相葉マナブ 初のSP!荒川下り完結編!川沿いの町の魅力学んで東京湾到達SP 2016.01.10


(一同)イチニ…イチニ…イチニ…。
(一同)イチニ…。
(相葉)ニッポンの川を学べ〜!
(一同)イエーイ!源流から東京湾まで荒川を下る企画になっております。
結構来たんじゃない?今どの辺なの?これ。
(澤部)あれ…。
28キロって書いてあるでしょ。
あれがだから東京湾まで…。
(澤部)うわ〜30キロ切ってる!
荒川は東京の東側を流れて東京湾へと注ぐ全長173キロの大きな川
(澤部)よく来たなここまでホントに。
(渡部)すごいね。
始めたのはいつ?あれ。
夏じゃない?
(渡部)夏?
(澤部)最初だってボートとかはこう…始められないぐらいの浅いところから…。
(渡部)浅かった最初確かに。
(澤部)そうですよ。
そうだよ!
(渡部)百七十何キロあったでしょ?だって最初は。
(渡部)来たねいよいよ。
ようやくだよ。
もうすぐだよ。
これどの辺なんだろう?でもここ。
えっとね…こっちが戸田。
(澤部)あっ埼玉だ。
埼玉県戸田市。
でこっちが板橋。
(澤部)えっ!?
(渡部)あっ川がこれまさに県境になってる。
でもあと28キロですから今日行っちゃいます?
(渡部)えっゴールまで?だって28キロだよ!行こう!だったら。
行っちゃおうよスペシャル!という事で…。
イエ〜イ!やった〜!ついに!
(渡部)ついに〜!いよいよゴール間近!荒川沿いの街の魅力を発見しながら東京湾を目指す1時間スペシャル!…と気合十分のあれ?こんにちは。
こんにちは。
おはようございます。
お父さん…。
(澤部)そうですよね。
そうだ!うなぎ!
(澤部)そう!お世話になった…。
ああお父さん元気ですか?元気。
以前うなぎ漁でお世話になった荒川の漁師船長こと宗台さんが今回はちょっと変わった伝統漁法を教えてくれるというんです。
船長これ何漁ですか?
(宗台さん)これはね
(渡部)ボサ漁?エビとれるんだ。
ボサ…?杉の枝?そうそう。
じゃあエサ使ってないって事ですか?え〜!それでとれるんだ。
杉の木が仕掛けに…。
(渡部)この下にじゃああるの?
(宗台さん)そうそう。
じゃあ俺揚げちゃうよ。
揚げちゃうよ〜。
(宗台さん)はい今度はたも網の人。
(渡部)慎重に。
へーい。
重っ!
(澤部)頑張れ〜。
(宗台さん)ゆっくり揚げて。
はい。
(渡部)結構長いね。
深いって事?これじゃあ。
深いんだね。
きたきたきた。
きたきたきた。
(渡部)あっきたきたきた!
(宗台さん)もっとそーっと揚げて。
(澤部)うわっ木だ。
うわわホントに…。
(渡部)おっ揚がった。
(澤部)うわっ何これ?
(澤部)川底の木拾ってるみたいな…。
うわっ重てえ。
せーの!揺する?…で振るよ。
(澤部)なんだ?この量。
(スタッフの笑い)入ってるかな?よし。
(宗台さん)もういいね。
(宗台さん)また入れちゃってください。
(渡部)あ〜いるいる!
(澤部)あ〜いる!
(渡部)あ〜すごい!ホントだ!
(渡部)これ何エビですか?
(渡部)モエビ?テナガエビ?へえ〜。
テナガエビは主に川の下流などに生息し大きいものでは20センチほどにもなるエビ
一方モエビも主に川の下流などに生息し小型で体が透き通っているのが特徴
(渡部)へえ〜!へえ〜!
(澤部)この漁のやり方も古いやり方なんですか?明治!
木の枝を束ねたものを「ボサ」と言う事からその名が付いたというこの伝統漁法は…
仕掛けを数日間から数週間川底に沈めておきエビや小魚が住みつくのを待ちます
特にエビの場合は夜行性であるため昼間はじっと隠れる習性がありエサがなくてもたくさん捕まえる事が出来るのだそうです
(渡部)結構…。
たまった!
(澤部)いいですね。
(渡部)面白いねこの漁。
(渡部)ああ確かにすごいっすね。
すごいなあ〜。
えっカニかご!?カニ!?
(渡部)カニがいるの?
(渡部)船長何カニがいるんすか?モクズガニ。
もうこれじゃあ揚げちゃうよ。
(渡部)重い?軽い!
(渡部)もうこれはかごになってる…。
おおっすげえ入ってる!
(澤部)うわっ!うわっ!
(渡部)ウソでしょ?うわっ!
(澤部)でかいな!こんなでかいのいるんだ!
(渡部)爪すごいねこれ。
(澤部)何?この…うーわ!
(渡部)でかい!
(澤部)爪!
(渡部)これすごいねこの爪。
すごいすごいおお…!おおおお…!
(渡部)すげえな荒川。
(澤部)エビカニとれんのかい。
荒川の漁師だから知るエビとカニのちょっとこれどうしたらいいんですか?船長。
これはね唐揚げね。
エビ唐揚げ?エビはもう何も付けなくていいんすか?うんなんにも付けない方がいい。
(渡部)あっもう素揚げで?
(澤部)衣なし?
(宗台さん)衣なし。
(渡部)うわーっ!
(澤部)船長!すごい豪快!
(澤部)男の料理すぎます。
あっいいサイズだねなんか。
(澤部)これうまそう。
(宗台さん)もうこれ生きてるのをこうやるのが最高にうまいのよ。
(渡部)最高だよね。
(宗台さん)あっもういいね。
うんそうそう。
(渡部)うわ〜!
(渡部)もう香りもいい。
最高。
(澤部)いい色。
(渡部)ものすごいこのエビの匂い。
(宗台さん)これで塩。
塩じゃあいきます。
相葉塩ふり。
おっ!いいね…。
高めからいくなあ相葉雅紀の塩ふり。
かかってないよ後半。
オッケー!うわっあったかい!いただきます。
(宗台さん)これはホントに美味しい…。
おお〜っうまい!
(渡部)うわ〜パリッパリだね。
でもなんか身あんまないかなと思ったらちゃんとあるね。
(宗台さん)香ばしいでしょ。
香ばしい!止まんないよこれ。
これちっちゃいのはちっちゃいので…。
(渡部)うまいね〜。
(渡部)うめえ。
サックサク。
今が旬だというモクズガニは味噌汁に。
ざっくりと半身にしたモクズガニをダシが出るまで煮立たせたら…。
大きめに斜め切りした長ネギを投入。
うまみが溶け出したところに味噌を溶いて弱火で煮込みます。
うわっ…。
うわ〜いるいる。
(一同)うわ〜!
(渡部)うわっ…。
いやこれ絶対うまいよ。
これで…。
(渡部)ネギちょっとパラパラかな?いいねえ。
とれたてでしょうがこれ!
(渡部)最高だよ。
(澤部)とれたてでしょうが!ああ〜いただきます!
(澤部・渡部)いただきます!ああ〜っ!あったまる!うわっ!
(渡部)最高っすね!この甘さ何?これカニ?
(宗台さん)カニの甘さだね。
(渡部)カニの美味しさが全部出てるねこれホントスープに。
(渡部)信じらんないね。
(澤部)エビ食っての味噌汁ズズズ…超うまいですね。
マジ?はい。
これじゃあエビで…あれ?船長どうしました?ああどうぞどうぞ。
(スタッフの笑い)いや〜…落ち着いた。
船長…。
(宗台さん)すいませんね。
はいよ。
大丈夫ですか?
(宗台さん)大丈夫。
(渡部)いや〜最高でした。
(澤部)美味しかった。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
ありがとうございましたどうも。
この辺りには漁師さんの他にも何?あれ。
めっちゃ早いの来たよ。
(渡部)おお〜なんだ?なんだ?あれ?うわっ早っ!
(澤部)…じゃないですか?練習じゃないですか?
(渡部)ほらなんか言ってる。
こんにちは!あれ?ダメだ。
(澤部)もう行っちゃったよ。
(渡部)行っちゃった?あれじゃない?ねえ。
あるよね?
(渡部)ああ〜。
戸田市には荒川に隣接して全日本選手権も行われるボートの競技コースがあり荒川を含めたこの一帯は大学や実業団の練習の場となっているのです
あっ来た来た来た。
(渡部)来た?すごいなあ。
すごい人数乗ってない?
(渡部)246…8人だ。
(澤部)ちょっとねお話聞きたいですね。
こんにちは!
(渡部)こんにちは!
(澤部)こんにちは!どうも。
こんにちは。
すみません。
こんにちは。
皆さんはなんの集まりですか?
(渡部)ああOB!OBの方たち!
(渡部)ええ〜っ?
(澤部)元気ですね。
川口の…鋳物工場がねいっぱいあって…。
あんたじゃわかんないからよ。
(泣き声)
荒川の土手も劇中にたびたび登場する青春映画の舞台になった川口は東京湾までおよそ20キロ地点にあり足立区と隣接する街
古くから荒川の砂を利用した鋳物の街として栄えてきた川口
一体映画のタイトルにもなった鋳物工場を訪ねました。
(伊藤さん)キュポラというですね溶解炉で鉄を溶かしています。
ラテン語で「キュポ」っていうのが「筒」「煙突」って意味だったらしいんですけど…。
(渡部)キュポラ?
(伊藤さん)キュポラっていわれる
こちらで作っている鋳物製品はマンホールの蓋や鍋フライパンなど
その中でも鉄鍋が出来るまでを見せてもらう事に
まずはおお〜!
(伊藤さん)横は鉄を溶かしている工程になります。
溶かしてる実際の材料がこちらになるんですけどもこれが銑鉄っていわれるものですね。
これ非常に重いんですけど…。
ああ重い重い。
どっしりしてる。
(伊藤さん)で色々鉄のものを作った時に出来るスクラップっていわれる具材…普通に鉄なんですけどこちらとあとこれコークス。
コークス?これなんですか?
(伊藤さん)これが燃料です。
(一同)へえ〜。
燃料のコークスと材料となる鉄を交互にキューポラに入れ
(伊藤さん)でああいう状態になります。
(渡部)いやすごい。
うわ〜すごいな。
(伊藤さん)あの横から漏れてるのがですね
(澤部)あれ不純物なんだ。
(渡部)そうなんだ。
(伊藤さん)あれを取り除かないとサラサラな鉄が出来ないんですね。
(澤部)確かにあれドロドロしてますねあれは。
(伊藤さん)そうですねええ。
あれがドロドロしてるんで…。
(伊藤さん)軽いんですね。
(渡部)そうか。
軽いものだけ出るんだ。
炉の中では純度の高いものが下にたまり不純物は浮き上がってくるので上澄みの部分が流れ出るような構造になっているのです
しかしそれだけでは不純物が取りきれないためおよそ1500度のドロドロに溶けた鉄からさらに細かい不純物を手作業で取り除くノロ掻きと呼ばれる作業が
(渡部)おお〜。
(澤部)うわ〜。
(渡部)きたきたきたきた…。
(一同)うわ〜!
(渡部)うわ〜すげえ!
(澤部)とんでもない勢いで出てくる。
うわ〜すごいね。
(伊藤さん)今入れた材料が
(澤部)おお!もう燃えてる…。
で棒でやる…。
(渡部)これを…何?回すの?
(渡部・相葉)うわっ!
(澤部)これすごいっすね。
結構出ますね。
(伊藤さん)結構出ますね。
(澤部)燃えてる。
うわっ!
(渡部)うわうわ…。
(渡部)おお〜!
(澤部)うわ〜!
(澤部)うわっうわっうわっ…!
(渡部)危ない危ない危ない!
(一同)うわっ…!
この不純物を取り除く事で
(渡部)えっそれを?出来ますかね?
(従業員)いや出来なくても大丈夫なんで。
(渡部)大丈夫?
(澤部)相葉さん!これすごいね。
足気をつけてください。
はい。
(渡部)足気をつけて。

(渡部)どう?熱い?うわ〜すごい…。
熱くない。
(澤部)熱くない。
(渡部)うまい?さすが!
(澤部)おうおうおうおう…!
(渡部)きたきたきた…!
(澤部)うわ〜!うわうわ…!
(渡部)おお〜!
(澤部)でっかい線香花火みたいな…。
(渡部)おお〜危ない危ない危ない!
(澤部)出てきちゃう。
出てきちゃってる!塊出てきちゃってますよ!すいません。
これ大丈夫ですか?
(伊藤さん)大丈夫です!すいません。
こうして出来た純度の高い鉄は次の工程へと運ばれます
続いては溶けた鉄を製品の形にする作業。
鋳物ならではの職人技とは?これは何かっていうと砂で出来てまして中にもう今空洞が出来てて製品の形が出来てるわけですね。
(伊藤さん)そこに…。
(澤部)来ましたよ〜。
(伊藤さん)来ましたね。
来た来た〜。
(渡部)来た。
ああ来た。
職人!
(伊藤さん)鋳物屋さん溶けた鉄の事を湯って呼ぶんですね。
これから見てもらうのは…。
注湯…。
(伊藤さん)ここ結構職人技ででしてね早く静かに注がなきゃいけないっていう…。
簡単そうに見えて結構難しい作業…。
なんで早くいかないといけないんですか?ああそうか。
(伊藤さん)静かに注がないと鉄が暴れちゃうんで型を壊してしまったりするんですね。
(渡部)これを…ああっ流す?いくいく!いや燃えてるもんな。
(渡部)うわ〜ちょっとずつ動かして…ああすごい!
(一同)おお〜!
(澤部)結構入れる!結構入れる!おい!
(渡部)早い早い早い!早いよ!あんな入れるんだ。
(渡部)すごい!コツをつかむのに早くても10年はかかるという熟練の技。
(渡部)おお〜…。
あっそうなんですか。
伊藤さんでも出来ない。
全然私はダメですね。
(伊藤さん)だんだん鉄が減ってくんで角度とかも少しずつ変えながらやんなきゃいけないんですね。
(渡部)右手で。
そうなんだ。
(渡部)早いなあ。
(澤部)わあ燃えてる!すげえ…うわ!型燃えちゃうんだ。
かなり身を乗り出してね。
斜めになってる。
(渡部)もう最後だから傾けないと出ないんだね。
(伊藤さん)そうですね。
(渡部)体使って…。
もう全体重いっちゃう?うわ〜…。
(澤部)大丈夫ですか?
(渡部)すげえな。
(澤部)うわ〜!
(渡部)ラスト?これ。
(伊藤さん)はいそうですね。
(澤部)すごい…。
(澤部)いいんすか?触って。
(伊藤さん)大丈夫。
大丈夫です。
(渡部)おお〜やわらかい?
(伊藤さん)はい。
初めはもう…。
なんか…。
(渡部)そんなかわいらしいもんじゃないよ。
(澤部)形がね。
(渡部)熱いんだから。
(澤部)形がね。
ああもう…もうダメだ。
ああもう硬い。
(伊藤さん)もう硬いんです。
さらに5分もすればすっかり固まって砂の型枠の中で鉄鍋の形が出来上がるのです
続いては砂の型枠から鉄鍋を取り出すのですがそのやり方は?こちらはですね先ほど注湯したものの型を一回まず
(渡部)おお〜!
(澤部)うわ〜!うわっうわっ!
(渡部)ああホントだ。
来た来た…。
(澤部・渡部)うわ〜!ああやって割るんだ。
(渡部)すごいな。
そうですね。
まずあそこで一回衝撃を与えますね。
(一同)おお〜!ああいった。
(伊藤さん)今湯気がたってると思うんですけど要は冷やしてる工程なんですね鉄を。
そして
(澤部)ああ〜…。
ああ来た来た来た。
(渡部)跳ねてる。
鍋が跳ねてる。
(伊藤さん)これ銀色ですけどまだ800度ぐらい。
(渡部)ええっ!800度もあるんだ。
(澤部)これ800度!?
(伊藤さん)まだ全然触れないです。
触れない。
しかしこの工程を経ても表面にはまだまだ砂がありそこで登場するのがこのショットブラストと呼ばれるマシン。
これさえ使えば一気にきれいになるというんです。
重っ!
(伊藤さん)出来たての時はまだ…。
あっそうなんですね。
(渡部)スイッチオン!きた。
(渡部)きたきたきたきたきた。
(澤部)おうおうおうおうおう!おうおうおうおう…!わあ…落ちた落ちた。
(渡部)落ちてった落ちてった。
でゴロゴロ回ってるね。
内部は閉まりま〜す。
(澤部)すごいすごい!こういう鉄の球をですね…。
(渡部)ちっちゃい球だ。
これをこの製品にババババババッ!って
(伊藤さん)そうすると表面がきれいになるんですね。
(渡部)これをぶつける?
(伊藤さん)そうですね。
回転するドラムの中にまるで洗剤のように小さな鉄の球が投入され一気に砂を削り取るのです
おお〜!
(渡部)おお〜回ってる回ってる。
あっきれいになってない?全然きれいになってるよ。
(渡部)すげえきれいになってる!全然違うじゃないですか!確かにきれいに砂が落ちているのがわかります。
(渡部)重さどう?さっきに比べて。
ああ〜ホントだ。
全然軽い…。
(伊藤さん)砂も重量あるんで…。
(渡部)全然軽いね。
そしてバリと呼ばれるふちの粗い部分も削ってきれいにします
(渡部)気をつけて。
(渡部)上手?
(従業員)上手です。
(渡部)いいよ。
いい感じだってよ。
やった事…。
うまいですよ。
(澤部)これ…まあっぽいのはやった事ありますけどね。
(澤部)いいんじゃないですか。
(渡部)いいじゃんいいじゃん。
オッケー!出来ました。
これに塗装加工が施されれば鉄鍋の完成となります
(伊藤さん)お手伝い頂いたのでよろしければ1つ…。
(澤部)ありがとうございます!ありがとうございます!ぜひ使ってください。
頂きます!すごいすごい。
いいね鍋。
鍋作る?うん。
そうだね。
やりましょうよ。
もしよかったら食べに来てください。
えっホントですか?行っていいんですか?打ち上がろう。
イエイイエイ。
さて再び東京湾を目指します。
(一同)イチニイチニイチニ…。
(渡部)なんだ?これ。
行ける?
(渡部)これね岩淵水門って書いてあるよ。
水門?ああっああっ。
これ荒川でしょ?ここからあっちはね隅田川って荒川なの?
(渡部)荒川から派生してるのが隅田川でこれ隅田川の入り口だわ。
これ。
(澤部)え〜っ!
(渡部)ここからだよ隅田川が。
すげえ。
よし。
(澤部)簡単に決めましたけど…。
(渡部)一回ちょっと行く?
現在は岩淵水門を境に荒川から分岐しているのが隅田川ですが…
そもそも江戸時代には荒川の下流を隅田川と呼んでいました
その後明治時代の水害を契機に荒川放水路が作られそれが昭和になって放水路の方を荒川岩淵水門から下流を隅田川と呼ぶ事になったのです
(渡部)どうする?来たはいいけどちょっと…。
(渡部)上がろうか。
隅田川沿いの北区は湧き水が豊富で古くから水に恵まれた土地として知られた場所
そのため製紙業や酒造業など水にまつわる産業が盛んな土地柄
そしてこちらも…。
(渡部)なるほど。
(渡部)あっいいね。
(澤部)お水まさに…。
こんにちは〜。
(渡部)どうも。
(渡部)美味しそう!何?これ。
めっちゃ美味しそう。
(渡部)うわあいいにおい。
(澤部)ホントだ。
(渡部)揚げたての…。
もう…奧でまさに…。
揚げてる?
(渡部)お母さん…お母さんが…。
うわっむちゃくちゃ集中して揚げてる人…。
(澤部)絶対うまいじゃん。
なんかオススメってありますか?えっとね…五目がんも。
(渡部)五目がんもへえ〜。
評判がいいです。
(渡部)美味しそうだな。
じゃあ俺俺…。
(光代さん)これ大きいんですけど大丈夫ですか?いっちゃいましょ。
いただきます。
うわっうまっ!周りサクサクで…。
(渡部)具もちょっと大きめだね。
食べ応えある。
美味しい。
(渡部)美味しいですね。
ありがとうございます。
色んながんもあるんですね。
(光代さん)そうなんです。
エビもあるよ。
(渡部)えびがんもに…。
(澤部)エビもがんもに…。
(光代さん)入れちゃいます。
エビさっきとったじゃないですか。
そうなんです。
我々こう見えてもねって事はがんもに…。
入れる事出来るって事ですか?
(光代さん)そうですね。
そこで創業60年になる老舗のお豆腐屋さんに教わってこれはうまいでしょ。
あっ!うまっ!創業60年になる老舗のお豆腐屋さんに教わってがんも作り。
このエビを入れて作りたいんですけども…。
(匡充さん)すごいですねこれね。
とってきたんです荒川で。
(渡部)ありがとうございます。
(渡部)まずは…。
まずはですねがんもどきは練るところから。
練る。
(匡充さん)これ…。
あっ…。
結構押して…。
(渡部)いいね。
懐かしい!よく練り込んだらそこへひじきとニンジンを入れ混ぜ合わせます。
なんですか?ご主人は。
塩で?
(相葉・澤部)塩!ホントは何もつけずに塩って言ったらね師匠すいません。
ありがとうございます。
塩つけてんじゃねえかって話に…。
(渡部)おおいい感じ。
エビは…?
(匡充さん)私考えました。
こんな感じにしまして…。
それでこうやった時にここにちょっと入れたらいいかなと。
(渡部)なるほど。
(匡充さん)ええおにぎり形式。
(渡部)ああこれは嬉しいわ。
おおいい感じじゃない?これこそ鍋入れたら絶対うまいだろうね。
(渡部)これを揚げる?
(匡充さん)揚げます。
みんなの分入れちゃっていい?
(渡部)頼んだ。
(匡充さん)大体いつも…。
じっくり揚げていくんですか?
(匡充さん)そうです。
(渡部)ホントに豆腐の魅力がどんどんわかってきました。
年取ると。
もうなんか…。
俺も豆腐好き。
(渡部)大好きだよね。
(澤部)お豆腐はいいですね。
(渡部)ホント塩でね…。
いや…やってました…。
今日連発だね。
連発されるねやってました。
さっきね鍋の研磨もやってました?って言われて…。
すごいんですよこの人。
(匡充さん)ああもういい感じです。
じゃあこれいきますよ。
(渡部)はい。
(渡部)熱そう!おお〜!いってみよう。
がぶっとさ…。
いただきます。
すごそう…。
あっ!うまい!
(渡部)うまい。
あっエビ…香ばしい。
ふわふわの中に香ばしさがあって。
(渡部)あっ。
エビこれお得感あるね。
あの鍋やる時に…。
(匡充さん)はい。
もしお時間あったら食べに来て頂けませんか?
(匡充さん)いいんですか?来てください。
(一同笑い)あとなんかいいかと思います。
じゃあ野菜とりに行きますか。
行っちゃいましょうよ。
江戸時代諸国の大名は参勤交代の際に地元の野菜を食べるため種を江戸に持ち込み栽培を始めました
その中で江戸の風土に合い品種改良を繰り返したものが伝統野菜として現在も残っているのです
再び荒川に戻ると江戸から続く伝統野菜を求めて23区の中でも数少ない農業地帯で知られる葛飾区へ
(一同)イチニイチニ!イチニ!うわあ!
(渡部)おお!
(澤部)あら!スカイツリー!
(渡部)って事はあっちが墨田区か。
(澤部)って事は…。
こっちが葛飾。
(渡部)いや〜広いね。
ねえ。
こんなにね住宅街なのにね。
ほら見てよ門…。
これが…石田さん?
(渡部)えっ?ちょっと待ってこれ…。
ホントだ。
(澤部)ちょっとすごい…。
あれも家であれも家…。
(一同)こんにちは〜。
(澤部)すいませんお邪魔します。
今何をやられてるんですか?
(澤部)小松菜!小松菜だったんだこれ。
すごい量ですね向こうも…。
(渡部)でかい。
(石田増利さん)昔からの…。
これもう何代目なんですか?
(渡部)7代!はあ〜。
ちなみに…。
どこまで石田さん家ですか?
(増利さん)まあそうですね…。
(澤部)えっ?あっこれもこれもあれも…?あの神社は?
(増利さん)はいそうです。
(渡部)あれ神社なんですか?個人で持つものでしたっけ?神社って。
すごい…。
そうなんだ。
この地で江戸から7代続く農家の石田さん。
かつてはこの辺り一帯に田園風景が広がっていたのだそうです。
お手伝いさせて頂く事って…。
(起代子さん)どうぞどうぞ。
うわっすごいよこれ。
しっかりしてて。
ね?お母さんね?ねえ。
8代将軍吉宗がその名をつけたという小松菜は…
触ってみてよ。
超立派だから。
うわ〜!なんだ?これ。
このうわ…!かじりたくなるねこれホントに。
でしょ?生で食べると特に
(渡部)うわ〜。
(渡部)すごいみずみずしいね。
うん!
(渡部)茎もすごいよ。
もうジュースだよジュース。
ホントだ!
(起代子さん)フフフ。
全然…苦くない!
(渡部)なんの苦味もないよ。
そんな小松菜農家のお母さんが作るめっちゃうまそうだね!
(澤部)うわうまそう!親。
お母さんこんにちは!何?こんにちは!こんにちは。
お母さんおいくつですか?
(澤部・渡部・相葉)ええ〜!
(渡部)99歳!
(澤部)あっ!
(澤部)2歳…。
(澤部)女性ですからね。
女性にやめてよ。
ああそうなんですか!おばあちゃんもこれ好きなんですか?
(渡部)小松菜。
小松菜好きですか?野菜好きなんだ。
いただきます。
(澤部・渡部)いただきまーす!う〜ん美味しい!うわ〜。
(渡部)味がしみてて…。
(澤部)これだけ調理してもシャキシャキ感が…。
(渡部)いいね。
昔とじゃね。
変わった変わりましたよ。
昔の影ないんだ。
(渡部)うわ〜すごい!ホントだ。
辺り一面…。
これ何年前ですかね?
(起代子さん)50年前かね。
50年前。
(渡部)りつさんどれですか?
(りつさん)これかね。
(澤部)あら!
(渡部)あらおきれいで…!ねえきれい!りつさんおきれい!きれいか?きれい!
(一同笑い)そんなに喜んで頂けるとは…よかった。
(一同)イチニイチニイチニイチニイチニ…。
(渡部・澤部)きた!
(渡部)新小岩。
新小岩まで来たよもう。
(渡部)横あれ首都高だよだって。
(澤部)うわっホントだ!
(渡部)すごいね。
(澤部)バンバン走ってる。
ホントだ。
よく使うとこだ。
(澤部)お世話になってます!
(渡部)ちょっといよいよだなホントに。
(澤部)あと7キロですよ。
(一同)イチニイチニ…。
(澤部)平井大橋。
(渡部)いいね平井大橋。
お〜総武線か。
これ総武線?
(渡部)そうだね黄色いもんね。
久しぶりに会った感じだね。
そんな乗って…。
(澤部)毎日!
(渡部)千葉だから。
毎日乗ってたよ。
(澤部)総武線!相葉雅紀だよ!ただいま!
(渡部)絶対見えない。
ホントにいやテンション上がるぜ。
ねえなんかやってるよ。
(澤部)出た。
漁?何とれるの?ここ。
行ってみる?
荒川の下流で東京湾に近いこの辺りは潮の満ち引きによって淡水と海水が入り混じる汽水域と呼ばれるエリア
一体マジでマジで海帰っちゃうって帰っちゃう…。
(渡部)でかいのきた。
いいサイズきた!なんですか?それ。
(澤部)スズキがコノシロを食べてる?
(渡部)すげえ。
(澤部)でかい!すごい…。
はい。
(渡部)重いんじゃない?これはすごいぞ。
(渡部)すげえ。
(澤部)これは大物。
このサイズってなかなかないですか?やっぱり。
はい食べてください。
うおっ元気。
(澤部)おおおお…。
マジでマジで…。
都会の橋のたもとでおよそ80センチはある大型のスズキとコハダが成長したコノシロがとれました。
さらに荒川を下り東京湾まであと3キロほどの地点に差しかかると…。
(一同)イチニイチニ…。
あれ?これ何?
(渡部)荒川ロックゲートだって。
なんだ?これ。
(澤部)あんま聞いた事ない…。
(渡部)信号あるね。
(澤部)ホントだ。
これ赤だから行っちゃいけないんじゃないの?
(澤部)というかそもそも行けないでしょ多分。
(澤部)こっちだ。
聞かれてる!
(一同)入りまーす!
(渡部)通航可になったぞ。
(澤部)なんじゃそりゃ!
(渡部)「旧中川へ通航中一時待機」だって。
旧中川っていうのがあるんじゃない?あっち行くと。
(澤部)ちょっとすごい…。
イチニ…。
(澤部)ゴムボートで入れるんですか?
水位が高い川から入る場合まず2つの門の間に入りゲートを閉め低い方の水位まで水量を調節したあとゲートを開けて通航する仕組み
荒川ロックゲートの場合も荒川と旧中川との水面の高さが最大およそ3メートル違うため通航するには水量の調節が必要なのです
(渡部)開いた開いた開いた!開いてるよ。
(渡部)行こうよ旧中川。
(澤部)えーっ!濡れる濡れる。
(澤部)ビシャビシャになりますここ。
ああ〜…。
入った。
入ったぞ。
イチニイチニ…。
(渡部)2.8メーター下がるって言ってたぞ。
5分ほどかけて水量を減らしながらおよそ3メートル水位を下げます
(渡部)開きました。
(渡部)あっちが旧中川か。
(一同)イチニイチニ…。
わー!あー通過!
(渡部)旧中川。
ああなんか急に住宅地に入ったっていう感じが…。
(澤部)ホントですね。
(渡部)低いね。
これだからあれだ。
そうだね。
上いっちゃうよね水が。
(渡部)荒川の水位ぐらい…下手したらそれ以下だもんね。
巻き込まれちゃうねこれだと。
そういう知恵があるんだね。
旧中川沿岸のこの辺り一帯は土地が海水面より低いため水害が起きやすい地帯
道路や鉄道が使えない場合も荒川ロックゲートが救援物資の輸送ゲートとして役立つのです
そして
(澤部)えーっ!
(渡部)もうゴールじゃん!ゴールです!
(澤部)きた!イエーイ!東京湾!
(澤部)ちょっとすごくないですか?
(渡部)夕日富士山そしてゴール。
荒川下りもいよいよ東京湾が目前の地点までやって来ました。
(一同)イチニイチニ…。
すごいよ夕日が。
(澤部)きれい!
(澤部)えーっ!
(渡部)もうゴールじゃん。
ゴールです!
(澤部)きた!オッケー!よーし!負けねえぞ!
(一同)イチニイチニイチニイチ…。
橋入った!
(澤部)いよいよ橋入った!
(一同)イチニイチニイチニイチニ…。
(一同)イチニイチ…。
来たんじゃない?もうちょい?
(澤部)行った?
(渡部)もうちょい…来たか?
(渡部)来たね?
(一同)来たー!イエーイ!
(一同)やったー!着いたー東京湾!全長173キロのゴール地点には絶景が待っていました。
(澤部)ちょっとすごくないですか?
(渡部)夕日富士山そしてゴール。
ありがとうございました。
(渡部)長かった…。
ねえ長かったけどもなんか色んな思い出ありますね。
(澤部)最初だってホント山奥…。
(渡部)そうだよ。
(澤部)ボートも浮かべられないとこから始まって。
(渡部)半年か約。
半年。
ホント色んな人に出会ったし色んなもの食べたし。
(渡部)お世話になったね。
うん。
ありがとう荒川!じゃあどうする?
(渡部)えっ?いやもう…。
みんなねお世話になった人が集まるから。
そうだね!鍋パね鍋パ。
鍋パしましょう。
よーし!よーし行こう!さあ!今日一日でとれた食材ですよ。
(澤部)素晴らしいですね。
(渡部)荒川サイドすごいね。
(渡部)これウソだよ…。
信じてもらえるかな?寄せちゃおう寄せちゃおう。
きた。
荒川鍋。
寄せての。
(澤部)荒川寄せ鍋。
荒川寄せ鍋の味の決め手はエビ。
かつおダシに殻ごと入れて煮立たせコクのあるダシを取ります。
(澤部)エビダシ。
これはいいダシ出るでしょうね。
コノシロはつみれにします。
(渡部)いいね。
まずはすっかりお手のもの3枚におろします。
(渡部)うわあうまそうだな…。
細かく刻んだらよし!入れましょう。
はいつみれ入ります。
(渡部)いいね。
(澤部)これはうまいですねえ。
絶対うまいでしょう。
このダシにこのつみれ!
(渡部)エビにコノシロ。
元々荒川で共演してたんですから。
(渡部)大丈夫…。
大丈夫?一番大事なとこ。
小松菜ざく切りで。
(渡部)ざっくざっく。
(渡部)がんも。
作ったやつ。
(澤部)オリジナルエビがんも。
エビがんも入りまーす。
お願いします。
(澤部)吸いますねこいつはこのダシを。
全部飲まないでくださいよがんもさん。
がんもさん。
(渡部)これはまたダシ出るよ。
(渡部)カニも入れる?これもまた丸っとさ…。
これもダシ出るよ。
スズキさん。
(渡部)スズキも入れて。
スズキさん入ります。
贅沢な鍋だこれ。
本格荒川鍋だねこれ。
蓋閉めて。
(澤部)ひと煮立ちね。
(澤部)はい!
(渡部)よっしゃ…。
完成!贅沢だねこの鍋は。
オープン!
(拍手と歓声)おおーっ!さあ最後は屋形船で。
(渡部)いやあすごいね。
(澤部)最高かっ!すごいファイナル。
スペシャルだから。
という事で今回お世話になった方たちなんですけども…。
オープン!
(拍手と歓声)じゃあ皆さんいきましょうか。
(一同)いただきます!召し上がってください。
(渡部)どんなスープになってる?このおダシ。
ちょっと俺飲んでみよう。
おおーっ!うわあ…。
(渡部)出てるね色んな味が。
甘い!なんだ?これ…。
(渡部)お野菜だねこれ。
お野菜の甘さ。
(渡部)お野菜すごいわ。
(渡部)うまっ!うーん美味しい!
(渡部)つみれいこうかな。
いただきます。
おわっうまい!コノシロ美味しい!すごいちょっと粗々しくて小骨も入ってて体によさそうだし。
あーっ美味しい!
(渡部)うまいねえ。
初めて食べた。
いただきます。
(渡部)きたねがんも。
がんもこれはうまいでしょう。
ひったひただよ。
(渡部)エビ入ってる?中にエビはいる?いるね。
エビいます。
いただきます。
(渡部)うわあいいダシ含んでるね。
うーわっ。
(澤部)がんもどきうまいですよ。
吸ってますねおダシを。
(渡部)がんもいかがでした?どこで買ったんですか…?またまた。
出た!
(匡充さん)そうですね。
あーっうまい。
(渡部)うまいね。
パンパン…。
いやあ美味しかった。
最高に楽しかったです。
皆さん…。
皆さんのおかげでございます。
さあ2016年一発目スペシャルやらせて頂きましたけども。
どうします?これから2016年は。
スペシャルやらせて頂きましたけども。
人との出会いの運が多いからね。
そうだね。
2016も優しい人にガンガン甘えていこうよ。
もうさんざん世話になっちゃったからね。
食材分けて頂いたりとか。
色々な面でね。
あとさ1泊でどっか行こうよ。
(渡部)それやろう。
1泊でどっか行く。
今年の目標。
最高のスタート切れましたからね。
そう!人のいい宿屋さん募集する?
(一同笑い)という事で2016年も皆さんよろしくお願いします!また来週も見てね。
さよなら!2016/01/10(日) 18:00〜18:57
ABCテレビ1
相葉マナブ 初のSP!荒川下り完結編!川沿いの町の魅力学んで東京湾到達SP[字]

源流から東京湾まで全長173キロの荒川。残り30キロ地点から東京湾を目指します!
伝統漁、工場見学、野菜の収穫。荒川食材の寄せ鍋。そして、最後に感動的な絶景も!

詳細情報
◇番組内容
嵐の相葉くんが日本の素晴らしさを学ぶため、旬の食材で究極の料理作りに挑戦したり、いろんなものを手作りしたり体験学習をしながら成長していくロケバラエティー
◇出演者
相葉雅紀・渡部建(アンジャッシュ)・澤部佑(ハライチ)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/aibamanabu/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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