朝鮮日報読者権益保護委員会(委員長:趙舜衡〈チョ・スンヒョン〉元議員)が11日、定例会議を開き、先月1カ月間の朝鮮日報の報道について話し合った。趙委員長のほか、パン・ヒソン委員(弁護士・東国大学法学部元教授)、アン・チャンウォン委員(ソウルYMCA会長)、ファン・ジュリ委員(画家)、ユ・ミファ委員(盤浦高校教諭)、イ・ジェジン委員(漢陽大学メディアコミュニケーション学科教授)、キム・テス委員(弁護士)が出席した。
-朴槿恵(パク・クネ)大統領への名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対し昨年12月17日、無罪判決が出たことを受け、「産経前支局長コラムは虚偽報道・名誉棄損だが誹謗の目的なし」という見出しの記事があった。告発・起訴時は大きな記事だったが、無罪判決が出た時は事実上、判決内容のみを掲載した。2014年の起訴時、国全体が『よくやった』と沸いたが、法律家らは『検察が法解釈を誤ったか、あるいは国民感情に同調して無罪判決の可能性が高い事案を無理に取り上げたもの」と見ていた。メディアは今からでも当時の韓国社会が理性を持って起訴したのか冷静に取り上げるべきだ。有罪にならないことを知りながら起訴したなら悪い法律家だし、有罪だと信じていたなら無能な法律家だ。