マスター。
おうどうした。
お客さん来て頂いてるんで注文取りたいと思います。
ご注文は何になさいます?
(中村)じゃあうどんでいいです。
うどんはちょっとやってない。
カウンターでうどん出てくるのここ。
じゃあ俺一番簡単なビーフストロガノフ。
(富澤)一番難しいわ。
東北の話ですよ今日。
東北の話なんですよ。
宮城の大先輩のお二人がいらっしゃいますんで。
よろしくお願いいたします。
雅俊さんは女川出身で。
女川出身です。
帰ってますか最近は。
ちょこちょこ帰ってますよ。
女川駅前なんかもすごくきれいになって。
すごい立派になったのよ。
ねえ。
さあ森さんは仙台出身。
はい仙台でございます。
もう本当に仙台の先輩でございますからね。
いつもお世話になってます。
こちらこそ。
帰ってますか?帰ってますよ。
昨日も帰りました実はね。
結構仙台にいますもんね。
結構いますよ。
さあそして高橋みなみちゃん。
よろしくお願いします。
結構行ってくれてますもんね東北もね。
AKBの「誰かのために」プロジェクトという事で月に一度訪問活動を続けさせて頂いています。
ほんとうれしいですよね。
全く関係のない天野君。
東北と全くゆかりもないですね。
愛知県岡崎市。
相方のウドさんは山形出身でね。
そうですね。
今日間違って来られた?そうじゃない。
俺ちょっとね関係してんですよこう見えてもね。
(中村)ちょっと今ごろ言うのもなんだけど仕切ってますよね。
気がついたら…。
(天野)サンドウィッチマンは東北と何か関係あるの?僕ら仙台出身で。
そうだったの?そうですよ。
理由はあるんだ。
それは分かるんですけどなぜ俺らの目の前にいてこうやってそういえば仕切ってるという。
確かに恐れ多いですけどね。
実は「東北発☆未来塾」という番組をやらせて頂いてまして。
あの前と後ろだけ撮るやつ?こらこら。
ちょっと我々もね仕切るの苦手なんですよ。
ちゃんとしたアナウンサーがいるんですから。
実はねNHKはこれまで東日本大震災の被災した地域の人たちこれを支えるあるいは元気にしていこうという取り組みずっと続けてきたんですよね。
その時の姿勢としてこれまでは「明日へ支えあおう」というスタンスでやってきたんです。
もう震災から5年でしょ。
これからは「明日へつなげよう」という気持ちでやっていこうというふうにしたいんですね。
つなげよう。
そうそう。
被災地の人たちが思ってる言葉あるいは思いがありますでしょ。
それと外の人たちそういう思いをつないでいく。
どういう事からまず皆さん感じてもらいたいか。
このVTRこの歌からお聴きになって下さい。
・「花は花は花は咲く」震災復興支援ソング「花は咲く」。
亡くなった人生き残った人遠くから心配していた人。
いろんな思いが込められています。
お願いします。
震災の1年後に生まれたこの歌。
真っ先に集まってくれたのは東北にゆかりのある皆さんでした。
みんなの心に花は咲く!
(一同)ファイト!歌は被災地へ。
焼きそばの移動販売を行う男性。
花が大好きだった妻を津波に奪われました。
そして歌は全国へ。
被災地への思いを込めて…。
・「花は花は咲く」・「わたしは何を残しただろう」・「花は花は」歌はやがて世界へ…。
英語版も生まれました。
被災地のために。
その思いを体いっぱい表現したのはソチオリンピック金メダリストの羽生結弦さんです。
(実況)すばらしい演技を見せました!仙台市出身の羽生さん自身も幼い頃から通っていたスケート場で被災しました。
一時は避難所で寒さに震えました。
被災地では多くの人がつらい生活のまま。
心の痛みは金メダルをとっても癒えませんでした。
おはようございます。
よろしくお願いします。
2014年6月羽生さんはふるさと仙台のスケートリンクにやって来ました。
今自分にできる事…。
手探りの先に歌がありました。
・「真っ白な雪道に春風香る」・「叶えたい夢もあった」・「変わりたい自分もいた」
(拍手)いや〜かっこいいっすね羽生君。
何か会場にいなくても今VTRだけでもグッときちゃって。
羽生君なんか僕ら中学隣ですからね。
そうなんですね。
だから親友みたいなもんで。
そこまでは近くないだろう。
アドレスも知らねえだろ。
羽生君の場合はやっぱり存在そのもののすごさとか彼の言動・行動というのはほんとに被災地の皆さんに元気を与えてる。
(天野)常に自分への挑戦をね。
謙虚だし。
ほんとに彼の姿を見てると頑張んなきゃっていう事をつくづく思わせるあのすごさというのはやっぱりつくづくすごいなと思っちゃうよね。
この歌を羽生君がこうやって踊ってくれてね世界に広めてくれてそしてこのパッションというか歌の内容もちゃんと踊ってらっしゃるというのがほんとうれしくて東北人としてはね。
しかも東北出身の一番知ってる羽生君がね。
最高得点取ってくれたしね。
ほんとに励みになったと思うんですよ。
すばらしいですね。
皆さんのね。
この歌の持つ意味という事でねものすごく私この歌に関わっててもちろん「紅白」でも一緒に歌わせてもらって。
歌ったんだっけ?
(伊達・富澤)歌いましたよ。
マイクがスイッチ入ってなかった。
でもこの歌が本当にこの震災を忘れないという事の意味にもなってるし。
この歌はよく聞きますよ。
被災地行っても仮設住宅の集会所から聞こえてきたりとか。
歌ってるんですよおばちゃんたちほんとに自然と。
歌ってあれだよね。
よく聴いてる人たちが「元気もらえました」「ありがとう」と言ってるけど実は逆のとこあるよね。
ありますね。
ほんとに。
逆に歌ってる方がすごく元気もらうんですよ。
歌といえばAKBの皆さんはほんとにね被災地行ってたくさん歌って下さいましたね。
あのトレーラー…何て言うのステージで。
やっぱ最初の頃はちょっと緊張感というか震災から1か月後には行かせて頂いてたんですけどどういう気持ちで皆さんに歌えばいいんだろう。
ここに行く事すら邪魔になってしまうんじゃないかなみたいな気持ちもあったんですけどトラックのステージの上で歌った時に子供たちが最前にいてくれてきらきらした目で見てくれてるんですよ。
お花とか持ってきてくれたりとかして「ありがとう」というふうに言ってくれたり。
自分たちアイドルにも何かできる事があるんだなというのをすごく感じました。
いや〜大きかったですよ。
本当に心強かった。
大きいよねそれは。
子供たちが元気になるというか夢を持つというのではAKBの仕事あの時ほんと大きかったと思う。
うれしいです。
天野さんだけですねやっぱり。
歌にも何も関係のない。
そう?そんな事ないんですよね。
何で来てるんですか。
一応だからさっきね前半でふってくれたじゃない。
天野さんも一応何か関係してるという。
一応というか大変な役割を果たしてるんですけどもうちょっと置いとこう。
まだまだ。
早く言えばいいのにね。
まだ引っ張るんですね。
早く言わないとね何でいるのか分からないですからね。
間もなく時期とすれば震災5年になりますよね。
被災地というのは今お話あったように大きな津波で大変な被害を受けたんですが今どういうふうになっているのか。
そして被災地で暮らす人たちの心の復興というのはどうなってるのか。
今ここまで進んできてます。
どうぞ。
かさ上げ工事が進む中ぽつんと残されたビルがあります。
このビルでこん包用品店を営んでいた…あの日の体験を語り続けています。
一緒に働いていた両親と弟は避難所へ。
片づけをしていた米沢さんは3階建てのビルの上高さ15mの煙突まで駆け上がりました。
難を逃れた米沢さん。
しかし両親と弟がいる避難所は津波にのまれました。
米沢さんは被災したビルを残す事にしました。
「津波の教訓を次の世代につなげたい」。
震災のひとつき前。
米沢さん一家は喜びに包まれていました。
待望の子供が誕生。
多くの恵みを受け与えられるように多恵と名付けられました。
(米沢)結構ずっしりしてたったよ。
転ばねえようにね。
3月11日は多恵ちゃんのお宮参り。
地震が起きたのはこの数時間後でした。
妻と多恵ちゃんは実家に戻り無事。
しかし両親と弟は帰らぬ人となりました。
それから2年。
「のど自慢」の予選会。
「花は咲く」をみんなで歌おうというイベントに米沢さんと多恵ちゃんが参加していました。
頑張るぞ。
お〜。
・「いつか生まれる君に」・「花は花は花は咲く」
(拍手)今は仮設商店街で営業を続ける日々。
震災前両親と弟と一緒に切り盛りしていた店を一人で支えています。
陸前高田では今新しい町をつくる8年掛かりの復興計画が進んでいます。
大型ショッピングセンターを誘致。
その周りに古くからある商店街を集めます。
目指すは歴史を受け継ぐ新しいふるさと。
しかし人口の減少や高齢化更には資金などの理由で移転に二の足を踏む人が少なくありません。
それでも米沢さんは移転を決意しました。
いつか多恵ちゃんがふるさとに胸を張れるように。
冷たい。
・「花は花は花は咲く」分かるんだ!
(富澤)理解してんだ。
いや理解するんだね5歳になるとね。
(富澤)僕よりうまかったですね。
うまかったよね。
いろんな思いで歌ってる方多いですね確かにね。
もう2人とも本当にもうずっとジャーッと。
(富澤)ズタボロになってますよ。
高橋さん。
そうですね語り継いでいく事の大変さというかやっぱり言葉で自分たちが体験した事を伝えなきゃいけないってすごい勇気だなと思うんですよね。
でもやっぱりお子さんがいてどんどん大きくなっていく娘がいていつかこの子たちの町になるんだっていう。
そのために未来のために今を頑張るんだというお父さんの我が子のために未来のためにというその原動力というのはすごいものだなと感じました。
米沢さん建物を残すというのは強い意志を感じますよね。
忘れないぞとか風化していってその爪痕ってだんだん記憶から薄らいでいくじゃないですか。
その中で俺はもうこれを絶対忘れないぞというような強い意志感じますね。
そして伝えるんだっていう。
何かこうつなげようという気持ち。
本当に。
誰かに何かを渡そうという気持ちになった。
確かに意識の変革みたいなのはみんなあるね。
ちょっとこう3年4年過ぎたあたりからすごくそういう方が強い人たちが多いというか。
最初のうちはそれすらも考えられなかった心に余裕はなかったけども。
だって震災直後は生きるのに精いっぱいだったからね。
ほんとそうですよ。
どう生きるかというのはやっぱりこの5年くらいたってそういうふうにチェンジですよね。
今だいぶ変化というの見えますよね。
具体的に何か感じてらっしゃる事はあります?笑顔は増えてますね。
笑顔が増えたのはもちろんの事当時の要するに当日のあの3月11日の話を向こうからしてきてくれる。
その話すらもしたくない感じだったのかな。
やっぱりしたくない人がすごく多かったんですけど「ちょっと聞いてよ」って向こうから話してくれて「うちお父さんまだ見つかってないんだけど今も捜してるんだけど」という話をすごくしてくれる。
少し向き合えるようになってきてるという事。
「それをもっとどんどんあんたたち伝えてよ」って言われる事が多くなりました。
何か分かんない怒られる。
「ああ分かりました」って。
どんどん言いなさいあんたたちって。
言われますね。
なかなかねあの時の話したくない時期も長かったですからね。
あと全体としてはもう仮設を退去するというのがテーマですよね。
仮設にはもう住まないという環境づくりをね環境づくりをするというのがすごく大事じゃないですか。
被災地というのは5年たったからもうだいぶ生活が安定してるんじゃないかって思われていて。
まだだって仮設に住んでるなんて思ってる人あんまりいないと思う。
ず〜っと仮設。
5年間。
仮のままなんですね。
そういう状況ですもんね。
仮設は出た方がいいですよね。
出た方がいいです。
間違いなく。
みなみちゃんとかどうですか被災者の方といろいろ触れ合ってると思いますけど。
本当に前へ前へという気持ちがどんどん行くたびに皆さんの内から出てきているなと感じますし最初はライブだけだったりもしたんです。
握手して皆さんありがとうございましたという感じだったんですけど東北のよさをもっともっと外に伝えていこうという事も自分たちの中でも気持ちの中に出てきましたし東北の皆さんもどんどんおいしいもの食べて東北ってすっごいいい場所なんだよというふうに教えてもらってそれを外の人にどんどん発信していくのも自分たちの役目だなというのは感じてますね。
何が好きですか?東北の食べ物。
おっきいソースかつ丼。
どこだよそれ。
(天野)相当でかいな。
丼から相当出てたよ今。
どこだっけな。
いわきかな?あいわき。
いわき何でも大きいんですよ。
シュークリームもこんなんありますからね。
びっくりしました。
おいしかったです。
天野さんも食べ物は。
ロケとかそういうんでね震災後にも行かさして頂いたんですけど。
新巻鮭とかを加工して作ってるところがなかなか工場が潰れちゃって無くなっちゃってというんででもこの新巻鮭を作る事にずっと人生を懸けてきたから俺頑張りたいというね。
天野さんエンジンかかってきましたね。
いよいよ天野さん本番ですね。
ほんとに俺もぐいぐい入っていかないと編集ここで切られてるんじゃないかと思ってね。
実は天野さんはですね去年「明日へ」という番組のナレーションを担当してもらったんですね。
さすがいい声ですからね本当に。
いやあんまり声は自信はないんだけど…。
声相当出てましたよ。
よかった雅俊さん笑ってくれて。
実はそうなんですナレーションをさせて頂きまして福島県南相馬市で原発事故の影響を受けながらも明るく元気に食堂を営むお母さんたちの物語。
どうぞ。
あんなきれいなVふり…。
(高橋)すごいきれい。
は〜いおうどんでございます。
(天野)
福島県のとある場所に小さな食堂がオープンしました
確かにお米が立ってる!
去年天野さんがナレーションを務めた番組はこの食堂が舞台。
東京電力福島第一原発から16キロ。
南相馬市小高区。
原発事故の影響で日中しか立ち入りが許されていません。
ようやく今年4月避難指示が解除される予定です。
帰還の準備をする人たちのためにオープンしているのがこの食堂です。
「おだかのひるごはん」の店長。
親しみを込めて「しずちゃん」って呼ばれています
ちょっとおっちょこちょいで愛されキャラのいくちゃん
すかさずフォローしたのはひろちゃん。
いつも冷静沈着頼りにされています
メインの調理を担当するのはちーちゃん。
震災前は病院食を作る仕事をしていて味付けには自信があります。
スタッフは全部で4人。
みんな地元の普通の主婦たち。
家事の合間に駆けつけてお店を切り盛りしています
メニューは主に日替わり定食。
こちらが本日の日替わり豚の生姜焼き定食700円。
ボリューム満点ですね
はいいらっしゃいませ。
まずやって来たのは除染や復興工事に携わる作業員たち
駆け込んできたのは小高病院の先生。
週1回神奈川から通っています。
でも医師は1人だけ。
ゆっくり休憩する時間はないそうです
店長のしずちゃんは隣町の仮設住宅から通っています。
食堂まで車で30分。
時にはこんな寄り道も…。
…ってしずちゃん勝手にいいの?
犯行現場じゃないよこれ。
収穫してるの許可を得てね。
実は食堂専用の畑。
小高でいち早く農業を再開した根本さんから好きな時に好きなだけ持っていっていいよと言われていたんです
にんにくゲット。
出来た野菜は役場で放射線量を測り国の基準値以下のものを提供しています
この日古くからの知り合いがやって来ました
いらっしゃいませ。
今は沖縄県の宮古島に避難しています。
震災後初めて小高に戻ってきました
今回自宅に戻ったのはごみの撤去が行われるという市からの知らせが来たからでした。
久しぶりに帰った家はとても住める状態ではありませんでした
(ため息)
この夏地域の伝統行事が開かれました
全国各地に避難していた住民たちが久しぶりに戻ってきました。
店には初めての行列が!
はいいらっしゃいませ!大丈夫ですよ大丈夫です。
どうぞどうぞ。
食堂は小高の人たちの懐かしい顔でいっぱいになりました
通らして下さい。
ごめんなさい。
いや〜すごい。
ちゃんと天野さん仕事してましたね。
俺も安心したよ。
すごくいいVTRですね。
おかあさんたちが本当に明るくて。
ほんとにあのおばちゃんたちの笑顔がね。
ほんとあの笑顔で何か帰りたいなって。
いやそう思う人多いでしょうね。
みんなが思ってくれるとね。
私ただあそこにごはん食べに行きたいもん。
うまそうでしたもんね。
(中村)俺行った事ある。
いやいや何しにって。
本当に行ってますね。
本当にあのおばちゃんたちは太陽ですよ。
雅俊さん何を食べられたんですか?え〜と…豚の生姜焼き。
おいしそうだったね。
うまいんだよあれ。
本当においしいですよ。
さあなんとですね今VTRに登場して下さったおかあさんたちと中継がつながっています。
うれしい。
えっしずちゃんが出てくるの?こんにちは。
こんにちは。
しずちゃんお元気ですか?はいこんにちは。
(天野)ちーちゃんもお元気です?はいおかげさまで。
ちーちゃんに言ったんですよ。
はい元気です。
ちーちゃんといくちゃんと。
(富澤)制服忘れたのはいくちゃん?今日ちゃんと忘れてませんね。
おっちょこちょいなところが。
ちゃんと持ってきました。
一番最初の質問であれなんですけど僕のナレーションいかがでした?大変皆さんに喜ばれてね。
ああよかった。
しずちゃんいくちゃんちーちゃんって本当に皆さん喜んでおりました。
ありがとうございましたあの節は。
僕ちょっと心配してたのがメニューがねあの時7つしかないとおっしゃってたんですが増えましたかそれ以降。
え〜そうですねメニュー増えました。
何が増えました?玉子ちく…きくらげ定食。
(天野)本当に増えたんですか?緊張してます。
緊張しております。
すごいすごい!こんなにいっぱい皆さんにおいしく食べて頂こうと思って。
ありますよ生姜焼き定食が。
(しずちゃん)はいあります。
生姜焼き定食も。
最近のいちおしは何ですか?鱈の中華風炒めというのが今定番でおすすめになっております。
あらだんだん難しい料理に挑戦が。
(森)でもねおいしそうだったもんね。
すごくおいしそうでしたね。
どこ行くんですか?
(天野)いなくなっちゃったけど。
何か取りに行ったのかな?どうした?これがそう?びっくりした。
(富澤)何か言ってって下さい。
(高橋)突然いなくなって。
これが鱈の中華風炒め?
(森)これはおいしい…うわぁ。
バランスがいいわ。
ちょっとあんになってるんだな。
(しずちゃん)これが鱈の中華風炒めになっております。
うまそうですね。
しずちゃん中村です。
あっどうも先日はいろいろお世話さまになりました。
やっぱりそうだ。
本当に行ってんだ。
すごくない?
(富澤)ちょっと疑ってたんですよ。
とにかく明るいしずちゃんが。
明るくしてね町を少し明るくしようと思って皆さんで頑張っております。
避難解除される4月以降はお店はどんな感じになっていくんですか。
そうですね…え〜何か言いにくいんですけどもここの双葉屋…食堂さんお借りしてるお店なんですけど解除に向けまして再開したいという話が出まして。
私たちはお借りしてる身なので。
ええ。
昼ごはんをここでと思っております。
じゃあもうやらないんですか?はい。
だから今まで毎日来て下さってるお客さんに大変申し訳ないと思っておりますけども復興の第一歩としていい仕事をと思っています。
まあまあ全体的に言うといい事なんでしょうけどね。
店がまた復活される食堂が戻ってくるわけだから。
家に行っちゃっていいんですか?じゃあ。
どうぞおいで下さい。
お待ちしております。
最後に帰ろうかどうか迷ってる方もたくさんおだかのひるごはんに行かれたと思うんですけどもその小高の人にメッセージをお願いします。
私たちはこうして小高町で元気で頑張っておりましたので皆さんもこれから寒くなる時期でもありますのでどうか一人でも多くの方が小高町に帰ってきて頂けるように皆さんで頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。
サンドウィッチマン食べに行きますんで今度。
(森)頑張って下さい。
ありがとうございます。
いや〜そうか。
ちょっと残念ですね。
せっかくファンが増えてね。
まあでも決めた事ですからねそれは。
何でお前そんなさっぱりしてんのよ。
まあでもどっかでやってもらえたら。
是非やって頂きたいですけどね。
実際難しい問題はあるよね。
ただ町へ戻ってくればいいというんじゃなくてやっぱり病院もなきゃいけないし学校もなきゃいけないし介護施設もなきゃいけない。
(天野)生活をしなきゃいけないという事ですもんね。
そうやって考えるとクリアしなきゃいけない問題ってあるけどそこを乗り越えて頑張ってほしい。
(森)そうだね。
どこか転校してたところでも4年いればもう友達もいっぱいできるしそっちでのコミュニティーもできちゃうからなかなかタイミングも難しいかもしれないですね。
でもそういう状況の中でねこの放送をご覧になってる方もそうだと思います。
何か自分たちができる事があるんじゃないかって考えてらっしゃる方すごく多いと思うんです。
自分たち何していいのか分かんないという人たちも結構いらっしゃると思うんですよね。
今何ができるのかという部分を皆さんから発信してもらいたいと思うんですが何かありますかね。
今でもやっぱり観光バスで関西とか関東の学生が来て何かがれき海辺に行ってゴミ拾ったりという方はいらっしゃいますけどね見るとね。
実は俺はねちょっと前に大学のクラスの連中19人でいわゆる観光旅行に石巻女川地区を中心に行ったんですよ。
お金を使うという事も復興の一つの方法だという事でしこたま使ってもらったんだけど。
でもみんなで大人の遠足みたいな感じで被災地を回ってそれでお金を費やすという事をやったんですけどそれも復興の一つの方法かな。
大きいですよね。
僕らもバスツアーというのをやってましてお客さんたち70〜80人連れていろいろ行くんですよ。
(天野)サンドが一緒に乗って?はい。
(森)ほんとに?2泊ぐらいでね。
(中村)それも同じような趣旨ですよね。
(富澤)すごい楽しんでもらって大人の修学旅行。
それこそ大人の修学旅行。
面白いですよね。
ええ意外と面白いですよ。
いい年してからみんなで行くというのはそれだけでもすごい楽しい。
行くだけでもいいんだね。
私もそれ頂きだなと思って。
私も今度歌いながらこうやろうかなと。
酔い止めのみながら。
今AKBのプロジェクトの中でやっていってるんですけど卒業するのでやっぱり自分の中でどういう関わり方をするのかという事を考えていかなきゃいけないなというのはすごく考えてます。
ちょっと離れた場所にいるとどうしても何が起きてるのか分からなくなってしまう距離感というのがどうしてもあるなっていうのは自分たちも行かせて頂いている身だからすごく分かるんですよ。
こういう事が起きててまだまだ復興はこれからなんだなというのが分かるんですけどそれを若い子たちにどんどん広げていかなきゃいけないなというのはすごく感じてます。
そういう中で自分にできる事を探していかなきゃなと思います。
後輩たくさんいるもんね。
そうですね。
天野さんナレーションだけじゃなくてやる事たくさんありますね。
そうですね。
僕もねちょっと浅井企画でバス出そうかなと。
みんなバスになっちゃいますね。
伊達さんだったらどうします?だからねさっきも言いましたけど観光でたくさんお金を使うとかでいいと思うんですけどね。
買い物したりとかね。
どうした?しずちゃん!?
(森)いつから?またしずちゃん?大きい方のしずちゃんです。
(天野)ものすごいきっかけが強引だったけど。
(富澤)どうしたの急に。
すいません。
大船渡がいいですよ。
あら黒島さんも。
(天野)どういう事?とにかく大きいしずちゃんです。
(天野)そんな名前だっけ?どうしたのしずちゃん。
まずこれを見て頂ければ分かります。
せ〜の…。
(2人)ラブ三陸。
もう一回やり直して。
(笑い)はい皆さん席替えで〜す!列車で合コン?しずちゃんと黒島結菜さんが出演する特集ドラマ…列車コンを企画・運営する市役所の職員を演じます。
はい皆さん間もなく列車は折り返します。
その気になるお相手は…この〜不倫男!松坂慶子さんや村上弘明さんなど豪華な顔ぶれも勢ぞろい。
いたいたしずちゃん!ヒロインの先輩で伝説的な太鼓の名手という役どころ。
黒島結菜さんはヒロインの姪っ子役。
ねえカラオケさ行こ。
行こっか!行こ!ドラマのロケには地元・大船渡の皆さんが協力してくれました。
お願いします。
笑いありグルメありもちろん胸キュンの恋もあり。
(拍手)いやいや楽しそうですね。
(富澤)女優じゃん。
そうです。
今日は女優として来ました。
いや大船渡いい所だよね。
そうですね。
すごい人があったかくて。
初日から屋台村に行かせてもらったんですけどその屋台村のおかあさんがすごいよくしてくれてみんな屋台村全部仲いいから隣のおばちゃんがまた違う食べ物持ってきてくれたりとか。
みんな同じ感じのね。
もう毎日通ってました。
ほんとにね美人ばっかり!それほどでも…。
どけ!どけ!いいですね。
じゃあたくさん大船渡の方たちもエキストラで参加されて。
大漁まつりっていう祭りのシーンがあったんですけど200人ぐらいのエキストラさんが。
そうですか。
(天野)すごいシーンだったねあの祭りのさらしの。
大丈夫だった?これ。
実はハプニングがありまして。
右乳をぽろり…。
おいおいおいおい。
大船渡でぽろり。
何だそのドラマ。
そこはオンエアされるのかな。
オンエアされないと思います。
ぼかしかけて。
大変な撮影だったね。
びっくりしました。
なかなかしないもんね。
そこがドラマの見どころ?そこはオンエアされませんから。
(天野)実際あった話なの?実際電車の中でああいう婚活はあるんです。
いいんじゃない?恋愛自由になったら。
即乗車します。
乗んなくてもいいじゃん。
大船渡はお二人とも初めてでした?初めてです。
いかがでした?黒島さん。
私出身が沖縄なんですけど。
気温がすごい低くて。
寒かったでしょ。
すごい寒くて風もすごいし。
その太鼓のシーンなんかも震えながら撮影していて。
でもやっぱそれでもみんな私たちが東京から撮影に来てるので地域の人たちは風邪ひかないようにあったかくしなさいとかおいしいものいっぱい食べてねって声かけをしてくれる方たちが多くてほんとにあったかくていい町でした。
よかったね。
何おいしいの食べましたか?ホタテ。
おいしそう。
どれぐらいいたんですかお二人大船渡は。
(しずちゃん)私は1週間です。
1週間?結構いましたね。
ずっと。
もうずっといたから1週間よりもっといたような。
長く感じたんだ。
大船渡で本当は育ったんかなみたいな。
たった1週間でそこまでいく?東京に帰るのがすごい違和感があったんですよ。
もう一つふるさとできちゃった。
ふるさとできました。
という事で楽しい時間もあっという間にもう終わりですよ。
あら早いですね。
もうあと2〜3時間やりたいぐらいなんですけど。
さあ天野さんいかがでした?いや俺はほんと正直今日始まる前までちょっとアウエーかなと思ってたんだけど皆さんの話を聞いててそれで俺もナレーションもさせてもらったりしてグイグイ入ってたら俺も東北人じゃないかなって思うぐらいのですね熱い気持ちになれました。
私自身東京の人ですけどもやっぱり東北の方たちの気持ちに寄り添うという事は私でもできる事だと思うので明日へつなげようという気持ちつなぐ意識をもってこれからも取り組んでいきたいと思いました。
手をつないでねさあ一歩前進しようという5年もたってそういう時に来たんじゃないかなと思うのです。
だから何か協力できる事があれば皆さんも協力して頂いていろんな方が協力世界中が協力してくれると思うんですね。
ですからそれで前にどんどん進んでいこうじゃないかって思いましたね。
いきましょう。
いきましょう。
被災地というのはけが人に例える人がいて今歩けない状態で例えばリハビリだとかいろんな点滴受けたりしてるけどいずれ健康体になるじゃないですか。
でもそれは復興じゃなくて健康体になったからこそその先に暮らしだとか生きがいだとか幸せみたいものというのを得て初めて本当の意味での復興というのがあると思うのでやっぱり目に見える建物が建つだけじゃないその先にある心の復興みたいなのは大事かなと思ったりします。
そうですね。
サンドウィッチマンさんのお二人はどうです?雅俊さんと全く同じ意見です。
全く同じ考え方。
珍しいですね。
できる事を無理せずにやる事が大事なんじゃないかなと思います。
それこそ旅行へ行くとかねああいう事がいいんじゃないかなと思います。
海沿いの人に言われるのはちょうど5年じゃないですか。
日本全体で言うと大きな区切りで何か5年たったからもういいでしょと言われてるような気がするというんですよ。
でもそんな事はなくて大きな節目ではありますけど5年以降もちゃんとこういう番組があったりとかいろいろ伝えていかなくちゃいけない事は山ほどあるんでまだまだなわけです。
たった5年なんで。
そういう事を僕ら放送を通じてもずっとこれからつなげていきたいなと。
「つなげる」ってすごくいい言葉だと思います。
(中村)本当に明日へつなげよう。
つなげましょう。
じゃあサンドウィッチマンさん。
はい。
最後は笑顔で皆さんをつないでいくために是非大爆笑ネタを。
訳分かんない。
ここから大爆笑は要らないと思う。
いつものあれだよ。
ここで急に?いや大先輩の…。
安心して下さい笑いますから。
いいですよ。
おかしいです。
大爆笑要らないでしょ。
こういう場合どうすればいいんですか先輩。
なんだべぇ!もう!また次回お会いしましょう。
ありがとうございました。
さようなら。
いやいい番組だった。
さすが天野さん。
危ない。
すごいなぁ。
めちゃくちゃですよふりが。
2016/01/11(月) 10:05〜10:53
NHK総合1・神戸
明日へ つなげよう「あの日の思い 今こそ」[字]
「頑張ろう!ニッポン」あの日から5年私たちは同じ気持ちを抱き続けているか?(出演)天野ひろゆき、サンドウィッチマン、高橋みなみ、中村雅俊、森公美子、山崎静代ほか
詳細情報
番組内容
「頑張ろう!ニッポン」あの日から5年、私たちは同じ気持ちを抱き続けているだろうか?記憶を“つなぎ”、教訓を次の世代に“つなぐ”。そして被災地の中と外の人の心をもう一度“つなげたい”。番組では、震災直後に取材した人々を再び訪ねる。仕事は?家族は?故郷は?被災地の願いを受け止め、いま私たちができることを考える。【出演】天野ひろゆき、黒島結菜、サンドウィッチマン、高橋みなみ、中村雅俊、森公美子、山崎静代
出演者
【出演】天野ひろゆき,黒島結菜,高橋みなみ,中村雅俊,森公美子,しずちゃん,【司会】サンドウィッチマン,畠山智之
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ニュース/報道 – 定時・総合
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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