徹子の部屋 2016.01.11


軽自動車にはねられ死亡しました。
車を運転していた豊岡市に住む・パート従業員の福田敏之容疑者が過失運転致傷の容疑で現行犯逮捕され、容疑を認めています。
当時、現場では雨が降っていて、警察は福田容疑者が
(黒柳)今日のゲストは高畑淳子さん。
そして朝ドラで活躍した息子さんの裕太君。
話題の親子。
2人で初めてのご出演です。
どうぞお入りください。
こんにちは。
こんにちは。
こんにちは。
どうもご無沙汰しております。
ご無沙汰しております。
どうもどうも。
よろしくお願いいたします。
どうもどうもどうもどうもどうも。
よろしくお願いします。
黒柳徹子ですどうも。
高畑裕太です。
初めてじゃないんですよね。
そう。
初めてじゃないんです。
これから申し上げますけど。
はい。
あっはい…そうですね。
あなた覚えてないかもしれないけど。
楽屋に侵入したことがあったんですよね。
まあでも本当に…。
高畑淳子さん…女優さんの高畑淳子さん。
どうもこんにちは。
俳優の高畑裕太さんです。
よろしくお願いします。
『まれ』は去年?去年ですはい。
街でも色々声を掛けていただいてね。
そうですね。
何て掛けるの?みんなが。
洋一郎っていう役名だったんですけど「おっ洋一郎がいるぞ」って言って…。
「洋一郎」。
そんな?すごいね。
『まれ』の中では結構いじられ役?いじられキャラだったので…。
いつもそうじゃん。
でもそれにしても一本でそんなにみんなが顔を覚えてくれてね。
そうですね。
実はあなたにお会いしたことあるの。
あなたは覚えていらっしゃらないと思いますが…。
ちょっと覚えてる?ごめんなさい覚えてないです。
すいません。
ちっちゃい頃です。
うんと小さい…2歳3歳。
ああそれは…。
それは確かに覚えてない…。
はいすいません。
銀座のルテアトル銀座で共演していました時にあなたがお母様とある日いらっしゃいましてすごい機関銃のようなものをお持ちになりましてですねダダダダダダダダダダダダダダッと私の楽屋に入っていらっしゃいました。
僕が機関銃を持って黒柳さんの…?どういう子供だったんですか?そういう子だったんです。
そういう子だったんです。
お芝居見てた時もねこの子が一番最初にケラケラケラケラって笑いだすんですよね。
あなたが笑ってくだすったんですって最初に。
カワセミみたいに笑いだしたの。
アー!って。
それでお客さんが和んでね。
そう。
すごいよかったの。
あとからね「あれはうちの息子だ」って仰ってくだすったんでねうれしかったんですけど…。
小さい時からどこで芝居見ててもいの一番に笑うものですからどこにいるかすぐわかっちゃうんですよ。
あなたが出てる時に?そうです。
劇団の人もそれをわかってて「裕太君今日あそこで見てますね」とか…。
そうなの?最近親から「芝居見に行く時はマスクを3枚着けて見に行きなさい」って…。
笑い声が大きいんです。
声大きい?声大きいですねはい。
でもあの時は本当にちっちゃかった。
本当にこのぐらいだったんだから。
それが機関銃を持ってねいきなり私の部屋入ってきてね…。
ダダダダダダダダダダダダダダダダッてね。
徹子さん死んだふりしてくださったんですよ。
大変よこれが。
ごめんなさい。
僕機関銃っていうのが…機関銃って何?おもちゃをね…その頃ね自分の大好きなおもちゃを持ってお芝居見に来てたの。
それを持って徹子さんのお部屋行ってダダダッて…。
だからたぶん機関銃のようなもの…。
私はもうよく見なかったけど銃のようなものですよ。
私はもう死んだふりしちゃったからさ…。
でも「やられた」って仰ってくださったの。
「やられた」って言って…。
本当にすいませんでした。
いえいえ。
だけど可愛かったのよ。
ちょっと変わったところがあるからお姉ちゃんとは違って。
出だしにこの話…あんまりちょっとあれでしたね。
萎縮しちゃってもう…。
そんなことで萎縮するようなあなた…ご性格じゃないわ。
大丈夫よ。
すいませんでした。
嘘つきました。
お姉様こと美さんって仰る…。
こと美さん3年前にね。
この人こんな小奇麗な格好するの…。
そういうこと言うのやめなさい。
小奇麗?小奇麗?奇麗だね。
でもさこと美さん可愛かったじゃないの。
ね。
出てくださった時に。
お姉ちゃんは本当に落ち着いて観音様みたいな人なんです。
へえー。
手も掛からなかったですしね。
なんか一人落ち着いてるよね。
そう。
お母さんも僕もなんかあんまり落ち着きが…両ベクトルの違う方向で落ち着きがない感じなのでそれで仲介してくれるのがいつもお姉ちゃんみたいな…。
そうなの?そういう存在です。
でももっと前にさ何だかあなた方がまだ赤ん坊だった時にお母様があなた方を見てる時に何だか寄ってたかって2人がさなんか病気なんだかしょっちゅう熱出す…。
弱かったんです。
熱出したりアトピーだったんだっけ?アトピーもありましたし月の半分は風邪薬飲んで…。
熱出してましたね。
すごい弱かったんです。
よくそんな大きくなりましたねあなた。
本当ですね。
僕今すごい…これ自分で言うのも何ですけどすごい健康なんですよ。
だから小さい頃にアトピーやらぜんそくやら病気で苦しんでたことっていうのが全然実感としてなくて。
あなたはね。
その上機関銃持ってたんですよね?そうよ。
今言うのも何ですけどおかしな子ですね。
でもよかったと思うよ元気になってね。
ああすごい…。
可愛い。
これ何?これ遊んでるんですね。
海岸…海行った時ですね。
埋めてる。
埋めてるんですけどこれ芝居の時に芝居に…旅公演に連れていって午前中は遊んでやるんですね。
大変ねあなた。
よくあんなことできたと思います。
公演前に海連れていって遊んでなおかつ夜は…。
あっこれあの…野球部のユニホームが初めて届いて小学校1年の時ですね。
喜んでる時ですね。
前の歯が全然抜けてますね。
そうですそうです。
7歳ですね。
でもあなた『まれ』にねお出になって去年。
それでそれをご覧になったお母様からああいうふうにしなさいこういうふうにしなさいって色々ありました?ああそうです。
家でよく稽古に付き合ってもらって…。
すごいじゃないうん。
僕のその…テレビを見て言われることもあるんですけどその前に台本をいただいた段階で…。
「稽古しよう稽古しよう」って言ってやっちゃうんです。
あんまりたくさんセリフはある役じゃなかったんですけどセリフがたくさんあると「裕太いっぱいセリフあるよ」「練習しよう」って言ってやっちゃうんです。
それでお互い役を取っ替えっこしたりして私が今度洋一郎をやって。
相手のセリフを言ったことによってわかることもありますよね。
ですから取っ替えっこしたり。
珍しいわねそういうのってね。
なかなかそこまで…。
でも僕ちょっと…たまにちょっと嫌になる時あって…。
さて高畑さんが『幸せの背くらべ』という芝居の時にご一緒だったんですがその時のお話をちょっとしてるので私が。
ちょっとご覧ください。
はい。
「もう一人小さい子いて今は随分あの子大きくなったでしょ?」「今小学校1年になりましたけれど…」「あら可愛い。
あらららら」「このお子さんがね『幸せの背くらべ』っていうのをね一緒にセゾンでやった時小さかったの」「まだ…まだ3歳か4歳?そのぐらい?」「徹子さんの部屋になんかマシンガンを持ってドドドドドドドドッてやってた子なんですけど」「この子と一緒に暮らしながらセリフを覚えるのは大変だろうなと思って」「もう本当大変です」「そうそうそう」「私の部屋にね来て“突入!”とか言っていらっしゃってですねダダダダッてやったりなんかして」「お稽古してても“今日熱がある”とかね“ちょっと今日熱があるんです”とかって仰って大変だろうなと思って」「弱かったですしアトピーとかありましたので夜バリバリバリッて始まったりとか…」はあ…。
奇麗ですね。
奇麗だった…奇麗だった。
あなたが私を老けさせたのかもしれない。
そんな…。
もう本当病気がちだったので。
アトピーとの闘いがあって。
赤ちゃんの時はステロイドを使わないで治しましょうっていうことでもう包帯巻きにするんですねぐるぐる巻きにして。
夜寝てるとかゆくなると寝息が変わってくるんです。
それでカリッカリッカリッカリッてかきだすんですね。
そうするとそこのかゆいところを「スリスリペンペン」って言っておんぶして…涼しいところでやってたんですよね。
それでセリフも覚えながらですもんね。
ですから今アトピーとかでもし悩んでいらっしゃる方がいたらやっぱり大きくなるにつれて心肺機能も立派になってですね…。
あなたはどういうふうに関わったの?私はいい先生に出会って「アトピーはね心の優しい子がなる病気だからお母さんがめげちゃ駄目だよ」って。
「大きくなったら治るから」って。
私は母として初心者でしたけどうちの父や母は慣れてるもんですけどそれでも「おたくの裕太はんだけはかないません」ってもう「逃げて帰らせていただきます」って帰っていきましたね。
ちょっと手に負えない子だったです。
俳優にはどういうことからなろうと思ったの?俳優はですね…僕なんか小さい頃からやりたいことをあんまり…。
野球をずっとやってたんですけど野球選手になりたいっていうわけでもなくのうのうと結構やってたんですよね。
のうのう…。
何をのうのうとやってたの?野球を。
野球を?いざ高校卒業間近になって進学先も就職先もやりたいこと何もないから見つからないってどうしようってなった時に…。
ちょっと僕…すいません。
最初本当に不純な動機で…最初そうだったんですよ。
最初不純な動機だったんですよ。
その時ちまたで二世タレントがすごいはやっていて二世の人がいっぱいテレビに出てるなって。
それ見てああ僕も二世タレントだったらお金を稼いで食いつないでいけるんじゃないかっていう…。
うん…わかります。
考えに至ってで親が役者だから役者になってみようって。
でも役者になるには…でも小さい頃から舞台は見てたけど今まで真剣に見たことないなって思って。
それで当時お母さんがやってた舞台がちょうどあったからじゃあこの芝居を真剣に見てみてどういうものか分析しようって高校生の時に思って。
すごい。
で見てそしたら…。
それが『欲望という名の電車』だったんです。
あら!で私彼が見てそんな面白くないだろうなって思ったら一幕と二幕の間に「母さんすごい面白い」ってメールが来て。
初日だったんですけど。
私もちょっと苦労した芝居。
本当面白かったんですよ。
ちょうど2歳の頃のあなたの…まだ赤ん坊だった頃のあなたね。
ホームビデオちょっとあります。
ちょっとご覧ください。
「裕太君」「裕太君」「ワンワン?」「ワンワン!」「ワンワン」「あっ!」これはなかなか喋りが遅かったんですね。
「素晴らしいですね」「サイと言えるようになりました」「これはねスマトラサイですが裕太にとってはアバ」「アバ」「アバでもいいですよ」「これ角がないもん。
カバだもん。
これが?」「カバのことアバですね」「これは?」「これねイノシシよ」知らん顔。
フッ…。
「チッカ」「鹿よ。
これ鹿。
見て角。
裕太角」「角。
ママも時々生えるでしょ?角」「あっち向いて言って。
キリン」
(こと美)「ハハハ…」お姉ちゃんだ。
お姉ちゃんが撮ってくれたんだね。
そうね。
お姉ちゃん撮ったんだ。
(こと美)「それだったら2人とも映る」「牛」「メーメ」「メーメ」「裕太君が一番上手に言えるこれ何でしょう?」「ワニよ〜。
“よ”まで付きました。
はいこれ」「ワニよ〜」「言わなくなっちゃったよ急に」喋るのをもう…瞬間を撮ろうと思って必死だったんですね。
こんなお喋りになっちゃった。
今言葉がね覚えられて喋るの喋るの楽しいの。
危ない危ない…口にくわえて。
どうしたんだろう?何だったんだろう?なんかよっぽどすごいものを引きずり下ろそうとしたのね。
なんか危ないものがあったんでしょうね。
ないしはなんかさ煮えてるものとかね。
もう喋らないので…なかなか喋らないのでひと言でも喋ったらビデオに撮ろうっていう…。
とにかく心配だったです。
言葉も遅かったですし。
小学校上がって「ごみ出していってね」って言うとそのごみ袋だけ持って学校へ行ってランドセルが残ってたりするんですね。
ごみ袋を持って学校へ行ったの?ごみは持っていってくれるんですけどそれだけ持って学校へ行っちゃって玄関にランドセルが残ってたり。
これですね。
ごみ袋…。
そうそうそうそう。
ほっぺがプクッとして。
可愛いね。
これだけどこの袋は持って学校へ行ったの?はい。
忘れ物事件っていうのもあるんだって?ありますあります。
学校に忘れ物を届けに行ったら裕太がいなくて「おばちゃん裕太君の1〜2時間目はコンビニだよ」って。
はあ?と思ってコンビニ行ったらコンビニで漫画読んでて。
それがもうずっとだったんです。
知らないのは私だけで。
みんなは知ってたの?みんなは裕太君の1〜2時間目はコンビニだって。
そうですね。
コンビニで読んでてそしたらなんか首根っこをいきなり誰かにつかまれてズルズルって引きずられたんです。
私です。
な…何だ?って思って誘拐される!って思ったらパッて見たらお母さんが鬼のような…。
「行きたくないなら行かないでいい」って言って連れ戻しちゃったんです。
えーそしたら?そんなこともありましたね。
そして…。
「行きたくないなら行かなくていい」って…?「でも行くよ」って言って学校行ったんですよ。
学校行って「あっ今日高畑早いね」って言われて「ちょっとお母さん来ちゃってさ」「大変だったね」って。
友達に話したんです。
そしたら30分後ぐらいに教室がガラガラって開いてそしたらお母さん立っててしかも寝間着姿で立ってるんですよ。
そんなことない。
寝間着の上にちゃんとコート着てた!すごいね可愛いサイみたいなやつがプリントされた寝間着があって…。
隠してたちゃんと隠してた。
いやいやいや。
本当にもろ見えだって。
いやいやいや…。
でもそれを着てお母さん入ってきたの?入ってきてそれで僕の机の中に入ってる道具箱とか引きずり出して。
何をしてるんだ?この人は…って思って。
教室のドアまで行くじゃないですか。
先生が「高畑さんどうされたんですか?」って言ったら「うちの子はもう学校行きません」って。
「裕太行くよ!」。
この人この頃ちょっと盛るんです。
いや盛ってないから。
本当に言ったからあれ。
そうかな?なんかキッチンで死んだふりっていうのをあなたから聞いたような気がする。
あれおかしいよね。
何だっけ?この子がもう反抗期と更年期の闘いでもう家じゅうが荒れ狂ってた時にもう本当しんどくて死んだふりをしてました。
死んだふりなのか本当に疲れちゃったのかハーフハーフだったですね。
その死んだふりをしてる私をまたいで知らん顔で通ってました。
違うんですよ。
ちょっとそれ語弊がある。
本当に俺にさっき「盛る」って言ったけど…盛ってるからね。
中学校の頃にそれで何回俺がクラスのみんなに「お前そんなことしてんのか?」って…「してねえよ」って。
でも死んだふりしてた私を素通りはしてましたよね。
無関心にまたいで通り過ぎたって言った…。
それ1〜2回目の時はさすがに心配してたんですけどそれがもう何回も…結構週4ぐらいのペース…。
嘘嘘嘘嘘。
またもう…この人盛ってます。
盛ってない盛ってない。
いや本当にね…。
週4回死んだふりしないよ。
もう本当にバイトのように死んだふりしてたから本当に。
嘘。
もうおかしい。
おかしい。
嘘は言ってはいけない。
言ってない。
嘘は言ってないから。
本当にもう。
ああおかしい。
すいません。
でも話違うんですけどお母様の宝物があるそうで…。
持ってきました今日は。
何ですか?それは。
絵です。
絵?裕太が描いた絵で。
これは保育園の卒園の時に描いた絵なんです。
うまいじゃない。
いいですよね。
とても上手。
これでも私の宝です。
取ってあったの?あなた。
はい。
へえー。
随分大きいのにね。
これは小学校の時に「お母さんに描いてあげるよ」って言ったしゃちほこだそうです。
すごいね。
あなたうまいわね。
上手だと思います。
うまいじゃない。
なかなか描けないですこんな絵。
そう。
しゃちほこ描けって言われたってね。
この色使いもいいですね。
これは最新作です。
自画像なんだそうです。
自画像じゃない。
違うの?自画像…いやこれはなんか芝居でなんかその自画像を見せるみたいな芝居があって…。
この絵が面白いと思うんです。
実は今回ねちょっと担当の者が裕太さんにお願いしてちょっと作文書いてきていただいたんで…。
あれ?きた!「きた」…「きた」って…。
いや宿題をねはい。
「宿題をお願いします」とお願いしました。
小さい頃やってこなかったから宿題を出されました。
そう昨日頑張って…。
朝帰りしたでしょ?そういえば家に原稿用紙が散らばってましたね。
ハハハ…。
散らばってた?ちょっとびっくりして…。
僕朝気付いてあっ散らばってるって思って。
本当に?ばれたらあかんって思って…。
じゃあ読んでいただいていいですか?じゃあ読みます。
はい。
「『僕のお母さん』高畑裕太」「僕の母の職業は役者です」「僕がそれに気付いたのは小学生の頃でした」「僕がその仕事に嫌悪を抱いたのは中学生の頃でした」「高校生になりその仕事に興味を持ち始め大学ではもっと知りたいと思い気付いたら今僕は役者になっていました」「皮肉だと思いました」「なぜなら僕は子供の頃母の仕事がどうしても理解できなかった」「人の目にさらされて笑顔や泣き顔を振りまいて家に帰ってきたら死にかけの状態で家事をする」「そんなにつらいならやめればいいじゃんと思った」「今思えばただ目を背けていただけなのかもしれない…」「舞台の上で光り輝いている母の姿に対して」「僕は役者になってその喜びと同時に仕事が終わったあとの強烈な疲労感を覚えた」「毎日こんなことをしてたのかとソファに寝転がりながら考えた」「ふと寝返りを打って台所のほうへ目をやると汗だくになりながら洗い物をしている母の姿が目に入る」「言葉が出なかった」「母の口癖は2つあって1つは“芝居って面白いよね”で2つ目は“私はあんたたちを育てていくためにはどんなことでもする”だった」「そして僕がおなかにいた時に叫んだ言葉があるらしい」「それは“どんなことでもするからこの子を産ませてください”という言葉だった」「お母さん命をくれてありがとう」「今まで守ってきてくれてありがとう」「僕は今まで気付かなかったけど反抗期の時からずっとあなたの背中を追っていました」「大人になって気付きました」ごめんなさい…。
「そしてそれを気付かせてくれた役者という職業を教えてくれてありがとう」「僕はあなたのことを役者として母として世界一尊敬しています」すごい。
「大人になった今でも母のことで知らないところが多々ある」「とりあえず一個ずつ知るために“今度洗い物手伝うよ”と言いたい」終わりです。
ありがとうございます。
宝物。
宝物が一つ増えました。
宝物が増えました。
いい子。
よくお母さんを見て…。
ありがとうね。
すいません。
お母さんあんなに泣いた。
そう思って…。
持ってきたの?はい。
尻ポケットに忍ばせておきました。
ありがとう。
なんかカチカチになってる。
カチカチ?何もかもこれでもう…吹っ飛んじゃいますね。
そうね。
そりゃそうね。
うん本当に…。
ちょうど劇団の公演があった時にこの子ができちゃったので劇団には迷惑を掛け…。
あっすいません。
産ませていただいたのでもう恩返しに私は…元気なうちはいっぱい働いて劇団にお金入れます。
それが私が…一生かかって働きますから産ませてくださいってもう…80ステージも公演代役の方にやっていただいたんです。
青年座?はい。
それはもうどんなことがあっても働きます。
相当すごい契約だったわね。
それはもう私たちのような劇団にとって80ステージの地方公演があるっていうことはものすごいことですから。
その時にできちゃった…ご迷惑掛けた子ですから。
でも産ませていただいて本当によかったです。
しかもこんないい子に育ってね。
そうですね。
本当にいい子に育ってると思います。
いやでもまあ本当に…そうですね反抗期いっぱいあったから…。
いやでも必要なことだったと思います。
小さい頃はわかんなかったんだけどなんかそういう大人になって…。
でも役者っていう職業がやっぱりなんかここをつないでくれた…。
それにほらお姉ちゃんいるからね3人で芝居の話なんかできるでしょ?今は本当に3人で…。
小さい頃は母なのか役者なのか全然わかんなかったんですよ。
この人は母なのかな?って…僕にとって。
でも役者なのか?って…どっちなんだろうってずっと思ってて。
両方ですよ。
まあそうそうそう。
両方だっていうことね…。
でも面白い仕事ですよね役者って。
私はそう思います。
なんか最近実家に戻ってきたんですけどその前はルームシェアをしていて。
それでなんか仕事に行ってでその家に帰ってきて家事とかも自分たちでしなきゃいけないから友達がいない時自分でしてたんです。
仕事が終わって…なんか疲労感にさいなまれてる時にめちゃめちゃ疲れるんですけどなんかその疲れてる状態…もう本当にもうろうとなりながら家事してる時って…。
死んだふりしたくなったでしょ?違うよ。
ちょっと…腰折らないでください。
はい。
すいません。
なんか充実してるなって…。
そう。
なんか…人生何にもやってこなかったけど大人になってこんな充実できることあるんだって思って。
好きな仕事ができるっていいですよね。
さあ舞台の告知があります。
はい。
森光子さんの代表作であります『雪まろげ』を今年9月…。
あなたなさるの?はい。
やらせていただきます。
藤山直美さんとか仲間由紀恵さんがたくさん…『放浪記』とか『おもろい女』をなさってますけど私は『雪まろげ』を9月の24日シアター1010を皮切りにシアタークリエで10月19日までやっております。
ご成功を祈ってます。
ありがとうございます。
マスク3枚着けていきます。
お願いします。
でもこれから息子さん俳優としてどういうふうになっていければいいとお思い?そうですねやっぱりこの仕事と長く向き合って自分の体を大事にして…せっかくこんな立派な体になったのだから健康に気を付けて自分と向き合って…。
でもお酒飲むのもまた一つのお勉強ですものね。
まあね。
そのあとひどいことになんなきゃね。
ほどほどに。
お元気でね。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
2016/01/11(月) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋[字]

〜育児秘話に涙…話題の息子登場!〜高畑淳子さん&高畑裕太さんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
朝ドラ『まれ』で活躍した俳優の高畑裕太さんと母で女優の高畑淳子さんが2人揃って登場!
◇番組内容
淳子さんと黒柳さんは以前から舞台共演も多く、楽屋に遊びに来ていた裕太さんが黒柳さんの楽屋に入るなりオモチャの機関銃を向けて遊んだなど、エピソードが沢山あるという。そんな母の話を息子の裕太さんはほとんど記憶になく、覚えていると言えば「母の更年期と自分の反抗期が重なった」事だと語る。今日は、裕太さんの幼い日の映像や「ぼくのお母さん」という作文を紹介。すると淳子さんが“裕太誕生”の劇的な話を語り出した…
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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