉唱)≫今年の春高に現れたスター黒後愛選手です。
ナイスプレーでした。
≫ありがとうございました。
≫黄色いメガホンが揺れています。
この気持ち誰に伝えたいですか。
≫やっぱりすごいお世話になった家族と支えてくださった周りの選手ですね。
≫まだ2年生ということですけども春高の頂点に立ちました。
怪我もして、大変な時期もあったと思いますがどこで自分が変われたと思いました?≫春高までずっと課題ばっかだったんですけど春高をやる中で成長できたと思います。
≫自分の活躍というのは十分チームを引っ張っていたと思いますけれども引っ張ってくれた3年生。
どんな思いでチームを支えたんでしょうか。
≫自分たちを立ててくれて…。
3年生がいたからここで、できたと思います。
≫改めて3年生どんな3年生でした?≫最後まで引っ張ってくれてすごい頼りになる3年生でした。
≫その思いというのは十分伝わったと思いますが。
3年生、そうですよね?≫はーい!≫そして、最後に栃木から出てきて今日はご家族も応援に来ていました。
ご家族へのメッセージ感謝の気持ち、お願いします。
≫勝ったよ!≫打てなかった…。
ごめんなさい。
ありがとうございました。
≫もっと粘り強く攻めていけたら結果は違ったのかなと思ったんですけど。
思ってた以上に成徳はブロックもレシーブもレベルが上がってて自分たちのバレーができずに終わってしまって。
3年生には本当に申し訳ない思いをさせてしまったなと思ってます。
≫高校日本一をかけた全ての戦いが幕を閉じました。
全国6411校の頂点に立ったのは男子が東福岡女子、下北沢成徳となりました。
石川選手、外から見る春高決勝の舞台雰囲気、いかがでしたか?≫男女決勝を見させていただいて改めて最高の舞台だと感じました。
≫もう一度、この舞台で戦いたくなりましたか。
≫できればもう一度やりたいです。
≫日本一をかけた高校生たちの情熱を見て高橋選手も燃えてきたんではないですか。
≫リオの予選もここで行われるのでそれのイメージ作りというかそんな感じで見ていました。
楽しかったです。
≫石川選手、最終予選そしてリオオリンピックに向けての意気込みをお願いします。
≫最終予選では必ず勝ちあがってリオのオリンピックで勝負したいと思います。
≫リオオリンピックに向けたお二人の活躍も楽しみにしています。
≫頑張ります。
≫それでは最後に高校生たちにとびきり熱いエールを送りたいと思います。
いきますよ。
頑張れ…。
≫高校生!≫優勝決まった!≫イエーイ!≫来年も頼んだぞ!≫オー!応援のおかげで優勝することができました!2016/01/10(日) 16:00〜17:40
関西テレビ1
ジャパネット杯 春の高校バレー2016女子決勝[字][デ]
「八王子実践×下北沢成徳」日本一決定戦は東京の名門校同士が激突!今大会大ブレイクの東谷玲衣奈VS黒後愛のエース対決にも大注目です!▽Sexy Zone
詳細情報
番組内容
2016年オリンピック・イヤーの幕開け、フジテレビ系列では高校バレーの全日本選手権『春の高校バレー』からスタート!昨年のワールドカップバレーで大活躍した石川祐希選手(中央大・2年)や古賀紗理那選手(NEC)を生み出した春高バレー。
女子は前回優勝、全日本の宮部藍梨選手が所属する金蘭会(大阪)の連覇なるか、インターハイ、国体を制し、すでに二冠の九州文化学園(長崎)がこの選手権大会(春高)を制して
番組内容2
三冠達成なるか、みどころ満載!
出演者
【春高情熱ナビゲーター】
Sexy Zone
【コメンテーター】
川合俊一
大山加奈
【キャスター】
宮澤智(フジテレビアナウンサー)
【リポーター】
内野泰輔(フジテレビアナウンサー)
ほか
スタッフ
【プロデューサー】
太田光史
【ディレクター】
落合祐輔
【制作】
フジテレビスポーツ部
ジャンル :
スポーツ – その他の球技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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