大相撲初場所 初日 ▽2016年の土俵を盛り上げるのは? 2016.01.10


ことしは本当に、ありがとう感謝の気持ちを持っていきたいね。
これがそのThanks
サンクス

Thanks
サンクス
とサンキューをかけたところもあると思います。
控えめにということです。
大きいことを言ってるじゃないですが、しかし望みは大きいほどいいですよ。
できないことはないですよ。
舞の海さん、今の話を聞いていかがですか。
白鵬が、今の力でやれば1年のうちの4場所というのはそれほど難しくないかもしれません。
ただ去年は猫だましなどもありました。
横綱とはどういうものだろうということは私も分かりませんが突き詰めて追求していく1年にしてもらいたいなと思います。
北の富士さん!まあ、猫だましの話は去年起きたことだからね、もう忘れたほうがいいね。
どうでしょうか。
白鵬としての力というのは。
去年舞の海さんが少し力が落ちたのではないかという声に過去は反発しましたけれども白鵬が力がずばぬけていたというだけに、今は少し抜けているということですけれども。
そういうものがないとあと4回優勝とは言えませんよ。
やはり白鵬はいつも稽古をしているわけですから肌で感じているわけですからできるという自信があるんですよ。
そうじゃないと言えませんよ。
控えめに4回ですよ。
そうですね。
それは自信がある証拠ですね。
年6場所のうち4回ですからね。
そういう意味では舞の海さんやはりこの1年の白鵬というのは楽しみですね。
そうですね。
4回と言わず6回制覇してもらいたいぐらいです。
大相撲ファンがほかに誰が優勝する力士は出てこないのかというような意味でもまた注目されていく盛り上がっていくと思います。
ほかの力士がそれを許してしまうのか、ということなんですよね。
いや、もうね、6場所あるんですから1場所ぐらい日本人の力士が優勝しないことには。
丸10年ですよ限度がありますよ。
我慢にもね、お客様もね。
いけませんよ。
もう1人の横綱、鶴竜です。
春場所夏場所と休場しました。
そのあと秋場所でついに悲願の横綱としての初めての優勝を果たしました。
鶴竜の抱負です。
去年1年間、まず振り返っていただきたいんですけどどういう1年でしたか?やっぱり横綱になると気持ちの重圧というかそういうものは違いますか?じゃあ、見せてもらえますか?これがその色紙、努力です。
いかにも。
鶴竜らしいですね。
もうひとつ元気を出してもらいたいですね。
この人は顔にあまり出ないタイプでね。
喜怒哀楽があまり出ないタイプですからね。
おとなしく思われがちなんでしょうけど、芯は強いと思います。
自分はまだまだ伸びしろがあるという話がありました。
どんな状況でも努力ができるんだということを鶴竜は言っています。
横綱として一度優勝をすると気持ちは相当違いますか?そうですね、そのときだけですよ。
次の場所からまた不成績になると振り出しに戻りますので先場所は、鶴竜にしてはやはり不本意な場所でも終わりましたのでまた気持ちを立て直して今場所へいくのは、相当な気力努力が必要だと思いますよ。
鶴竜について舞の海さんにはまた取組が近づいてきたころにいろいろお話を伺いたいと思います。
初場所の初日勝負審判が入場してきました。
このあと新入幕の輝が最初に登場してきます。
十両の青狼との取組です。
赤いランプが2つつきました。
勝ったほうがそのランプが残ったままになります。
きょうの初日の取組北の富士さんこうやってみると楽しみな取組がたくさん組まれていますね。
初場所の初日ですからね。
それはいい取組、並べないとねお客様に申し訳ないですもんね。
まあしかし、相撲がよければどういう顔ぶれでも熱戦を展開することが大事ですね。
顔ぶれだけじゃないですね。
名前や顔ぶれだけじゃなくて本当の内容であると。
そうです。
たとえ序ノ口、序二段三段目の若い衆の相撲でもいい相撲と分かりますからね。
館内のお客さんは本当に即座に反応してきますよね。
内容に期待してきますからね。
初場所の初日幕内の取組が始まります。
東から土俵に上がったのは新入幕石川県出身の輝です。
新入幕の輝のひと言です。
高田川部屋新入幕の輝です。
今場所は10勝以上を目指して真っ向勝負で頑張ります。
皆さん応援よろしくお願いします。
21歳、193cm。
北の富士さん、かなり早い段階から将来性を大きく期待されている力士ですよね。
この人は本当に入門当時からもうすでに、うわさが高かったですよね。
遅いぐらいですよ。
21歳の新入幕って別に取り立てて早いほうじゃとびきり早いほうじゃないですよね。
一つ一つ課題を克服しながらゆっくり上ってきたゆっくりというか一段一段上ってきたという感じですね。
長身で足が長いし当然、腰が高くなりますのでねそれで突き押しに徹しなきゃいかんというのはちょっと相撲的にはしんどいと思いますよね。
まだ輝の手がかなり仕切り線の上の段階で今、青狼が突っかけました。
寄り切りました青狼の勝ちです。
右の胸のところに少し血がついています。
輝、新入幕黒星のスタート。
青狼のおでこのところ出血が見られます。
決まり手は寄り切り。
北の富士さんやはり高いところが攻められてしまった感じですね。
腰が高いですね。
だから無理に頭を下げようとしたら、どうしても脇が空いたりまだ体全体の相撲力が出る状態になっていないですね。
また少年の子どもの体質から抜け出していないというねまだ力士の体になってないなという気がしますね。
素質というか身体能力を持て余しているようなところが。
そうですね、時間がちょっとかかるかもしれませんね。
ただ伸びしろはかなり大きそうですね。
これだけのものがそろっているわけですからね。
厳しい部屋にいますのでね。
間違いないと思います。
師匠は元安芸乃島の高田川部屋です。
青狼がいい相撲で白星のスタートです。
初場所きょうは初日初場所の番付の上位をご紹介しますとこの中で新関脇の嘉風嘉風の活躍は去年の特に後半は大いに沸かせました。
ことしはどういう活躍を見せてくれるかですね。
まだ勢いが残っていればいいんですけどね。
年齢的には33ですかそろそろ力がはっきり落ちるのが分かる年頃ですよね。
ことし34になりますね。
なおかつ、その年齢であれだけの元気のいい相撲取り続けるのは大変なことだと思いますよ。
東の小結は7場所ぶりに小結に戻りました勢です。
土俵上は東が誉富士西が北太樹です。
北太樹は山響部屋とかわっています。
北の湖さんが亡くなられて北の湖部屋から元巌雄の山響親方が部屋を継ぎました。
山響部屋として初めての本場所です。
数字の成績は先場所の九州場所の成績です。
北太樹は九州場所中に師匠が亡くなったあと北の湖の弟子としての誇りを持ってこれからしっかりと生きていきたいという話をしていました。
今、山響部屋に変わりましたが遺影が稽古場に飾ってあって前よりもしっかりと見られている気がするという話をしていました。
部屋には代々の師匠の写真を飾るものですがね。
北の湖部屋って一代年寄ですからね消滅するのはしょうがないとしてもね記憶には残りますからね。
伊勢ヶ濱部屋の誉富士です。
合わせる行司は木村秋治郎北太樹の勝ち。
北太樹らしい勝機を見つけてそこから一気に攻めていきます。
決まり手は押し倒し。
向正面の舞の海さん北太樹の攻めが動きよかったですね。
舞の海⇒そうですね、途中から鋭くなりましたね。
押し込まれて左の上手に手がかかったんですね。
ここですくうと同時にすぐに左まわしをはなしますこれで誉富士がすくいきれませんでした。
すくわれたときに膝から相手に足をうまく寄せていきました。
そうすると誉富士の足の行き場がなくなるんですよね。
寄っていくすくうと同時に左をはなします。
この辺の勝負勘のよさですね。
それと今お二人がおっしゃっていましたやはり北の湖さんが亡くなったということで気を引き締めて部屋を盛り上げていかなければいけないという自覚がさらに増してきたんじゃないかと思います。
きょうの相撲からそういう気持ちが伝わりますね。
伝わりますね。
去年は取り口に元気がなかったんですけれどもね、きょうの相撲あたり土俵際、押されても必死に残しますよね。
今も最初は押し込まれましたもんね。
一瞬、二本差されたんです。
二本差されて苦しい体勢からすぐに逆転して攻めきりました。
きょうも満員御礼。
8時25分には札止め。
十両の途中から本当にお客さんが盛り上がるように見えてきますね。
熱気を感じますね。
やっぱりいい相撲を取らないとね。
これだけのお客様、熱気期待の大きさがありますのでね。
いい相撲を見せなきゃね。
初場所が本当にファンの何ともいえない華やかさがあるというのは先ほど北の富士さんが少しお話になりました。
相撲界への期待力士への期待そういうわくわく感ですよね。
そうですね、それがなければいけませんね。
それに応えていかなければいけないというお話ですよね。
そうです。
力士はそれだけを考えればいいんですよ。
土俵に上がっていい相撲を見ていただくと。
それだけを考えていればいいんです。
あとは親方衆が考えればいいんですからいろんなことをもろもろ。
土俵上返り入幕の常幸龍と西の前頭14枚目豊響です。
常幸龍が先場所は西の十両3枚目で9勝6敗。
豊響は先場所は返り入幕の場所でしたけれども7勝8敗でした。
場所後、2月の14日に結婚式を控えている豊響。
常幸龍は12月の上旬に左の足首内視鏡の手術もしましたが動けるようにはなってきたという話です。
押し倒し。
圧力で圧倒しました豊響。
常幸龍いったんは回り込んだところですがやはり少しまだ足元に不安があります。
北の富士さん、頭からあたっての押し。
あたる角度もよかったしね前に出てくる出足もよかったですね。
手と足とよく出ましたね。
これは気分がいいですよ初日。
こんな相撲を取るとね。
豊響はもう乗ってくるとどんどん白星が先行するタイプですからね。
初場所の番付で上位をご紹介しましたけれども今度は前頭筆頭から8枚目までの番付です。
大砂嵐が左膝の半月板を痛めて休場しています。
松鳳山は大活躍でした。
前頭の筆頭。
安美錦も筆頭です。
新入幕正代は12枚目です。
輝は16枚目東。
貴ノ岩、常幸龍は再入幕です。
新入幕、正代、輝と非常に楽しみな2人が上がってきましたね。
輝の相撲はきょうは力が出ませんでしたけど正代も期待が大きいですよ。
いい体をしてますね。
地力はね、正代のほうが成績が上がるような気がしていますよ。
僕はそう思うな、そんな気がするだけですけどね。
確かに2人の完成度ということからは正代のほうが現時点ではいろいろなことができるそんな感じですね。
相撲がしっかりしているような感じがしますね。
土俵上は、東13枚目の豪風。
西は返り入幕西13枚目の貴ノ岩です。
豪風は36歳ではありますが1月4日、5日二所の連合稽古がありました。
自分なりの課題を持って一番一番集中して稽古をしています。
貴ノ岩のほうは3場所ぶりに幕内に戻ってきています。
出稽古はしないで部屋で稽古をずっと続けていたということです。
ただ、休んだのは31日と1日だけ。
あとはしっかりと体を動かしていたと話しています。
低迷が長いですね、この人は。
もっと上にいってもよさそうな気がしますけれども。
制限時間いっぱいです。
かわず掛けにいきましたけれども押し出し。
貴ノ岩の勝ちです。
相手の動きがしっかりと頭に入っていました貴ノ岩。
決まり手は送り出しです。
最後は後ろ向きでしたので決まり手は送り出し。
返り入幕の貴ノ岩の勝ちです。
北の富士さん、立ち合いのあたりの1発目は豪風がよかったんじゃないでしょうか。
それでもすぐに上体が起きましたからね。
貴ノ岩のあたりが強かったと思います。
終始あとはばたばたしていましたね。
足を絡めて掛け投げにみたいにいこうと思ったんですけどね。
体が浮いてしまっては豪風、しょうがないですね。
貴ノ浪はあすは千代大龍戦です。
豪風は正代との対戦が組まれています。
もう1人の新入幕力士、正代が土俵に上がりました。
熊本県からは戦後20人目の新入幕力士です。
東京農業大学からは8人目の幕内の力士です。
相手は千代大龍。
それでは新入幕、正代のひと言をご紹介します。
あけましておめでとうございます。
新入幕の正代です。
初場所は新入幕らしい元気のいい相撲で勝ち越し目指して頑張ります。
よろしくお願いします。
正代のひと言でした。
ちょうど鶴竜が時津風部屋に来ていたりして鶴竜とかなり気合いの入った稽古をしていたんですが何をやっても通じない、それでも思い切って、いろんなことをやっていたという正代です。
鶴竜にね稽古場で勝てるようになるとね、これはえらいことですよね。
時津風親方は腰をもう一腰下げろと、腰が少し高いんだと話しています。
何度も何度も指導していました。
やはりこの人も足が長いですよね。
長身でね。
だからなかなか腰を下ろすのはしんどいですね。
東京農大の2年生のときに学生横綱のタイトルを取っています。
相手の千代大龍も日体大時代に学生横綱になったことがあります。
正代、新入幕の初日です。
制限時間がいっぱいです。
突き放して、左からすくい投げ。
正代の勝ちです。
ほとんど、息も乱さないという形になりました。
向正面の舞の海さんあたりは千代大龍かなと思ったんですが。
舞の海⇒若干押し勝っていましたけれどね。
千代大龍、体を預けるようにして出て行きましてからは自分であたって自分に転んだような形になったんじゃないでしょうか。
かち上げというか、体当たりから千代大龍もいつもの相撲のつもりですが、千代大龍は全く足が出ていなかったんですかね。
そうですね。
気持ちと上体だけが前に行くんですが足がついていかないですね。
正代は舞の海さんどうご覧になってますか。
きょうは立ち合いに押し負けましたけれども十両時代の相撲を見ると立ち合いのはじく力というのはかなり強いものを持っていると思います。
足腰がいいですね。
土俵際の粘りもありますね。
楽しみですね。
北の富士さんまずは正代が白星スタートですね。
そうですね。
この人は勝ち越しはできるんではないかなと。
新入幕でね。
そんな感じを受けますね。
あと14日間ですからどうなるか分かりません。
15日間ですから、どうなるか分かりませんけどね。
時津風親方はいつも気にしていますけれども、気持ちが積極的ではないんだそうですね。
いつもネガティブ、消極的、弱気弱気の発言ばかりですからね。
そうしているわけじゃないですか。
気持ちの中は持ってないですよ。
学生横綱を取って帰ってきてますね、もしかすると大学時代に燃え尽きてプロに入って来る人もいるかもしれないですね。
ですからそこは心配ですね。
しかし今のところはそういう感じではないですね。
正代関です。
ありがとうございます。
初白星の味はいかがですか。
そうですね。
一瞬で緊張感が抜けたような感じです。
緊張感を受けるんですか。
土俵の上でですね。
新入幕ということで緊張感がすごくて。
それだけ雰囲気も十両と違いますか。
そうですね。
熱気といいますか九州場所にはないような感じがしました。
これで付け人をつとめた時天空関にもいい報告ができますね。
ずっと胸を出していただいたのでなんとか期待に応えたいですね。
場所前は横綱の胸も借りましたね。
そうですね。
胸を出していただいたのでそれに応えないとですね。
プレッシャーもありますけれども。
このあとも沸かせてください。
そうですね。
けがのないように。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
初白星の正代関でした。
新入幕です。
てれくさそうに応えている正代です。
おとぼけではないですかね。
土俵上は遠藤と阿夢露の仕切りが続いています。
制限時間がいっぱいです。
九州場所は遠藤は4勝11敗でした。
阿夢露のほうも先場所は4勝11敗でした。
式守与之吉が合わせます。
送り出し、阿夢露の勝ちです。
土俵を割ったあと少し膝を伸ばすような動きを見せました遠藤。
去年の春場所、左膝そして10月の秋巡業で右の足首を捻挫した遠藤左の下手いったんかかりましたね。
舞の海⇒阿夢露も右の前みついいところを取っていますから差し込んでいけませんね。
以前の遠藤の立ち合いからの踏み込みその鋭さは、左の下手ではないんですよね。
北の富士さん先場所からきょうの相撲も見てみるとそれほどよくなっていないような気がしますが。
北の富士⇒そうですね。
部屋の者とやっていた程度なんでしょうか。
まだ膝がよくないということかなむしろ後退しているよね相撲がね。
体の張りもそう感じられないしちょっとね先行き心配ですよ。
千代鳳と御嶽海を合わせる行司式守与太夫改め与之吉與之吉から、そのあとの勘太夫へと名前が変わっていくんですが先輩方がそういう流れをしているのを見ていただけに自分としても勘太夫になる前に與之吉を一度継いでそのあと勘太夫という思いから今場所、与之吉にかえたという話をしています。
与之吉に改めたという話をしています。
その式守与之吉が合わせます。
土俵上の2人、御嶽海と千代鳳です。
ともに平成4年生まれことしが年男です。
西の御嶽海ですがまげを初めてつけました。
御嶽海のリポートです。
まげに関しては突っ張られるので引っ張られるので、きゅっと気持ちが引き締まると言っています。
やっと力士の一員になったただまげを結うと目立ちますから責任のある行動をしていきたいと言っています。
年男としてはことしは幕内定着で1場所ずつ8番でもいいから勝ち越して番付を上げていくその幕内定着を1つの目標にしています。
攻めきりました。
まげを結っての初めての相撲。
白星スタートの御嶽海です。
去年の夏、左膝を痛めている千代鳳先場所は2桁10勝を挙げました。
この初場所は黒星のスタートとなりました。
押し出し、御嶽海が勝ちです。
花道を引き揚げる千代鳳です。
黒星のスタートとなってしまいました。
年男のことしの抱負はどうでしょう。
千代鳳のリポートです。
特に年男を意識するわけではないですがやはりよい年にしたいきょう初日すべての始まりですからいいスタートを切りたいと言っていましたがちょっと左の膝でしょうか本人にあとで聞いてみます。
藤井アナウンサーがリポートしている後ろを通りかかりました。
取材をしてくれていると思います。
今の相撲ですが北の富士さん、御嶽海がいい相撲を取りましたね。
そうですね。
相手に引かせましたね。
相当な圧力があったんでしょうね。
相手に引かせることはそうはなかなか引かない千代鳳ですから。
腰の重い、重心が低いですからその相撲を持っていくんですから。
千代鳳のリポートです。
土俵を落ちるときに左足から落ちていったんですがそのときにどうやら痛めたということです。
もともと悪い膝です。
本人もきょう出番前に稽古は十分にできて稽古場で十分体は動けていたので思い切り相撲を取ることができると思いますと言っていましたがただ、ひと言肘とか膝はまだ完璧ではないと言っていました。
土俵を落ちるときの落ち方意外とけがをしてしまう鬼門の場所でもあるんですね。
体重が重いですから今の力士はわれわれの時代では考えられないような状態でけがをしますから平均163kgとか164kgとか言っています。
これは重すぎます。
考えなければいけませんよ。
体さえ大きくすれば相撲を勝てるという間違った考えは捨てることだね。
負担になりますよ。
体が。
関節にも悪いし内臓にも悪いしね。
体重はあまりつけすぎないほうがいいですよ。
本人が最も動ける体重ですね。
163kgの平均なんてとんでもないですよ。
きょうは幕内に入ってからすべて西方の力士が勝っていますね。
そうですね。
東方の力士は嫌でしょうね。
舞の海さんは現役のときこういうことは気になりましたか。
少し気になりましたね、電光掲示板に目がいってしまうとね。
国技館の場合は控えに座っていると見えるんですよね。
ご覧のように、下のほう西の力士がきょうはずっと勝っています。
北の富士さんは、こういうことはあまり気にしないタイプでしたか。
いやあ、気にしますよ。
結構するんですよ。
こう見えても気が小さいですから。
先ほど勝った御嶽海のリポートです。
気合いが残った表情で引き揚げてきました。
立ち合いから残せました。
あまり相手の重みも感じませんでしたと言っています。
場所前に出羽春日野連合稽古をしますがこうした出稽古力が自分の力、自信になっていると話していました。
ずっと勝っている西は臥牙丸です。
先場所は8勝7敗4場所ぶりの勝ち越しを十一日目に決めたんですがそのあとは4連敗で8勝7敗でした。
佐田の海、今場所は東の9枚目3場所連続、負け越しです。
小手投げ、臥牙丸の勝ちです。
軍配は臥牙丸。
木村寿之介、さっと軍配を上げましたが。
一瞬、物言いかと思ったんですが。
まあ、攻められていましたから。
早くもう1回見たいね。
また西が勝ちました。
真っ赤な顔、力が入りました臥牙丸。
体勢は不利になりましたが下がらなかったですね。
あたって臥牙丸が押そうとしたんですが佐田の海、この辺りがうまかったんですね。
右の足首に不安がある佐田の海です。
二本入りましたが臥牙丸は諦めずにきめていこうとしました。
きめきれずに小手投げを打って問題ありませんね。
小手が抜けて右の肘から落ちた臥牙丸ですがその前に佐田の海の右手がついていました。
臥牙丸はなかなか積極的に休まないで体を生かして初日からいい相撲じゃないですか。
199kgという体重がずっと続いています、臥牙丸。
というのは本人は身長は分かるんですが体重はのらないといって199kgとしています。
まあこの人は200kgねきたときから大きいからね。
動ける体のトレーニングしながら力士は大きくなっていますがそれにも限度があるということですよ。
今夜の「サンデースポーツ」です。
今夜は北の富士さんがたっぷりと解説をします。
久しぶりにどうなりますかね。
思い切った解説も楽しみにしています。
そして1月のマンスリーキャスターは室伏さん。
室伏さんはいい体をしています。
相撲を取らせてもいい相撲を取ると思いますよ。
大相撲に1回来ていただきましたが八角さんが今からでも遅くないからうちに来ないかと言ったそうですが。
あの当時はね本当に室伏さん、現役ばりばりだったですからね。
先ほど勝った臥牙丸のリポートです。
初めて佐田の海に勝ったことも手伝って真っ赤な顔で自分から取り口を振り返ってくれました。
かなり苦しそうでした。
それから西方が勝っていることに関しても臥牙丸自身、今分かっていて気合いが入ったと言っています。
今、国技館の正面エントランスに天皇皇后両陛下がお着きになりました。
きょうこのあと館内に入られて幕内の後半の取組からご観戦されます。
平成に入ってから21回目。
去年の初場所は中日、八日目に天皇皇后両陛下をお迎えしての相撲でした。
初場所の初日というのは平成23年以来5年ぶりということになります。
新理事長の八角理事長が。
これは八角さんも緊張するでしょう。
あんなに緊張することはそうありませんよ。
歩き方も相当かたかったですね。
拍手と歓声
押し出し、高安が逆転しました。
終始攻めていった妙義龍攻めきれず。
高安が白星スタートです。
決まり手は押し倒しで高安の勝ちです。
これもまた、西方の高安が勝ちました。
前半は残り2番ですので前半がずっと西の力士が勝つというような初場所の初日です。
今の相撲も内容がよかったですね。
低くあたって起こしていったのが妙義龍です。
妙義龍のペースだと思ったんですけどね。
高安は腰が重いというかなかなか下がりませんね。
右からの押っつけも強力でしたよね。
この流れでは、妙義龍かと思いましたけどね。
はたきで崩しましたね。
すかさず寄りましたけれども。
妙義龍はね、稽古総見のとき稽古総見じゃないや出羽一門ではやってましたけれどもキレがないよね。
1月3日に出羽一門の恒例の稽古初めがありました。
19人の力士が集まって壮観でした。
右の足首を痛めてそこからまた復帰の途中という感じですね。
やはり出ているというのは格好のいい形があるじゃないですか。
そういう相撲が見られなくなった。
出足がなくなったといいますかね。
今の相撲もそうでしたね。
勝機を逃していますね。
一方の高安は年明け1月の4日、5日、6日、二所の連合稽古でも積極的に土俵に上がっていました。
きょうは非常にすばらしい天気です。
東京地方、空の色が非常に美しいグラデーション。
スカイツリー。
そしてその手前にある国技館です。
初場所の初日。
放送では成人の日の特別企画として中入りからの時間「データ放送あなたも参加みんなでつくる大相撲中継」と題し、データ放送でアンケートやクイズを行います。
また、ツイッターとメールでもメッセージを募集します。
送っていただいたメッセージは中継の中でもご紹介させていただきます。
あすの大相撲中継データ放送であなたも参加みんなでつくる大相撲中継。
どうぞお楽しみに。
満員の館内。
ことしの初日はどうでしょう。
いつもはもう少し着物姿の方も多いのかなという感じがしますがかなりの数の方がいらっしゃいますけれどもね。
そうですね。
土俵上は豊ノ島と玉鷲です。
豊ノ島は九州場所左の足底筋、左の足の裏断裂で十四日目と千秋楽を休場しました。
5勝9敗1日の休み。
1月4日から休場後、初めての稽古を行いました。
一方の玉鷲は、先場所は東の前頭9枚目で4勝7敗と追い込まれてからの4連勝で勝ち越し。
8勝7敗でした。
二所の連合稽古でも迫力のある突き押しを見せました。
晃之助が合わせます。
寄り切りました。
豊ノ島の勝ちです。
拍手と歓声
決まり手は寄り切りで豊ノ島の勝ちです。
舞の海さん、豊ノ島はのど輪を外すのがうまいですね。
それとのど輪をもらっても上体をしならせて、その相手の突きをうまく逃がしますよね。
体のしなりですよ。
普通の力士だとこうなるとなかなか力が出ませんが。
しなっても下半身が崩れないんですよね。
そうなんですよね。
上体と下半身が別々で使えるといううまさがありますね。
下半身はどっしりとしていながら上半身は柳のようにしなって相手の突きの威力を止めるんです。
顔が完全に上を向いています。
しなりながら左を差して上手になっていますけれども差していくことができますね。
初日の相撲を見ているかぎり豊ノ島はなんとか間に合ったという感じがしますね。
立ち合いの突きもふんばれています。
舞の海さん、ようやく東の力士が勝ちました。
そうですね。
相撲は神事でもあります。
きょうは神様の気分が西なのかなと思っていましたが。
ここで東の力士が流れを止めました。
その談話を取ろうと思って花道のところに待ち構えていましたけれどもちょうど天皇陛下をお迎えするということで勝ち残りの形ですね。
高安も豊ノ島も控えに座っています。
勝ち残りになりました。
昔ね、今の上体を反らしてね体も柔らかいという陸奥嵐という力士がいたじゃないですか。
彼も、のど輪か何かで張って反るんですよね。
後ろが見えたといいますよね。
お客様がね。
後ろのお客様が見えたということです。
のけぞって、後ろのお客様が見えたということですけれども豊ノ島は見えないでしょうね。
短いですし。
房ぐらいは見えたかもしれません。
それぐらいおもしろい力士がいましたね。
十両では時天空が休場です。
先ほど正代も、時天空にいい報告ができそうだという話もしていましたが悪性リンパ腫で今場所休場。
東の十両9枚目。
同じような病気と闘いながら頑張っている人たちにその人たちのためにも自分自身は頑張っていきたいということで病気との闘い、闘病生活は4月くらいまで続くだろうというふうに時津風親方は話していました。
土俵上は幕内前半の最後の取組。
隠岐の海が西、西の前頭6枚目。
相手は徳勝龍です。
隠岐の海は締め込みが深緑色に変わりました。
新しい締め込みです。
木村晃之助が合わせます。
寄り切りました。
隠岐の海の勝ちです。
拍手
前半攻めた徳勝龍。
攻めきれませんでした。
しのいだ隠岐の海が寄り切りの勝ち。
寄り切りで隠岐の海の勝ちです。
前半が終わって勝負審判が交代します。
北の富士さん、今のこの隠岐の海の相撲はいかがでしたか?前半は押されっぱなしでしたけれども、顔が上がって一応出足は止めましたからね。
これでは負けられませんよね。
左の下手を取って、右がいったん巻き替えもねらったんでしょうが巻き替えることができずに舞の海さん最後押っつけていきましたね。
それと徳勝龍はたまらず右から無理に突き落としているんです。
それでさらに体勢が悪くなりましたね。
幕内の前半は下のほう西の力士がずっと勝っています。
今場所十両の青狼が新入幕の輝との対戦で勝ちました。
新入幕の正代がすくい投げで白星を挙げました。
鶴竜に嘉風、嘉風は鶴竜にこのところ2連勝中です。
初場所初日ファンのわくわく感にこれまで幕内の取組は北の富士さんが見て応えられていますか?初日のわりにはですね動けていると思いますね。
あの動きは悪くないと思います。
攻防が見られますよね。
はい。
このあとの後半割りとしては楽しみですね。
注目の嘉風が鶴竜との対戦です。
鶴竜にとっては大きな初日になるのではないかと思います。
やはり先場所の一番が鶴竜の頭から離れはしないと思いますよ、簡単にはね。
あの出足はね。
前に出る力士というのは怖いんですよ。
どうしても癖で引いてしまいますよね。
どうしてもね。
まして、初日ですから神経が行き届いていませんからさっと攻められると慌ててしまうんですよね。
後半が非常に楽しみです。
先ほど、衛星放送の時間帯では北の湖前理事長の年末の協会葬のもようなどをお伝えしました。
北の湖前理事長の第55代横綱北の湖そして日本相撲協会の北の湖前理事長の功績を振り返る展示会が、現在国技館の館内の相撲博物館で開かれています。
12月の24日から始まりました。
会場には現役時代に使っていた化粧まわしや取組の写真。
土俵入りの写真そして功績を振り返る110点の資料が展示されています。
このうち昭和51年の九州場所千秋楽、横綱輪島との取組の写真は、勝ったほうが優勝となる大一番でした。
互いに一歩も譲らない1分42秒になる熱戦。
その模様が写真から伝わってきます。
史上最年少となる21歳2か月で横綱に昇進した第55代横綱北の湖。
輪島と1つの時代を作ってそして理事長としても公益法人への移行をさせたとにかく、一貫した信念は土俵の充実ということでした。
歴代の理事長そういう目的は一緒です。
とにかく土俵ありきです。
先ほど国技館のエントランスに到着されました天皇皇后両陛下を館内にお迎えします。
去年は初場所の中日八日目でした。
5年ぶりに初場所の初日。
天皇皇后両陛下をお迎えしてのこのあとの取組です。
館内アナウンス
ご観覧の皆様にお知らせいたします。
天皇皇后両陛下がご入場になります。
拍手
拍手
拍手と歓声
拍手
元北勝海の八角新理事長がこのあと、ご案内役をされます。
八角理事長、確かに歩いてくる姿といい、今の表情といいかなり緊張されていますね。
まあ、しかしね僕も誇りですよ。
やはりね、北勝海は。
よく理事長にまでねさせていただきましたよ。
北の富士さんにとってはまな弟子ですからね。
両陛下をお迎えしてのこのあと幕内の後半戦です。
やはり初日のわくわく感華やいだ雰囲気がさらに今、両陛下をお迎えしてまた1つ空気が変わった感じがしますね。
そうですね。
これからの後半もいい相撲を楽しんで、お楽しみいただいてね。
後半の最初の取組は旭秀鵬と蒼国来。
ともに先場所は9勝6敗の好成績です。
このところ旭秀鵬が2連勝です。
2人の立ち合いを合わせます行司の木村庄太郎ですけれどもきょう1月10日というのは横綱栃錦の命日であります。
命日の日に木村庄太郎は栃錦の家の家紋梅鉢の家紋をちりばめた装束を着ての土俵ということになります。
栃錦の命日なんですね。
そうだったんですか。
天皇皇后両陛下をお迎えしてのこのあと幕内の後半戦。
旭秀鵬と蒼国来。
制限時間いっぱいです。
寄り切りました、蒼国来の勝ち。
旭秀鵬は少し右膝を気にしながら土俵を下りました。
決まり手は寄り切り。
天皇皇后両陛下をお迎えしての初場所の初日。
向正面の舞の海さん蒼国来がうまく取りましたね。
そうですね。
常に前傾姿勢で相手にまわしを取らせないように構えていますよね。
そして起こしたあと左四つになりましたね。
このあと上手の引き付けが強かったですね。
旭秀鵬の両足が浮いてしまいますよ。
つり寄りですよね。
最近は完全に左四つ右上手の形のほうがよくなってきましたね。
それと日々日々引き付けの力が強くなってきたように思います。
あす二日目の取組をご紹介します。
数字は幕内での対戦成績です。
土俵上は琴勇輝と魁聖です。
突き押し相撲の琴勇輝。
西の前頭4枚目というのは自己最高位です。
4場所連続の勝ち越し中。
魁聖は先場所は東の前頭7枚目。
3連勝の好スタートから3場所ぶりの勝ち越し9番勝ちました。
琴勇輝の突き押しがこの重い魁聖に通じるかどうか。
過去両者は1対1。
琴勇輝⇒
気合いの声
ほっ!
拍手
すくい投げ。
追い込まれましたが逆転しました琴勇輝。
決まり手はすくい投げ。
北の富士さんよく逆転しましたね。
背中を向けましたよね。
これは魁聖がねあのチャンスは逃しちゃだめですね。
魁聖は組むこともありました。
小回りがきくんですね。
このあとも魁聖が押し込んでいったんですが一度押し戻したあとの左に動いたあと右からすくいましたね。
なかなか動きがよかったですね。
左方向に動いてそっちに持っていこうという力を利用しました。
突っ張りもありますしこういう動きもできると琴勇輝、暴れそうですね。
しかし、ああいう背中を向けるということはね魁聖もあんまりあんな体勢になったことないからびっくりするでしょうね。
日本出身力士が優勝から遠のいて丸10年という話がありましたけれども期待を集めるのは大関陣だと思うんですよね。
そういう意味で、この初場所スタートにあたって大関陣の抱負というのをいろいろと聞いています。
まずは稀勢の里と照ノ富士の2人の抱負です。
優勝というのはどうですか?中入りの時間では3横綱のことしの抱負をお伝えしましたが大関陣も、まずは優勝ということを意識しての当然のことながらの抱負ですね。
照ノ富士はね本人が言っているように優勝を経験していますのでね若いですし前途洋々ですよ。
膝さえ治ればの話ですけどね。
稀勢の里はことしもう30でしょう。
そう時間はないですからね。
本当に勝負をかける年ですよね。
それにしてもすごくまぶしそうな。
そうですね。
あんな顔見たことないですね。
土俵上は東の関脇栃煌山と東の前頭3枚目逸ノ城です。
逸ノ城が193cmで体重が6kg増えて214kgと関取の中では最重量になりました。
栃煌山は4場所連続の関脇。
木村恵之助、軍配を返しました。
左からすくい投げ。
栃煌山の勝ちです。
決まり手はすくい投げ。
立ち合いからの流れを作ったのはやはり栃煌山ですね。
これはもう逸ノ城は立ち合い定位置で棒立ちですよね。
脇は甘いしね左を引っ張り込みにいくような感じで。
左が差せなくて相手にいったん右を差されたんですが、うまく巻き替えましたね。
そうして、すくったんですけど腰が高いのであのまま出ていっても無効ですよね。
だから簡単にすくわれてこけますけどね。
あれは稽古していないなというそんな印象しかないですよね。
師匠の湊川さんにはようやく自覚が出てきて自分からやらなければという気持ちが出始めたと。
出始めた?出稽古はいっているんですかね。
部屋でずっと稽古してましたね。
それは、そんなのは稽古のうちに入らないかもしれないね。
どんどん強い人に胸を借りていかないとせっかくの大器もこのまま終わるということもありますからね。
先ほどから天皇陛下が拍手をされているご様子が映っていますが一番前に勝った琴勇輝これまで十両で取っていた時代に天皇皇后両陛下がお見えになったということで今回初めて目の前で相撲を取ったんですがそこを聞いてみますと全然緊張はしませんでしたと。
人が多くて大きな拍手をいただいてその気持ちがとてもよかったという話をしていました。
先ほど稀勢の里、照ノ富士をご紹介しましたが今度は琴奨菊と豪栄道のことしの抱負です。
2人の大関の抱負。
土俵に最初に上がったのは豪栄道。
納得のいく1年にという話をしていました。
九州場所前に右手首を痛めてなかなか場所の前に稽古のペースが上がってきませんでした1月4日から土俵に入って急ピッチに仕上げてきました。
締め込みも紺色にかえました。
東は西の前頭2枚目の碧山。
制限時間いっぱいです。
はたき込みかろうじて俵の中に残っていました豪栄道。
なんとか、勝ちを拾いました大関の豪栄道です。
決まり手は引き落とし。
相手の突いてくる手を上から払うような形になりました。
決まり手は引き落としです。
向正面の舞の海さん危なかったですね、大関。
体力的にも劣りますから押し負けるのは計算ずくでしょうけれども。
微妙ですね、豪栄道の右足も。
碧山のいい突き押し。
先にやはり碧山が落ちていますね。
きょうは右手首ですね。
これは、まわしを取って十分につかなくても勝てましたがあすからは右手首にどのくらい使えるのか不安ですね。
本人は、大関昇進を決めたときに黒いまわしに替えていくずっと黒まわしだったんですが心機一転、関脇時代の青いまわし。
紺色ですね、戻しましたね。
新しいわけではないんですね。
かえってしっくりくるんではないでしょうかね。
まわしをよく替えるけれどもしっくりこないんですね。
まわしというのはそうそう替えるもんじゃないですよ。
今の人はどんどん体が大きくなるから短くなるんですね、まわしが。
それで替える人が多いんじゃないでしょうか。
昔はつぎはぎだらけのそういうまわしをしていましたから。
よく縫ってということがありました、前まわしを。
新しいまわしを嫌ってですよね。
しっくりくるまでに時間がかかりますね。
そうなんです、時間かかります。
白星のスタートを切った豪栄道。
2人目の大関琴奨菊が東から上がっています。
相手は宝富士です。
8対1と琴奨菊がリードしています。
先場所、左膝を痛めて十四日目と千秋楽は休場しました。
琴奨菊自分自身の問題である自分自身さえしっかり稽古をしていけば、おのずと結果が見えてくる、しかも優勝をねらって意識していきたいとはっきりと言いましたね。
まあ大関ですからね。
そのくらいのことは言ってもらわないと困るんですがなかなか成績が伴わないから自分の脇の甘さがありますんで一本に絞ったらいいと思うんですけどね。
右左、前まわしですね。
ここ半年ぐらいようやく体作りに手応えを感じてきたと話しています。
気持ちも半年間で気持ちも体も変わってきたと話しています。
ただ膝が、古傷ですからね。
いつまた再発するかもしれません。
二所の連合でも稀勢の里と気合いの入った気迫十分の稽古をしてきました3日間、琴奨菊です。
相手は宝富士です。
稽古場で師匠からとにかく頭をつけろ右肘、上手を取ったら締めるんだと具体的に指示を受けていました。
突き落とし。
寄ってからの右突き落とし。
圧力がありました、琴奨菊。
琴奨菊も白星スタートです。
決まり手は突き落としです。
北の富士さん今の内容はいかがでしたか?いきなり左を差されましたけれどもね。
休まなかったのが大関よかったんですね。
終始やはり圧力をかけていますね、琴奨菊は。
しかし自分も上体が起きていましたからね。
もう少し粘られると分かりませんよ。
宝富士も精いっぱいだったんですね。
残すので精いっぱいですね。
舞の海さん、このスタート琴奨菊、やはりとにかく圧力をかけて攻めていくという稽古をしていって、それが初日に出たということですね。
大きいですね。
場所前の稽古を見ましても稀勢の里と三番稽古をするんですが勝敗は稀勢の里が勝っていますけれども、立ち合い押し込んでいるのは琴奨菊なんですね。
ほとんど押し勝って土俵際まで追い詰めるんですね。
馬力は徐々に戻ってきていると思います。
本人は馬力プラス、さらに伸びしろがあることがこの半年間でよく分かったと話していました。
北の富士さん、大関陣特に日本出身力士の大関陣毎年期待が高まる中で序盤なんですよね、いつも。
序盤で星を落として。
はやばやと負けるんですね稀勢の里は、たまには食い込むこともありますけれどもね。
肝心なところで負けますからね。
3人の大関に期待はするんですけれどももういいかげんにこの辺でストップをかけないといけませんよ。
3人目の大関、照ノ富士が登場しました。
本人は優勝回数を増やしていきたいと話しています。
まだ足が思わしくないですかね。
少し先場所よりは。
場所前の稽古を見るかぎりではよくなってきていると思いますが両膝に装具をつけていますね。
今は重装備だからね。
テーピングがわれわれのころとは違ってね。
私たちのころはせいぜいサポーターくらいでしたからね。
場所前調整しながら装具をつけたり最後のころは装具をつけなかったりサポーターをつけるだけだということもありました。
きょう初日は、膝は装具をつけています照ノ富士です。
立ち合い合いません。
2度目の立ち合い。
木村玉治郎が合わせます。
ちょっと合いませんでした。
行司待ったです。
微妙にずれてしかも松鳳山の手が土俵についていませんでした。
玉治郎が止めて、もう一度。
3度目の立ち合いになります。
きめ出しました、照ノ富士。
拍手と歓声
絶好の形を作った松鳳山攻めきれませんでした。
照ノ富士がしのぎました。
よく残しましたね、照ノ富士。
松鳳山よく攻めたけどね。
これが照ノ富士の1つの強さですね。
あの棒立ちで膝が伸びきって残せるのは彼ぐらいしかいませんですよね。
照ノ富士ならでは、そうですね。
これは松鳳山は九分九厘勝った相撲だよね。
見ましたね。
松鳳山の攻めというのはかなり厳しい威力のある攻めでした。
いいところ取ってますね。
うまく取りましたね、松鳳山。
決まったかという一瞬もありましたね。
照ノ富士、余裕がありましたね顔に。
横みつを取ってけ返し。
松鳳山、振られないようにしっかりとこらえていましたね。
そうなんですね。
どこも悪いところは松鳳山ないですよ。
ちょっと正面を向きすぎましたかね。
もう少し横に。
もう少しどっちかを浅くして深くする。
と、思うんですね。
しかしあそこまで攻めて攻めきれなかったのは照ノ富士の腰のよさはこれはちょっと膝は痛めているとはいってもこれだけ残るんですからね。
あしたから注意しないとね。
こういう相撲を取っているといけませんよ。
このしのぎ方ができるということは膝にも負担がかかっているということですね。
あれをすくい投げでもう体がない横から崩されるとなかなかそうはいかないですね。
少しまっすぐ攻めすぎたかなという感じですね。
舞の海さん今の相撲館内すごい声援でしたね。
本当にお客さんにも伝わったと思いますよ。
松鳳山のこん身の寄りと照ノ富士のしなりながらの土俵際ですねこれが大相撲の魅力でもありますからね。
稀勢の里が土俵上に上がりました。
何度も大きな期待をかけていますね、舞の海さんも。
それが、大相撲ファンの1つの楽しみでもあると思うんですね。
裏切ってくれる。
でもいつかはと、そういう夢を見ている。
そういうファンも多いんではないでしょうかね。
諦めかけるとすごい相撲も見せてくれますね、稀勢の里は。
2人がおっしゃったように序盤ですね。
きょうは本当に大事な一番ですね。
稀勢の里もそろいのはっぴの応援団も詰めかけています。
郷里が近いですからね、茨城出身です。
いつもの場所よりも熱心ですね。
初日の相手は安美錦です。
これはちょっと用心しなければいけないね。
ここは物言いです。
湊審判が周りを見たあと右手を挙げました。
張って中に入って起こして相手が来るところを引くという北の富士さんが気をつけなければという安美錦のこの辺がうまさですね。
土俵際がね。
土俵際、おっとどうか。
稀勢の里、先に落ちていますかね。
これはなかなか難しいね。
かなり安美錦がとんだかと思いましたがスローを見るかぎりは安美錦がまだ俵の上でした。
正面審判長の井筒審判長がビデオ室との無線のラインを外したあと土俵に上がりました。
もう一度、今の土俵際です。
安美錦は俵の上です。
左のかかとは俵の上でしたよね。
上でしたね。
その部分が別の角度から、もし見られればということですが。
安美錦の左のかかと徳俵の角のところです。
安美錦、右で張ってそして。
思い切って引きましたね。
左の足のかかとのところまげの部分はそんなに問題はないですね。
ないと思いますね。
髪の毛のところは頭の後ろということになります。
蛇の目にも、あとがないようでしたから。
かなり長引いています。
もう一度見てみたいのは安美錦の左のかかとですね。
徳俵の上ですね。
そうなんです。
今、土俵の周りで呼出しさんが慌ただしく動いていますが何か故障をしたんでしょうか。
マイクかあるいはビデオ室との通信のところですかね。
ビデオ室からの情報があるいはないのかもしれません左足のかかとが残っていれば安美錦、有利ですね。
そうだと思うね。
稀勢の里もわりと早く落ちているね。
舞の海さん、どうですか。
それと、もう1つ安美錦の右の足大きく踏み出しています。
ここをどう見るかと思いますね。
左足が残っているからね。
右足はもう残っていると見ますか。
土俵外には出ていますがね。
両足が出ていれば宙に浮いていれば難しいんですが左足が残っているからね。
左足がまだ俵についていました。
軸足があるからね難しいんですよ。
私ならもう1丁さすかな。
どういう判定になりますか。
ただいまの協議について説明します。
行司軍配は安美錦有利と見てあげましたが稀勢の里の肘がつくのと安美錦の体の落ちるのが同時ではないかと物言いがつき協議した結果同時と見て取り直しとします。
かなり長い時間をかけて検討した結果取り直しです。
あれは難しい。
これでいいと思いますよ。
稀勢の里もかなり攻めていましたし。
攻めてるほうに七、八分の利があります。
そして4か所違う角度から勝負審判が見ていて先ほど、舞の海さん向正面方面から見ると安美錦がかなり飛んでいたという印象があるんですね。
そうですね。
安美錦、塩を取りに来るときに表情が見えたんですが首を少し傾けて苦笑いをしていました。
ああ、もう一丁かというような表情をしましたね。
待っている間も膝ですとか自分のところを動かしながら体のチェックをしていた安美錦です。
安美錦はやったなという気持ちがあったんでしょうねきっと残ってるぞという気持ちがね。
稀勢の里は助かったと言えるかどうか。
いやいや稀勢の里は助かりました。
だいぶ体勢を崩しましたからね。
もっと落ち着いて出ていかないとね。
稀勢の里は去年1年間すべて勝ち越し。
春場所は9勝でしたがそれ以外はすべて2桁。
安定して2桁は勝っているんですがもう1つ、あと1つというところで優勝争いからは脱落しています。
取り直しです。
押し出し。
安美錦の勝ち。
稀勢の里、敗れました。
ここが業師・安美錦です。
しかし安美錦の変化は稀勢の里、頭の中に入れておかなければならないところでした。
役者が1枚上という感じがするね。
番付は下でもね、やっぱりあんなに出ていかなくてもね。
どっか変化は頭に残しておかないといかんですよね。
取り直しですしベテラン37歳、安美錦。
強いです、安美錦は。
天皇皇后両陛下をお迎えしての相撲です。
その正面方向に変化しました、安美錦。
体勢を立て直して出てくるあたりの出足のよさね。
反射神経がいいですね。
北の富士さん、あと何も頭からいかなくてもよかったんじゃないかと思うんですがね。
そうだよね。
稀勢の里のリポートです。
今のスローを見ることもなく足早に引き揚げてしまいました。
そのショックの大きさが伝わってきます。
先ほど呼出しに話を聞きました。
ビデオ室からの情報が途絶えてしまった。
今は復旧しているんだけれどもという話でした。
その分やはり時間もかかりました。
舞の海さん、先ほどお話ありました確かにあそこまで突っ込んでいってあれだけ崩されるというのが稀勢の里はどうなんだという気がしませんか北の富士さん。
冷静さを欠いたというかねそういうことですね。
稀勢の里、黒星のスタートです。
殊勲のインタビュー大関稀勢の里関に勝った安美錦関です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
取り直しの一番でしたが。
もう1回目、残ってるかなと思ったんですがまあ1回目ももう一番と思って思い切ってやろうと思いました。
よかったんじゃないですか。
精力的に稽古をしていると聞いていますが。
そんなにしていないんでね。
2番ぐらいで息が上がってしまうけれども時間いっぱいに相撲を取ります。
膝は大丈夫でしょうか。
稽古不足です。
どんどんインタビュールームに来てください。
頑張ります。
最初から初日から安美錦節全開という形のインタビューでした。
まさに勝負師の立ち合いでした。
横綱鶴竜と新関脇嘉風足が返りました、はたき込み。
鶴竜が勝ちました。
まずはこのところ苦手としていた嘉風をとにかく初日に破りました鶴竜。
踏み込みがよかったですね。
そうですね。
よく踏み込んで突き放していきましたね。
最初からそれに徹しようというそんな相撲でした。
元気な嘉風が突き返しましたがこのはたきですね。
横綱は余裕がありました。
まあ3番続けては負けられないですよね横綱が。
きょうは中に入れないように突っ張っていきました。
突き返されましたが最初に持ち込んだ分だけに余裕がありました。
体勢を低くしましたね鶴竜は押されたときにちょっとあごを引いて上体がかがみました。
そういう動きができるということは体調はかなりいいんでしょうね。
そうですね、相撲が見えているということですね。
残り2番、満員御礼の初場所の初日です。
幕内のこれまでの勝敗です。
松鳳山のリポートです。
非常に荒い息遣いの中帰ってきました。
それでも丁寧に答えてくれました。
止まってしまったという反省ですね。
右から本当は攻めたかったらしいのですが中にすぽっと入ってしまったので攻めたんですが結局最後は止まりましたということでした。
本当に松鳳山はよく攻めましたが敗れました。
一方の照ノ富士のリポートです。
あの形はある程度想像はしていましたと言っています。
膝の状態を聞きましたがちょっと分からないなあしたサポーターをつけるかどうかもあした決めますということでした。
土俵上2人目の横綱白鵬が西から上がりました。
勢が7場所ぶりに小結に戻ってきてのこの初日九州場所はともに12勝3敗でした。
勢は秋場所11番先場所は12番2場所連続2桁勝利です。
白鵬には7回挑戦して一度も勝っていません。
そろそろ勢が勝ってもよさそうなころですね。
そろそろ。
私も初めて大鵬さんに勝ったのは大体7、8回目でしたね。
8回目の挑戦になります勢。
左肘を少し痛めまして出稽古に行かずに部屋で調整してきました、勢。
一方の白鵬は年末年始は沖縄で家族でゆっくりと過ごしたあと3日から始動です。
1月の5日、6日と一門の連合稽古にも参加しましたがただ本人は足りなかったのか4年ぶりに金曜日まで稽古をしました。
やっぱりちょっと不安があったんでしょうね。
左の肘も遊離軟骨いわゆるねずみで日によって痛みが出ると言っている横綱白鵬です。
天皇皇后両陛下をお迎えしての初場所初日。
軍配は白鵬に上がった。
一瞬、白鵬の足がどうかと思いましたが残っていたようです。
善戦しました、勢。
あっと物言いです。
ここで物言いがつきました。
白鵬の足が出ていませんでしたか。
物言いはいいけど遅いね。
もう勝ち名乗りが終わったあとに正面の井筒審判が手を上げました。
審判長が手を上げて回り込んだときに白鵬の足がどうだったのか。
向正面から見ると残っているように見えましたね。
問題ないね。
蛇の目にはあとが残らないぐらいでしょう。
ただいまの説明をします。
行司軍配は白鵬に上がりましたが相撲の途中で白鵬が足を出しているのではないかと物言いがつき協議した結果白鵬の足は出ておらず行司軍配どおりに白鵬の勝ちとします。
お聞きのとおり第40代立行司式守伊之助軍配どおり、白鵬の勝ちです。
決まり手は突き落とし。
白鵬の勝ちです。
なんか際どい相撲が続きますねえ。
これはね白鵬じゃなくて薄氷を踏むような相撲ですよ。
左の肘の具合があまりよくないのか取れませんね。
だけど勢を褒めたほうがいいんではないでしょうか。
回り込むところをもう一度見られたら微妙なところがよく分かると思うんですが、決まり手は突き落としです。
天皇皇后両陛下をお迎えしての結びの一番。
いつもと口上が違います。
番数も取り進みましたるところかたや日馬富士、日馬富士こなた栃ノ心、栃ノ心この相撲一番にて結び!勢のリポートです。
攻めた相撲だったのでよかったと思います。
だんだん横綱戦きょう8回目でしたが近づいてきていると思いますという言い方をしました。
手応えを感じた取組だったようです。
結びの触れですけれどもふだんは、この相撲一番にて打ち止め、なんですが。
天皇皇后両陛下をお迎えしたときにはこの相撲一番にて結びと言うんですね。
ほほう。
御所にしても、皇居にしても天皇陛下の前で相撲を披露するときには力士たちが出かけていって相撲を取るとしかも一日だけの相撲の大会であるそういったときに陛下にこの相撲が最後ですということをお伝えするためにこの相撲一番にて結びと言う口上をしていてその名残で慣例として天皇皇后がいらしたときには結びの一番の口上はこの相撲一番にて結びということなんだそうです。
そうですか。
60年もやっていてそういうことまだ気が付かなかったね。
未熟だね、僕もね。
そんなことはないですよ。
私も先ほど伊之助さんに聞いてきました。
結びの一番日馬富士と栃ノ心です。
接戦というか際どい相撲がきょうは後半特に続いていますね。
きょうは初日にしては本当に手に汗を握る相撲がありますしちょっとおもしろすぎました。
天皇皇后両陛下ご退席の時刻がもうたぶんなっているんですけれども相撲がのびてきていますからね。
この一番も出羽一門の稽古始めのときも栃ノ心の強さ北の富士さんもコメントされていましたよね。
栃ノ心は強かったですね。
元気いっぱいですよ。
6時を過ぎましたがこのまま大相撲です。
放送を続けさせていただきます。
日馬富士は九州場所で2年ぶり7回目の優勝を果たしました。
2連覇が懸かります。
去年は忍ぶ1年でした。
ことしは勝利という結果に結び付けたいと言っていた。
上手投げ。
横綱日馬富士の勝ち。
厳しい攻めでした。
連覇に向けて白星のスタート。
栃ノ心に得意の左をやりませんでした。
ありがとうございました。
いい初日でしたよ。
2016/01/10(日) 16:00〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲初場所 初日 ▽2016年の土俵を盛り上げるのは?[二][字]

(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)刈屋富士雄

詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)刈屋富士雄,<副音声>【ゲスト】ジョン・ガニング,【実況】ラジャ・プラダン,【通訳】小川浩美 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)舞の海秀平,【アナウンサー】正面(幕内)刈屋富士雄,<副音声>【ゲスト】ジョン・ガニング,【実況】ラジャ・プラダン,【通訳】小川浩美

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スポーツ – 相撲・格闘技

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