実況
夏のインターハイとの2冠がかかっている東福岡高校とパスサッカーで数々の学校の歴史を塗り替えて勝ち上がり初優勝を目指す東京の國學院久我山高校による全国高校サッカー選手権大会決勝です。
今年度の日本一を決める決勝戦。
両校の校歌です。
実況
続いて、東京代表國學院久我山高校の校歌です。
実況
高校サッカーファンは、この埼玉スタジアムへと吸い込まれ続けています。
今年度の高校日本一を決める決勝戦。
解説は元日本代表の城彰二さんです。
よろしくお願いします。
東京オリンピック世代の日本一決定戦、非常に楽しみですね。
城
楽しみですし、私達もちょっと緊張感に包まれています。
ものすごく興奮しています。
実況
名門校の東福岡対、あるいは初優勝を狙っている國學院久我山の一戦、どんなところを楽しみされていますか。
城
頂点を決める戦いです。
悔いが残らないように全力でプレーしてもらいたいと思います。
実況
赤いユニホームが東福岡高校。
白いユニホームが國學院久我山高校です。
今、ホイッスルが鳴らされました。
左にエンドをとるのが東福岡高校。
17年ぶりの優勝を狙っています。
一方の白いユニホームが初優勝を狙う東京代表の國學院久我山高校という一戦です。
このカード、立ち上がり、どんなところに注目すればいいですか。
城
両校ともパスサッカーなので、つないでくると思います。
先手を取れるのはどちらなのか。
ペースを握るためにボールを保持するその時間をどちらが長く持てるのかがポイントになると思います。
実況
まず最終ラインまでボールを戻した赤いユニホームの東福岡です。
実況
東福岡は両ワイドを使ったワイド攻撃、サイド攻撃が特徴ですね。
城
特に8番の橋本君と三宅君です。
この2人の突破力が武器になります。
両サイドをうまく使って攻めてくるという形になると思います。
実況
一方の國學院久我山、10番の澁谷です。
小柄な選手が多いんですが、テクニックのあるパスサッカーを持っているのが久我山です。
城
その中心になるのが澁谷君です。
彼のドリブル突破。
そしてゴール前の感覚は鋭いものがあります。
あとは14番の名倉君です。
彼のテクニック、これは超高校級です。
注目して見てもらいたいと思います。
実況
ここはボールが通りませんでした。
気象コンディションです。
天候は晴れ。
気温は10.1度です。
ほとんど風はありませんね。
城
そうですね。
選手にとっては最高のコンディションだと思います。
実況
これは2番の林が。
ボールはゴールラインを割っていきます。
コーナーキックです。
今日の主審は榎本一慶さんです。
実況
注目のセットプレー、東福岡、13番の小田逸稀に注目です。
非常にヘディングのうまい選手です。
初戦の遠野高校との試合でもゴールを決めている小田。
その小田の手前です。
藤川のシュート。
全国制覇へ向けてまずは東福岡が最初のシュート放っていきました。
6番の藤川虎太朗です。
この選手は夏のインターハイで2年生ながら5得点で得点王に輝いた選手です。
城
今のような形、セカンドボールを拾う早い動き、思い切りのいい選手です。
どんどん狙ってくると思います。
実況
虎のように強く、そしてほがらかな男に、子どもに育ってほしいということで名づけられました。
城
これはうまい。
城
このへんのパスワーク、非常に精度が高いのでプロの選手と変わらないんじゃないかというぐらいです東福岡。
実況
ボールを奪った久我山です。
実況
手前側のラインを割りました。
東福岡ボールです。
率いるのは森重潤也監督です。
東福岡は夏のインターハイを2連覇中です。
今年度は選手権との2冠を目指しているチームでもあります。
城
夏は王者に輝いています。
実力があります。
ただ決勝戦、何が起こるか分からない高校サッカーです。
実況
東福岡は冬の選手権に関しては、76回、77回大会連覇しましたが、17年間優勝がないんですよね。
連覇を達成した志波芳則総監督が今ベンチに座っています。
立っているのが森重潤也監督、就任13年目です。
城
いいですよ。
実況
小林がまだ持ってクロスを入れて行く。
これはクリアしました。
ホイッスルです。
東福岡のボールです。
東福岡高校のスターティング・メンバーです。
1トップは餅山大輝です。
続きまして、東福岡のサブのメンバーです。
さぁ久我山が右サイドにボールを展開しました。
ここはボールを奪いました。
城
さぁ、ここから両サイドが空いていますよ。
実況
縦へのボール。
ここは呼吸が合いませんでした。
城
チャンスだ。
実況
右足のシュート。
ここはよくブロックに入っていきました。
野村京平がブロックに入りましたね。
城
餅山君のいい飛び出し。
ただ2番の野村君、タイミングを見て、しっかりとブロックに入りました。
実況
2番の野村京平は慶應義塾大学に合格が決まっている選手です。
果敢なブロックに入っていきました野村。
ただチャンスをつくったのは東福岡高校のほうです。
実況
前半7分を経過しています。
攻めているのは久我山。
ここは東福岡がボールを奪いました。
東福岡高校はサッカー部員の数が日本最多の280人です。
その中から選ばれた精鋭の11人がこの埼玉スタジアム2002で決勝のピッチに立っています。
赤いユニホームの東福岡、キャプテンは中村健人です。
さぁボールを奪った久我山。
名倉がボールを持つとスタジアムが沸きますね。
城
そうですね、國學院久我山もボールをキープする能力だったり、コントロールの質というのがものすごく高いので見ごたえがある試合ですね。
実況
ここまで選手権の成績はベスト8が最高。
城
いろんなOBの方とお話しをしましたが、OBの思いも非常に強いですからね。
実況
東京の高校サッカーの歴史といいますと、これまで帝京高校のイメージが強かったです。
久我山がもし優勝を手にすれば新たな歴史が生まれますね。
城
生まれると思います。
常連校にはなっていますからね。
実況
その國學院久我山高校のスターティング・メンバーです。
キャプテンは宮原直央です。
実況
ファールがありました。
久我山ボールです。
トップ下は名倉巧です。
リ・ジェファ総監督が牛若丸のようだと評している選手です。
続いてサブのメンバーです。
実況
前半の10分を経過しています。
ボールを回しているのは赤いユニホームの東福岡、10番のキャプテン・中村健人。
中に入れていく。
これはGKの平田周がキャッチしています。
久我山のGKは1年生ですよ。
城
1年生で全国の決勝を経験できるわけですから。
彼は予選から見ても非常に存在感を示していました。
GKの素質をすごく持っている選手です。
堂々とプレーしています。
実況
2回戦ではPK戦にもつれ込んだんですがPKを平田が見事にブロックして勝ち上がっています。
実況
11番の三宅がいい飛び出しからクロスを上げていきました。
サイドからの攻撃に注目ですね。
城
そうですね。
三宅君はスピードもありますし、左利きなんですが右で上げることもできます。
ディフェンスにとっては嫌な存在だと思います。
実況
初戦の遠野高校との試合でもゴールを決めている三宅海斗です。
東福岡ベンチ
試合前のロッカールーム、森重監督がホワイトボードに書き込んだ言葉は戦うという文字でした。
強気、走る、球際、最後まで闘争心を求めた試合前でした。
詳しい指示はなし、自分の仕事に責任を持って感謝の気持ちを持ってプレーすること。
そして最後に全員が1つのボールに手を合わせて、絶対に勝つぞ、気持ちを合わせろと声をかけて送り出しています。
実況
立っているのが森重潤也監督、座っているのが志波芳則総監督です。
志波芳則総監督は連覇を達成している監督でもあります。
一方の森重監督はインターハイでの連覇はありますが、選手権での全国制覇はまだ成しえていません。
初めての全国制覇。
選手権優勝監督となることができるでしょうか。
一方の久我山のベンチです。
國學院ベンチ
就任1年目の清水恭孝監督ですが、試合開始からリラックスしていくようにと指示を出しています。
選手権に入ってから選手達はタフに強くなって来ている、美しく勝つというスタイル、パスサッカー、1つのパスにイマジネーションを持つこと、これが久我山のアイデンティティーだと話しています。
今日は楽しんでこいと選手を送り出しています。
実況
前任者のリ・ジェファ総監督が築き上げたパスサッカーを継承しています。
久我山、コーナーキックを受ける形となります。
東福岡のコーナーキック。
高さもある東福岡。
セカンドボールはどうだ。
城
うわ〜、速い。
城
ああ、うまいですね。
実況
名倉ターンといわれるターンを見せました。
城
非常に小さい選手ですがうまく体を使っていますよね。
実況
久我山の総監督、リ・ジェファ総監督がオランダのサッカー、クライフのサッカーが非常に好きで、クライフが現役時代にオランダ代表アヤックスでつけていた14番をこの名倉巧に与えました。
その名倉が素晴らしいターンを見せました。
城
あぁ、うまい。
実況
中学校の時に3000回のリフティングを記録したこともあるそうです。
名倉です。
まだ2年生なんですよね。
城
そうなんですよね。
これからが本当に楽しみな選手です。
実況
ここは笛が吹かれました。
9番の小林和樹、ファールをしました。
城
東福岡の林君、ディフェンスが来るタイミングを見てスライディングしてくると同時にスピードアップする。
このへんの駆け引きもうまいですね。
実況
東福岡のセットプレーの回数が多くなっている前半です。
10番の中村のキック。
城
質が高いですからね。
いいところに入ると思いますよ。
実況
小田。
やはり小田に合わせてきました。
小田は身長173cmと決して高くないんですが非常にヘディングの強い選手ですね。
城
跳ぶタイミング、滞空時間が長い選手です。
ピンポイントで合わせていける力があります。
実況
両親が元バレーボール選手。
ママさんバレーについて行ってバレーボールを練習しているうちに、ボールの落下点などが分かるようになってサッカーのヘディングも得意になったそうです。
城
行ったぞ。
うまい。
実況
シュート。
しかし、GKの脇野がしっかりとキャッチしました。
國學院久我山高校は1本目のシュートとなりました。
城
この間をコントロールして、一発で抜けるわけですからね。
実況
ただ東福岡のGKは18歳以下日本代表にも選ばれている脇野敦至です。
城
冷静にしっかりと対処しています。
両校ともレベルが高過ぎますね。
実況
キャプテンの中村健人がクロスを上げる。
これはGKの平田がキャッチしています。
手前側のタッチラインを割りました。
応援席も盛り上がりを見せています。
応援席
ここまで相手は守備型だ、仕掛けろ、仕掛けろの声が出ている。
赤く染まる東福岡応援席です。
埼玉の赤が似合うスタンドを真っ赤に染めています。
日本一の部員数280人の代表、赤いすい星のイレブンを勇気づけています。
控えのサッカー部員は昨日、バレーボール部の応援へ、結果は見事高校日本一、男子バレー連覇を後押ししました。
野太い声をからしての応援も願いは1つ、18年ぶりの夏冬2冠です。
実況
男子校です。
サッカー部員は280人。
全校生徒の1割以上がサッカー部員です。
城
すごい数ですよね。
ただ出られる選手は11人です。
応援の力というのも高校サッカーは力になります。
実況
OBのインテル長友選手もイタリアで母校の優勝を信じています。
左から右に攻めて行く赤いユニホームが東福岡高校です。
17年ぶりの全国制覇なるでしょうか。
低く太い声が響いていますね。
城
放送席まで鮮明に聞こえてきます。
選手にとっては心強いと思います。
実況
一方、國學院久我山の応援席はどうでしょうか。
応援席
國學院久我山応援席、準決勝に続き、全校応援です。
さらに準決勝をテレビで見て急きょ成人式の予定を変更し、振袖姿のまま決勝の応援に駆けつけた卒業生もいました。
準決勝よりもさらに人があふれています。
応援席をまとめるのが川口応援団長です。
伝統の白メガホンに記した言葉は一致団結。
応援団もピッチの選手とともに戦っています。
実況
1月11日、成人の日に行われている全国高校サッカー選手権大会の決勝です。
前回大会の応援歌を歌った大原櫻子さんら121万人が新成人となっています。
実況
東福岡は数的優位をつくってゴールを奪おうという作戦ですね。
城
今回は國學院久我山もしっかりとボールを回せています。
お互いの攻防が楽しみです。
面白いですね。
実況
初の決勝戦を迎えている國學院久我山高校です。
全国制覇という初めての景色を見せることができるかどうか。
3年連続7度目の出場で初めての決勝戦。
そして初優勝を目指している東京の國學院久我山高校と17年ぶりの優勝を目指している東福岡高校の一戦です。
國學院ベンチ
普段からグラウンドの一部が使えないということで狭い局面で練習をしている。
狭いから弱い、広いから強いという概念を覆したいと話していました。
実況
ハイレベルな文武両道高校。
野球部などの活動も含めて練習時間は1時間から2時間半ぐらいしかないんですよね。
城
質の高いトレーニングを取り入れているということですね。
本当に素晴らしいとしかいいようがありません。
実況
集中力と質の高さを追及してきたとキャプテンの宮原直央は話しています。
高校に入ってからは、これが普通だったので、全く少ないとは思いませんとも話していました。
応援席
野球部のキャプテン・てらやまさんも応援席から声援を送っています。
狭いからこそ時間が限られているからこそできることがある。
メニューの意味、目的を理解して集中することが大切だと話していました。
実況
偏差値70ともいわれている進学校ですよ。
城
進学校でも頭を使ったサッカーをしていますよね。
選手のポジショニングを見たりしています。
考えられたシステム化されたサッカーです。
実況
高校は昨年度、現役で東大に6人合格しています。
実況
藤川のシュート。
これをGKはしっかりとキャッチしました。
実況
東福岡の攻撃。
怒涛の攻撃でした。
城
ゴール前に行ったら必ずフィッシュで終わる。
すごく重要ですし、國學院久我山の平田君ですね、GK。
よくセービングしましたね、うまかったです。
実況
東福岡の脇野は18歳以下の日本代表ですが、この國學院久我山の平田も素晴らしいGKですね。
城
FWなどは安心してゴールを任せられると思います。
城
いい戻りだ。
実況
向こう側のラインを割りました。
まもなく前半の25分。
東福岡ベンチ
森重監督は大歓声で指示が通りづらいです。
先ほどからジェスチャーで指示を出していますが、9番の餅山に対してディフェンスの裏を狙う動きを指示しています。
餅山自身も今日の試合は自分達の強みである高さを生かしたいと話していました。
実況
餅山大輝は184cmあります。
森重監督は指示が通らなそうなそんな印象を持っているようです。
埼玉スタジアム最上段まで人が入っていますね。
城
そうですね。
今までに経験していないピッチ。
そういう世界でプレーしていますから、日本代表もJリーグもそうですけれども、今日はそれ以上に入っているような感じがしますね。
実況
キャプテンの宮原のシュート。
ブロックしている。
城
すごい。
実況
右サイドを使っていく。
ボールを奪いました、東福岡。
両チームともにシュートを放っています。
全国高校サッカー選手権大会の決勝戦です。
城
守備になれば全員で守備をする。
攻撃には人数をかける。
これが東福岡のやり方です。
徹底されていますね。
実況
左サイドバックの山本研は、この後、受験を控えています。
応援席
実は昨日優勝したバレーボール部の監督と選手が駆けつけています。
11番の三宅と林のクラスメートというのが大会MVPの金子キャプテンです。
昨日はサッカー部の応援が力になって優勝できた。
だからサッカー部にも優勝してほしい。
僕達はオリンピック世代、目標は2020年の東京オリンピックでバレーボールのメダルを取ること。
今日は全力でサッカー部の日本一を願って声を出します。
実況
4年後、2020年の東京オリンピックを目指す世代です。
現行の23歳以下のレギュレーションですと今の高校3年生がちょうど2020年東京オリンピックの世代になるんですよね。
城
そうなんですよね。
今年はいろんな意味で大きく飛躍していく大会だと思います。
数多くの選手を排出できるんじゃないでしょうか。
実況
東福岡高校の脇野敦至は現時点で18歳以下の日本代表に入っています。
自分達が東京オリンピックの中心にならなければいけない。
夢は東京オリンピックの代表に選ばれて、その後A代表に定着することと脇野は話しています。
埼玉スタジアム2002も東京オリンピックの会場の一つにすでに決まっています。
今戦っている選手達が4年後、オリンピックのピッチに立っているかもしれません。
城
そうです。
その時もこれだけの観衆が入ると思います。
いい経験ができていると思います。
実況
セットプレーを迎えています。
声援を送るスタンドです。
部員280人。
日本一サッカー部員が多い東福岡高校、17年ぶりの全国制覇をスタンドの仲間たちにその景色を見せることができるかどうか。
中村が中に入れて行く。
いいボールになった。
これはファーサイド。
セカンドボールは東福岡。
ボールを奪われることがありません。
ヘディングだけではなくてキープ力もあるのが13番の小田逸稀です。
城
両校ともにいえるのは全員の選手がパスの質、コントロールの質が非常に高いです。
そして、うまさの中に強さも持っています。
実況
ラインを割りました。
東福岡ベンチ
中村の利き足を聞きますと両足と答えます。
もともとは左足が利き足で、小学校の時に監督に徹底的に右足を鍛えられたそうです。
実況
何種類もあるキックを蹴るんですよね、中村は。
城
ストレートだったり、内側に巻いて来るボールだったりいろんな種類を持っているということは武器になります。
東福岡ベンチ
利き足にボールを持ち替えなくていい分、ボールを持っている時に余裕を持って相手の動きを見ることができるとも話していました。
実況
10番キャプテンの中村健人です。
日本一部員の多いサッカー部を率いるキャプテンでもあります。
去年もこの大会に出場しましたが東福岡はベスト16で敗退しました。
先輩達の思いも背負っている10番のキャプテン中村健人です。
実況
東福岡といいますと両ワイドを使うサッカーが特長ですが、今日の試合、ここまではどうですか?城
しっかりとサイドを使っていこうという狙いと餅山君がいますので彼にボールが入った時にどうサポートするか。
スピードを持って攻撃するということが特徴なので、十分それが出ていると思います。
それに対して國學院久我山がしっかりと守備ブロックを作っています。
そして、そこからつなぐこともできます。
なのでなかなか東福岡のすべてを出し切っているかというと、そうではないですね。
うまく消しあっている感じです。
久我山は守備的にはなっていますけれども、守備から攻撃へとチャンスを伺っています。
何とかゴールまでも行っています。
これを久我山は続けることじゃないでしょうか。
國學院ベンチ
前橋育英や青森山田というフィジカルの強いチームと対戦したということで、なれてきたということを選手が話していました。
城
最後まで走りますよね。
実況
東福岡は優勝候補といわれた市立船橋などを破って勝ち上がってきました。
夏のインターハイでは2連覇中の赤いユニホーム東福岡高校です。
もし夏冬2冠達成となりますと2003年の国見高校以来12年ぶりの快挙ということになります。
去年はインターハイは制しましたが冬の選手権はベスト16で敗れました。
もう一度、去年に続いて夏冬2冠を目指している東福岡高校です。
このあたりも久我山はよく守っていますね。
城
東福岡もどんどんチャレンジしていきます。
面白いですね。
実況
17年ぶりの優勝を目指している東福岡高校です。
ここはゴールキックに変わります。
古沼貞雄さんですね。
東福岡ベンチ
最近は初優勝校が多い。
連覇が続いていない。
全国に素晴らしい選手が分散する中で魅力的なサッカーをすることが選手を引きつける。
そういう意味でも決勝に進んだ両チーム、東福岡のサイド攻撃、國學院のパスサッカー、両校ともスタイルをもった素晴らしいサッカーをしている。
好ゲームになることは間違いないと試合前に古沼さんは話していました。
城
見ていて面白いですよね。
実況
藤川、そして三宅。
決まった!前半の36分、先制ゴールは夏冬2冠を目指す17年ぶりの優勝へ向けて東福岡、三宅のゴールで先制です。
藤川から三宅。
先制ゴールは東福岡高校、森重監督、初の全国制覇へ向けてまずは1点を先制しました。
そして久我山高校は、すばやく集まりました。
何か話し合っています。
先制ゴールを決めたのは11番の三宅です。
東福岡ベンチ
監督、総監督全員がガッツポーズで飛び出していきました。
城
速いシュートだったので平田君もなかなか反応ができませんでした。
三宅君も右サイドから一気にチャンスだとみると上がっていきました。
落ち着いて決めていきましたね。
実況
東福岡はやはりサイドから崩しての先制ゴールでした。
城
両サイドを使いながらの攻撃ですからね。
学校として築き上げてきているサッカーです。
東福岡ベンチ
三宅はゴールのあと応援団を指差していました。
実況
インターハイで優勝しているんですが、その時は応援団はインターハイには行っていませんでした。
何としてもサッカー部員を含め、応援団に日本一の景色を見せたいというのが東福岡高校です。
一方、1点を先制されました國學院久我山です。
迷わずに三宅は振り抜きましたね。
城
左サイドに集中していた分、久我山のサイドが空きました。
そこを見逃さない。
走り方、ポジショニングの取り方、素晴らしかったですね。
実況
37分を経過しました。
決勝は45分ハーフです。
これはストレート系のボール。
パンチング。
平田がパンチングをしました。
ラインを割って、東福岡のボールです。
応援席
三宅選手の母、のぶこさんも大声を上げて喜んでいます。
右利きですが、1歳の頃からボールだけはなぜか左で蹴っていた。
ただ大会はゴールを決めた選手だけがクローズアップされがちだが、パスをつなぐ味方がいるからこそゴールが生まれる。
メンバー30人だけがすごいんじゃなく280人が常に戦っているから、みんなで取ったゴールなんですと追加点を祈っています。
実況
先制ゴールのシーンも13番の小田逸稀。
橋本和征、藤川虎太朗とつないでいって、最後は三宅海斗がきっちりとゴールを決めていきました。
応援席
一方の國學院久我山です。
うまいと相手を与えたあと切り換えていけとより大きな声援がとんでいます。
川口応援団長は今年は粘り強いチーム。
逆転勝ちもあった。
どんな状況でも諦めませんと話していました。
実況
1点を追い掛ける形となった國學院久我山高校です。
久我山は青森山田戦、先制ゴールを奪われながらも逆転勝利したんですよね。
城
そうなんですよね。
最後まであきらめないのが國學院久我山です。
まだ時間はありますからね。
選手に焦りは1つも見えないのでこのまま戦っていけばチャンスは作れると思います。
戦い方を変える必要はないと思います。
城
チャンスですよ。
城
國學院久我山はパスは回せるので、もう少し早い段階までゴールまでいけるといいですよね。
時間がかかってしまうと東福岡の戻りは早いですからね。
実況
ここは。
國學院ベンチ
13番の小田を投入するようです。
実況
戸田は準決勝、青森山田戦でアディショナルタイムに決勝ゴールを決めてスターになった2年生です。
ベンチには9人、交代枠は去年から4人に増えています。
前半のうちに交代があるかもしれません。
城
先手を打ってくるのかもしれませんね。
國學院ベンチ
内桶にもっと縦に行くようにと監督は指示を出しています。
城
両校ともボールを物にするんだという思いを持っていますね。
実況
前半残り5分を切っています。
前半36分に東福岡が先制ゴールを決めています。
現在1対0。
実況
ボールを奪った名倉。
このあたりはボディーバランス。
山本研から澁谷が走っていく。
オフサイドはない。
さぁ、澁谷。
ここはよく対応しました。
児玉慎太郎です。
城
澁谷君もね。
このラインへの飛び出しのタイミング、抜群にいいです。
あそこで抜ければチャンスですからね。
実況
そして、ここで選手交代です。
9番の3年生、小林和樹がここで下がります。
決勝戦は3年戦にとっては最後の試合です。
優勝、初優勝への思いを後輩の2年生、戸田佳佑に託しました。
國學院久我山は6試合目にして前半で初めて選手交代を行いました。
今、高校生活のユニホームを脱ぎました、小林和樹です。
城
小林君も、ここまで非常によく戦ってきました。
今大会は1ゴールも奪っています。
非常にいい選手権だったと思います。
実況
指定校推薦で同志社大学に進学することが決まっています。
実況
宮原はザ・キャプテンといわれている選手です。
前半の残り時間が少なくなってきました。
4144校の頂点を決める餅山がチャンスを迎えた。
ここはよく対応しました。
今は1年生の上加世田達也が対応しました。
1年生センターバック、素晴らしい対応です。
あわや追加点というシーンでした。
城
ちょっとしたミスから始まりましたが、よく対応しましたね。
実況
ここはホイッスル。
ファールを取られています。
城
國學院久我山は狭い局面でワンタッチで抜けて行ける技術を持っています。
國學院ベンチ
上加世田は1年生で先発メンバーで使われているのでみんなに感謝したい。
責任感、これを大切に戦いますと話していました。
実況
今日も試合に出ることができなかった30人の登録メンバーにいいプレーを誓っています。
城
1年生というのは、なかなか難しいんですよね。
出られなかった3年生のも頑張らなければいけませんから、1年生にかかるプレッシャーは非常に大きいと思います。
3年生の時は最後だから思い切ってやろうという思い切りができるんですけど、難しい状況でプレーしていますね。
実況
城さんは鹿児島実業高校時代、2度選手権に出場しています。
帝京高校に敗れているんですけれども、その帝京高校は優勝しています。
実況
前半はすでにアディショナルタイムに入っています。
アディショナルタイムは1分です。
城
質が高いから、あっという間ですね。
実況
前半36分に東福岡が先制ゴールを奪っています。
城
あぁ、いい対応だ。
ボールの出所、どういう形で自分達のボールにできるのか、しっかりと把握できています。
実況
ここで前半の45分があっという間に終了しました。
前半の36分。
東福岡、11番の三宅海斗のシュートで全国制覇へ向けて東福岡、先制ゴールを決めています。
田邊
はじめまして。
BLUEENCOUNTです。
あなたに向けて1曲、歌わせてください。
『はじまり』。
実況
東京オリンピック世代が全国4144校の頂点を争う第94回全国高校サッカー選手権大会の決勝です。
この後、後半の45分が始まります。
東福岡の応援席はどうですか?応援席
東福岡応援席です。
部員は日本一多い280人。
その中でなんと男子校だけに280人を取りまとめるマネジャーは2人しかいません。
そのうちの1人、よしだこうたろう君です何でマネジャーをやろうと思ったんでしょうか?吉田
もう一人が1人で頑張っている時期があったので僕も一緒に助けて頑張ろうと思ったので始めました。
応援席
もう一人のふさと君が今ベンチで選手をサポートしています。
夏冬2冠をめざします。
実況
続きましては國學院久我山です。
応援席
國學院久我山応援席、3年間ともに戦ってきた3年生の皆さんです。
前橋育英戦前に一人一人メッセージを書いたサプライズムービーを送ったそうです。
今回は一人一人、現在の思いと願いを書いてもらいました。
生徒
埼玉スタジアムで戦えるということに感謝して後半も戦ってほしいと思います。
応援席
最後にエールをお願いします。
生徒
絶対やるぞ。
実況
国立大学合格という文字も進学校だけに見えますね。
城
いろんな思いを持って応援しています。
選手はしっかりとその思いを受けとめています。
ピッチで表現してくれていると思います。
実況
東福岡、久我山。
この後、スタンドにどういう景色を見せることができるか。
これは宣誓のシーンです。
前半36分のシーンでした。
城
縦に速く、そして両サイドをうまく使ったいい攻撃でした。
実況
6代目となる優勝旗です。
どちらの高校が手にするのか。
2005年度、滋賀県野洲高校以来去年の星稜高校まで9校が手にしてきました。
4年前の市立船橋高校をのぞけば実に8校が初優勝校でした。
東福岡が17年ぶりに手にするのか、あるいは久我山が逆転し、初優勝校となるのか。
残り45分の後半が始まります。
後半の45分が始まりました。
エンドが変わりまして左から右に攻めていくのが1点ビハインド。
東京代表の國學院久我山高校です。
一方、右にエンドを取って左に攻めていくのが1点リードの赤いユニホーム、福岡県代表の東福岡高校です。
先制ゴールを決めた11番の三宅です。
初戦の遠野高校に続いて今大会2ゴール目ということになりました。
全国制覇に一歩近づいているのは赤いユニホーム東福岡。
餅山が倒された。
ここはファールを取られました。
そして今、4番の上加世田にイエローカードが出ました。
城
今のはわざとではないんですよね。
滑ってしまった、引っかかってしまった感じです。
ちょっと足がぶつかってしまったので。
実況
チャンスを迎えたのは東福岡です。
ゴールまでの距離はおよそ23mです。
このフリーキックの距離、いかがでしょうか?城
十分狙える距離でもあると思います。
実況
東福岡はフリーキックでのトリックプレーを昨日、練習していました。
ゴールの前には3人の壁が立っていますが、どのタイミングで蹴るのか注目です。
実況
中村が蹴って行く。
決まった!昨日の練習通りのセットプレー。
フリーキック。
見事に決まりました。
後半の3分、キャプテンの中村が決めました。
280人の部員を引っ張るキャプテンが決めました。
これがキャプテンの力。
後半の3分、全国大会初ゴール。
キャプテンの中村健人。
またしても日本一へ近づきました。
ちょっと変わった形でのセットプレーでしたが。
城
壁が3枚、移動をしながらというシュートです。
GKからすればボールが見えなかったんでしょうね。
低空で素晴らしいボールでした。
実況
インターハイの時に島根県の立正大淞南高校と対戦して、いろんなトリッキーなセットプレーがある高校ですが、そこからヒントを得て、このフリーキックの練習を昨日、練習したという東福岡高校のイレブンです。
東福岡ベンチ
森重監督も練習どおりと確かに口元が動きました。
そしてハーフタイムですが、森重監督、サイドをうまく使ってワイドな特徴を出そう。
残り45分、最後の笛まで助け合おうと言って送り出しました。
実況
2点のリード、東福岡。
ここはボールがこぼれました。
GKの平田がキャッチしています。
國學院ベンチ
失点したシーン。
サブの選手達はうつむくでもなく一斉にウオーミングアップを淡々と始めました。
そして清水監督、前半は全く勇気がなかった。
最高の環境で、もっとチャレンジしてこい。
両サイドバックの山本と宮原に対して攻守の切り替え、攻めた時はやりきってこいという指示を出していました。
実況
リードは2点となりました、東福岡。
赤いユニホームの東福岡、全国制覇へ向けて2点のリード。
キャプテンの中村から三宅へサイドバックの林が上がってきています。
久我山は2点を追い掛けなくてはいけません。
どうすればいいでしょうか?城
攻撃的に行かなければいけない時間帯があると思います。
ただ冷静さを失わないことです。
決勝の雰囲気は独特な雰囲気でもありますし、2点ビハインドですから、なかなか普段通りのプレーをすることは難しいんですけれども、切り換えて思い切りチャレンジしたほうがいいと思います。
実況
2点のリードでも分からないのが高校サッカーですよね。
城
そうです。
1点を返してしまえば、同点に追いつく可能性が十分にあります。
実況
2年前の全国高校サッカー選手権、富山第一高校と星稜高校の試合、0対2、後半42分から富山第一高校は逆転し、日本一に輝いたという例もあります。
実況
ここは久我山のボールです。
応援席
10番・中村選手の父、万感の思いで見つめていました。
健人には1つ上のお姉さんがいたんだが無事に生まれることがかなわなかった。
その分、健康に育ってほしいという思いを込めて健人と名付けました。
それが東の10番になるなんてうれしい。
志波総監督や森重監督に言われたプレーで王様になるな。
気持ちは王様であり続けろという我の強い息子を育ててくれた。
2人の教育者に感謝したい。
志波総監督や森重監督に本当に2人の教育者に感謝したいと万感の思いを込めてピッチを見つめています。
実況
大応援団に対して日本一の景色を見せてあげたいという日本最多のサッカー部員280人です。
応援席
お父さんのもとおさんです。
実況
入学当初は自分がキャプテンになれるとは思わなかったと話した中村健人です。
1年前のキャプテン交代式、東福岡のキャプテンマークを先輩キャプテンから受け渡してもらった時はずしりと、その重みを感じましたと話していました。
実況
藤川から三宅へ。
実況
セカンドボールはこのあたりも東福岡ですね。
城
2点目を奪ってから東福岡の動きがさらに良くなっています。
実況
久我山の持ち味。
後半の立ち上がり、なかなか久我山の持ち味のパスサッカーを見せることが現時点ではできていません。
城
久我山は、ここからです。
実況
ここは右サイドを使っていきます。
ピッチの横幅を、68メートルを目いっぱい使うのが東福岡のサッカーです。
城
高校生離れしてるというか、プロでも通用するようなサッカーを展開しています。
國學院久我山はボールを奪った後です。
その後にどれだけ攻撃に人数をかけられるか。
早く攻め込まないと東福岡の切り替えは早いですからね。
何とかチャンスをつくりたいですね。
実況
学校創立71年の時を経て、初めて迎えている決勝戦です、國學院久我山。
東京の高校としても24年ぶりの全国制覇を目指している國學院久我山高校。
応援席
國學院久我山は受験を控えている選手がいて、その中の1人が山本選手です。
母のちとせさんは山本選手について何事も自分で考えて行動できる。
選手権も勉強も両方頑張っている姿を見て来た、今日は悔いの残らないよう全力でのプレーを期待していますと話していました。
実況
文武両道をモットーとしている國學院久我山高校です。
キャプテンの宮原は学習院、ボランチの鈴木は法政大学、センターバックの野村は慶應義塾大学への進学を決まっています。
サッカーの練習と勉学、両方100パーセント頑張ってきましたとキャプテンの宮原は話していました。
実況
ラインを割って國學院久我山高校のボールです。
城
前からプレッシャーにいくようになりました。
相手陣内でボールを奪える回数が増えてきました。
あとはフィニッシュまで行きたいですね。
実況
名倉、シュートを打てるか。
シュート。
しかし、GKの正面。
後半1本目のシュートは名倉から生まれました。
城
今のは最高の形じゃないでしょうか。
早くプレスをかけて相手陣内から攻め込む、いい形ですね。
國學院ベンチ
リ・ジェファ総監督もいきなり立ち上がりました。
リ・ジェファ総監督は今の名倉のような小柄な選手が体のしなやかさやボールコントロールを武器に選手権で活躍すること。
これは子供達に夢を与えると話していました。
実況
リ・ジェファ総監督60歳。
20年前に國學院久我山にコーチとして就任しました。
2003年からは監督として指揮をしていました。
今年度、清水恭孝監督にバトンタッチしています。
久我山のパスサッカーが高校サッカーのモデルになる。
そんな日を夢見ていますとリ・ジェファ総監督は話していました。
就任1年目の清水恭孝監督です。
久我山のパスサッカーをつくり上げたリ・ジェファ総監督。
シュートを打ちました。
ファンブル。
シュートコースを見つけて、すぐさま打ってきた藤川虎太朗です。
城
藤川君はキック力もありますし、十分に狙える距離でした。
実況
藤川虎太朗も中学3年生の時に年代別の日本代表に選ばれています。
東京オリンピックはもちろん狙っていると藤川は話していました。
実況
ここからどのように展開して行くか。
後半の13分を経過しています。
東福岡のボールに代わりました。
流れるようなパス、つなげるかどうか。
ここは久我山のキャプテンの宮原。
先ほどのような流れるようなパスから赤いすい星という異名をとっている東福岡。
城
本当に質の高い攻撃力を持っています。
こういったところでは久我山は点を取りにいかればいけないんですけど、リスクマネジメントもしなければいけません。
非常に難しい状況です。
東福岡ベンチ
かつて連覇を果たした志波総監督。
リードを守るな、ペースを譲らないこと。
これをかなり強くいっています。
実況
このぐらいで終わってはいけないというのが東福岡なのかもしれませんね。
城
2点差では何が起きるか分からないと分かっていると思います。
東福岡としては、もう1点取って試合の流れを自分たちのペースにしたいという思いが強いでしょうね。
城
質が高い。
実況
パスをつなぐ久我山です。
ワンタッチのパスが久我山の持ち味ですね。
城
そうですね。
狭い局面でボールを通して行きます。
実況
中央からの攻撃が目立っている國學院久我山です。
城
ただ東福岡も狭い局面、人数をかけています。
1つでも多くサイドを使うともっと効率よくなりそうですけどね。
城
よく守った。
よく戻りました。
実況
常日頃から志波総監督は選手達に、このくらいでいいというようなプレーはするなと口が酸っぱくなるまで選手達に指導してきています。
2点を取っても3点目、4点目を取っていこうというのが赤いユニホームの東福岡です。
東福岡ベンチ
その志波総監督、今年のチームについてはここはチャンスですね。
実況
林のクロス、そして橋本のヘディングシュート。
橋本のヘディングシュートでした。
東福岡ベンチ
今年のチームは技術、スピードがまだまだなんだ。
3冠の時は技術、パス、スピード、フィジカル、全部が格上だった。
でも指導歴で一番というのはサポートしよう、チームのために走ろう、モアザチーム。
これは指導歴の中で一番だと話していました。
実況
東福岡の史上初三冠といいますと、76回大会雪の決勝が有名ですね。
城
記憶に残るゲームでした。
ただあの時は圧倒的な強さを持っていました。
実況
あの時のメンバーを見ていますと本山雅志、こがせいじ、宮原、金子など11人中7人がJリーガーになりました。
城
すごい年代でした。
ただ今年の東福岡を見ても志波総監督がいわれているとおり助け合い。
ポジショニングを見ても穴埋めようする選手が非常に多いです。
このへんは組織立ってみんなのためにという思いが浸透しているんでしょうね。
東福岡ベンチ
本山さんなんですが、まとまりのあるチームで前線からみんなで守備もやるし、サボる選手ががいないと安心していました。
本山さんですが、実は今年から地元の北九州でプレーすることとなりました。
新しい背番号が43。
この43というのは東福岡1年生の時に最初にもらった背番号だそうです。
実況
まさに初心に戻ろうというメッセージを感じます。
実況
チャンスを迎える。
宮原がワンツーで抜けて来た。
宮原のシュート。
顔面でブロックした。
もう一度シュート、ここもブロックする。
二冠達成の東福岡の執念です。
見ごたえのある攻防でした。
城
すごいですね。
でも大丈夫ですかね。
実況
5番の福地でしょうか。
強烈なシュートが顔面に当たったように見えました。
城
ここで逃げないんですから、いや〜、これはね。
すごい気迫です。
東福岡ベンチ
脇野からは丸のサインが出ていました。
沖縄から文武両道を目指し、東福岡に進学しました。
5番のセンターバックの福地聡太です。
卒業後は同志社大学へ進学します。
城
大丈夫そうですね。
実況
この選手は特進クラスの選手でメンバーよりも練習が1時間遅れるそうなんですが集中力と高い意識でそれをカバーしてきたと話していました。
実況
ただ、國學院久我山の攻撃も迫力がありましたね。
城
セカンドボールを拾ってシュートまでもっていっています。
久我山としては決めておきたかったでしょうけど、これを続けることですね。
実況
橋本がクロスを上げる。
直接GK平田がおさえました。
応援席
応援席には2年前のキャプテン渡辺夏彦さんが駆けつけています。
渡辺さんはここまでコーチの支えを上げていますね。
この後、チャンスが絶対に来る。
それをものにしてほしいと話していました。
実況
コーチがトレーニングでかなり鍛えたそうですね。
実況
餅山のシュート。
決まった。
東福岡、追加点。
後半の22分。
そして9番の餅山は今大会4ゴール目。
國學院久我山に向けて、そしてスタンドに全国制覇の景色を見せるべく餅山がゴールを決めました。
さぁ、これでリードは3点に広がりました。
ゴールを決めました9番の餅山大輝は今大会4ゴール目です。
得点ランキングを見てみますと現在1位は帝京第三の村上光樹選手、5点です。
餅山があと1点ゴールを決めますと得点ランキングトップに並ぶということになります。
その差は3点に広がりました。
実況
ハンドのファールで久我山ボールです。
東福岡の3点目のシーンです。
城
走り方といいパスのコースをうまく読んで冷静に押し込みましたね。
このあたりの冷静さ、得点のにおい、感覚、非常にうまいですね。
東福岡ベンチ
森重監督にもようやく笑みが生まれました。
実況
國學院のフリーキックのチャンス。
蹴るのは山本研、直接打っていった。
残念ながら枠をとらえることはありませんでしたただ思い切りよく右足を振り抜きました。
この後は受験を控えているという左サイドバックに入っている山本研です。
てっぺんの姿を応援スタンドに見せることができるか、久我山です。
國學院ベンチ
山本、内桶はこの後、受験を控えていますあとに続く後輩達に本当の文武両道が何なのか、選手権と受験で示したいと話していました。
実況
林は山口県の出身です。
高校に入ってから寮に入りました。
お母さんのりかさんから送られてくる仕送りの額を見て自分のサッカー人生には、こんなにも苦労がかかっているのかと知ったそうです。
以来、お母さんにはありがとうと言葉で伝えるようにしているそうです。
実況
中に餅山がいる。
打った。
決まった。
藤川虎太朗がゴールを決めました。
決勝でゴールを決めた。
後半の25分を回ったところ。
思わず笑顔がこぼれました。
インターハイ得点王の藤川。
そしてスタンドに向けて両腕を突き上げました。
決勝でもゴールを決めました。
藤川虎太朗です。
4点を追うことになりました久我山です。
城
完全に崩して、ゴール前には3枚入っていました。
実況
餅山、スルーしてからの藤川虎太朗でした。
実況
ゴール前、チャンスを迎える。
シュート。
はじいた。
澁谷のシュート。
これは脇野がはじいています。
城
4点差になりましたが國學院久我山もあきらめていません。
実況
國學院久我山はこの試合、初めてのコーナーキックです。
ニアサイド。
セカンドボールは國學院久我山。
手前側のラインを割って、東福岡のボールです。
長くボールを蹴って行きました。
残り時間は20分を切っています。
その差は4点に広がりました。
実況
GKの脇野。
東福岡高校は今大会ここまで新潟明訓に決められた1ゴールのみの1失点です。
やはりその辺りも東福岡の年代別代表のGK脇野の活躍というのも素晴らしいものがありますよね。
城
そうですね。
1失点でここまで来れるというのはなかなかないですし、どちらかというと東福岡は攻撃中心のチームだと思われがちですけれども脇野君を中心にしっかりと高い守備もありますからね。
実況
GKだけでも23人の部員がいるんですよね。
城
その中でのGKの思いも乗せてのプレーですからね。
実況
年代別代表に入ってからは。
さぁ、チャンスだ。
実況
後ろからシュート。
これはキャッチした。
キャッチしました。
東福岡のGK脇野、キャッチしています。
久我山の初優勝への思いをがっちりとキャッチしている脇野。
応援席
東福岡出身でインテルの長友佑都さんもイタリアからメッセージを寄せています。
僕は2回戦敗退だったので後輩達のすごさが分かる。
僕は18年前の雪の決勝の試合を見て東福岡に入りたいと思ったので後輩達も最高のかたちで最高の試合をして多くのサッカー少年に夢を届けてほしいとイタリアの地からエールを送っています。
今日のミラノは1日雪の予報です。
実況
雪の決勝が97年、そして98年と連覇している東福岡。
それ以来17年ぶりの制覇に向けて東福岡です。
東福岡、そして國學院久我山もそうですけど、東福岡が優勝した年に生まれた選手達が現在の高校3年生の選手達です。
城
そうですね、会場に集まっている多くの子供達、この質の高い決勝戦を見て、ぜひともプレーしたいという思いがありますよね。
実況
ゴールラインを割っています。
ここはコーナーキックになります。
さぁ、久我山はこのセットプレーを大事にしたいですね。
城
そうですね、高さというと、東福岡なんですけれどもね。
実況
これはクロスバーの上。
8番の内桶のヘディングシュートでした。
実況
そして5万4090人の入場者数です。
成人の日に決勝戦を行われるようになりました。
81回大会から最多ということになりました。
城
いや〜、すごいですね。
これだけ多くの人が注目する高校サッカーですからね。
選手としては、こんな大歓声の中でプレーすることもなかなかないでしょうしね。
プロでもなかなか味わえない経験をしています。
実況
5万人を超えたのは実に13大会ぶりです。
城
すごい。
高校サッカーが好きな人、夢、感動を与えているからこそでしょうね。
実況
通算の観客数は31万3824人ですが、30万人を超えたのは22年ぶりということになりました。
國學院ベンチ
小・中学生が非常に多いんですよね。
清水監督は東京の小、中学生が都から出てサッカーを続けることが多い。
その中で、東京でもこんなに楽しいサッカーをやっているチームがあるんだと今大会の選手権で示したいんだと話していました。
実況
4点ビハインドではありますが、國學院久我山に入りたいと思った子供たちも多いでしょうね。
城
一つ一つの質の高さ、そして、がむしゃらさ。
これは日本のこれからを背負っていく子供達にいい影響ですね。
実況
ゴールキックに代わります。
宮原も高校サッカーの概念を覆したいと話していました。
東京の高校ですと帝京さんが6回の優勝。
ただ、ずいぶん時間があいてしまった、そう宮原は話していました。
今回17年ぶりの東京の高校の決勝、さらには対戦相手が帝京さんがその時に敗れた東福岡、奇跡のような縁を感じるとキャプテンの宮原は話しました。
応援席
國學院久我山応援席にはキャプテンの宮原選手の中学1年生の担任、いぬかいゆきお先生も応援に駆けつけています。
初めて見た時からこの子は学生を引っ張っていける子だと思い、先生みずから学級委員に指名したそうです。
何を求められているのか、先を読んで行動できると教え子を絶賛していました。
実況
卒業後は学習院大学に進学する宮原です。
さて、東福岡高校が1人目の選手交代を行いそうです。
東福岡ベンチ
三宅が代わりそうですね。
毎熊が入ります。
運動量を増やして前線の守備。
これを活性化させろという指示が毎熊に出ています。
実況
國學院久我山も代えますね。
実況
比留間3年生を投入しました。
内桶が下がります。
実況
3年生、内桶、今ユニホームをぬぎました。
國學院ベンチ
3年間5時間の勉強して来たそうです。
久我山での文武両道は自分の誇り。
この先もっと勉強して2020年東京オリンピックジャーナリストとして選手の活躍を伝えたいと内桶は話していました。
城
右サイドが空いてますね。
実況
中村健人。
シュート。
決まった。
キャプテンが2点目を決めました。
これで東福岡5点目。
その差は5点に広がりました。
応援団に対して見せたい日本一の景色。
その全国制覇に向けて、その差が5点になりました。
280人の部員を引っ張って来た3年生キャプテン中村健人。
後半の35分にゴールを決めました。
城
簡単に決めていますけどコントロールから狙いすまして、あそこにボールを蹴れるわけですから、技術が本当に高いです。
実況
餅山から中村健人、見事にゴールネットを揺らしました。
城
ワンタッチで、いいところに置きましたよね。
そして狙いすまして、あそこです。
本当に質が高い。
実況
17年ぶりの全国制覇に向けてその差が5点になりました。
5点のリード、東福岡。
こちらは下がりました内桶です。
國學院久我山ベンチ、白いユニホーム、初めての決勝を迎えている久我山です。
このくらいでいいと思うようなプレーはしたくないんだと話していた赤いユニホームの東福岡。
5点のリード。
昨日の練習の後にこの決勝戦では2年生にゴールを決めてほしいと久我山のキャプテンの宮原は話していました。
3年生にとって、この大会はすぐに過去の大会となり人生の一部になる。
でも國學院久我山のサッカーの歴史はまだまだこれから続いていく、未来につながるゴールを2年生に決めてほしいとキャプテンの宮原は話していました。
前線には2年生10番の澁谷、さらには14番、トップ下には2年生の名倉が入っています。
未来につながるゴールを決めたい久我山です。
実況
クロスを上げてくる。
これはしっかりと対応しているキャプテンの宮原です。
ボールを奪った名倉。
2年生がボールを奪いました。
そしてチャンスを迎える、2年生の澁谷。
1人かわしました。
名倉はシュートを打てるか。
大きくスタンドが沸きました。
久我山応援席が沸きました。
2年生の名倉巧です城
名倉君と澁谷君、この2人でゴール前まで行ける力を持っています。
どの選手を見ても諦めていない。
必死になってボールを追いかけています。
実況
これまで東京は帝京高校の6回の優勝、その1校しか優勝を手にしたことはありません。
東京として2校目の優勝を目指し、決勝まで勝ち上がってきた久我山。
東福岡、シュートを放った。
ここは東福岡のコーナーキックになります。
代わって入った7番の毎熊です。
この決勝では2点のゴールを決めました、中村健人。
東福岡の応援席の前からキックを蹴ります。
280人の部員を引っ張るキャプテン・中村。
ライナー性のボール。
久我山のヘディングでのクリア。
残り時間は5分少々です。
18年前には今も語り継がれる雪の決勝を制して初めての全国制覇。
よく年には連覇を達成している赤いユニホームの東福岡です。
以来17年ぶり3度目の優勝を狙っている東福岡高校。
夏のインターハイは2年連続、日本一に輝いています。
夏冬2冠に向けて現在5点のリード。
ニアサイド。
これは枠をとらえることはありませんでした。
またしても小田逸稀に合わせてきました。
間もなく残り時間が5分を切ろうとしています。
東福岡ベンチ
森重監督はこのチームはスタートの時には弱いと言われたチームだった。
でも、最後は去年の先輩達も褒めたすばらしいチーム。
何年も指導しているが、たくさんのことをこの1年、学ばせてもらったとその胸の内を語りました。
実況
3年連続出場の東福岡。
2010年からは3年連続県大会を突破できない時もありました。
その時は東海第五だったり、九州国際大学付属が福岡の代表でした。
城
苦しい時期も乗り越えてあきらめずに戦ってくる。
素晴らしいですね。
実況
東福岡は2人目の選手交代です。
9番の餅山がピッチに対して頭を下げました。
そして20番の2年生、佐藤凌我が入っていきます。
東福岡ベンチ
佐藤は今大会初出場です。
実況
3年生の餅山はピッチから下がって行きました。
東福岡ベンチ
来年、ピッチに立ちたいなら結果を残し、このピッチで結果を残せと佐藤に対して森重監督は声をかけていました。
城
2年生ということで、しっかり経験を積ませる。
未来に向けて、また来年に向けて、そういう采配をしていますね。
実況
大正6年に始まって94回目を数える全国高校サッカー選手権決勝戦です。
決勝の過去の記録を見ていきますと1チーム最多得点は82回大会の国見高校の6点です。
1点で東福岡はその記録に並ぶことになります。
応援席
地区大会の時から、ずっと太鼓を担当してきた実況
東福岡ボールになります。
55回大会、首都圏開催以降、最多得点は国見高校の6点です。
あと1点でその得点に並ぶ東福岡高校。
全国制覇、そのスタンドに日本一の景色を見せることができるかどうか。
最後の最後までキャプテンの中村がボールを奪いましたが、この試合に集中していますね。
城
攻守の切り替えがものすごく早いですよね。
応援席
國學院久我山応援席、地区大会からずっと太鼓を担当してきたのはきくちたかとさんです。
3回戦ぐらいで手の皮はむけました、でも気になりません、まず、1点返してほしい太鼓で盛り上げますと仲間を信じています。
國學院ベンチ
清水監督も2年生・名倉、あきらめるなよと声をかけていました。
実況
夏のインターハイチャンピオン、そして現在、公式戦27連勝中というチーム、東福岡。
そのチームを相手に1点を奪うことができるか國學院久我山。
城
自分達のサッカーを最後まで貫こうという意図が見えます。
何とかフィニッシュまでいってほしいですね。
応援席
赤いすい星、東福岡応援席、今度こそ日本一の瞬間を部員280人で共有する瞬間を待ち望んでいます。
実況
東福岡のキャプテン、中村健人。
部員が多くてレベルが高いのが東福岡。
他の高校ならピッチに立てる選手も応援席に回ってしまうのが東福岡。
悔しい思いをしているはずの選手もただ試合になると全力で応援をしてくれるのが東福岡高校の応援団です。
キャプテンの中村は話しています。
インターハイの時には大応援団は残念ながら応援にくることができませんでした。
冬の選手権では応援団に日本一の姿を見せたいと話した中村から藤川へのボール。
試合はアディショナルタイムに入っています。
アディショナルタイムは4分あります。
城
いい形でつないだ。
実況
澁谷、1人抜いた。
チャンスを迎えた。
今もパスワークを見せました、戸田。
しかし藤川がインターセプトしています。
5点のリード。
ただ東福岡は一瞬の隙も見せることがありません。
城
逆サイドが空いています。
いいカバーだ。
すごい。
実況
よく足を出しました、野村京平。
3年戦にとっては、この試合が最後の試合です。
すでにアディショナルタイムに入っている。
懸命に走る。
高校3年生にとっては、これが最後の試合です。
日本で最も長く高校サッカーを。
シュートはクロスバーの上。
8番の橋本が下がることになります。
橋本も今大会は1ゴールをあげています。
全国制覇への思いを残りの時間は2年生・高江麗央に託すことになりました。
実況
ともに日本一を、その景色をスタンドに見せたい両チーム。
國學院ベンチ
ベンチには、これまで敗れてきたチーム全ての千羽鶴があるということです。
その思いを背負って戦わなければいけないと選手は話していました。
実況
受験勉強で忙しい中、応援に来てくれている。
絶対に負けることができないとキャプテンの宮原は話していました。
ただ、ここは17年ぶりの優勝を狙う東福岡ボールです。
久我山キャプテンの宮原。
そして守る野村。
3年生の選手達。
右サイドから、ここはゴールキックになります。
残り時間が少なくなってきている。
アディショナルタイムは4分です。
森重監督、そして清水監督。
実況
1年生GK平田。
6点目を奪いに行く東福岡。
12年ぶりの夏冬2冠達成が近づいてきました。
そして冬の選手権17年ぶりの全国制覇。
近づいてきている赤いユニホームの東福岡。
白いユニホームの久我山、初めての決勝です。
最後のワンチャンスか、未来につながるゴールなるか。
シュートを打てるか。
よく守った。
東福岡。
ここで試合終了。
東福岡、17年ぶりの全国制覇。
優勝旗が関門海峡を渡ります。
日本最多を誇るサッカー部が日本最強を証明しました。
夏のインターハイに続いて二冠達成。
国見高校以来12年ぶりの夏冬二冠達成です。
初優勝はなりませんでした久我山。
埼玉スタジアム2002で日本一、全国制覇に輝いたのは福岡県代表、東福岡高校です。
そして優勝した東福岡高校にはトヨタ、プーマ、明治、富士ゼロックス、テイジン、以上協賛5社を代表いたしましてトヨタ自動車株式会社、張富士夫名誉会長より協賛社杯が授与されます。
それでは優勝インタビューです。
聞き手
史上6度目。
夏冬2冠、東福岡高校・森重潤也監督です。
森重
ありがとうございます。
聞き手
夏に続いての日本一です。
森重
本当にうれしいです。
聞き手
久我山相手に終わってみたら5対0です。
森重
本当に久我山はいいサッカーをしていました。
試合ごとに強くなっているというの感じて、うちの選手達も、しっかり戦わないといけないということは言いながら、それ以上にうちの選手達が頑張ってくれたと思います。
聞き手
必ずしも初めは強くなかったチームと聞いています。
今日はどんなふうに映っていますか。
森重
チームの立ち上げ当初は大丈夫かというくらい不安な材料もいっぱいありました。
ここまで来たんだなと選手達はすごいと感じています。
聞き手
おめでとうございます。
森重潤也監督でした。
森重
ありがとうございました。
聞き手
続きまして今日2ゴール、キャプテンの中村健人選手です。
おめでとうございます。
中村
ありがとうございます。
聞き手
まずは応援スタンドをご覧ください。
たくさんの応援が試合の中でありましたね。
中村
そうですね。
つらい時も攻められている時間帯も苦しい時は、いつも応援団を見るようにしているので応援が自分達の力になっています。
自分たちも悔しくて最弱の評価を覆すために頑張って来た部分があるので、この優勝は本当に自信につながりました。
聞き手
最後の学年で夏冬2冠です。
中村
自分達がしたという実感はまだないんですが、これから少しずつ沸いてくると思うので喜びをしっかりかみしめたいです。
聞き手
中村キャプテンでした。
続きまして今日、貴重な先制ゴール、三宅海斗選手です。
みんながつないでくれたゴールでしたね。
三宅
そうですね。
今日は11日なので、自分の日と思って絶対決めたいと思って決めました。
聞き手
夏冬2冠、どんな未来につなげたいですか?三宅
質問を変えてもらってもいいですか?聞き手
メッセージをお願いします。
三宅
ここまで支えてくれたみんな、そして応援団のみんなありがとう。
國學院ベンチ
清水監督は相手の東福岡は強かった。
ただ選手は全力で戦ってくれた。
感謝しているというひと言でした。
実況
17年ぶりの制覇。
東福岡、夏冬2冠達成。
ただ久我山も、初の準優勝を手にしています。
高校3年生は、これで引退、日本の未来に向けて新たな人生が始まります。
城
いいものを見せていただきました。
これからのサッカーを引っ張ってくれる実況
東京オリンピック世代が日本の頂点を争った2016/01/11(月) 14:00〜16:10
読売テレビ1
第94回全国高校サッカー選手権大会 決勝[SS][字][デ]
出場選手が2020年に23歳以下の「東京五輪世代」となる今大会。全国4144校の頂点に立つのは果たしてどの高校なのか!※最大35分延長
詳細情報
おしらせ
【応援リーダー】
柴崎岳(鹿島アントラーズ)
【応援マネージャー】
永野芽郁
【応援歌】
「はじまり」BLUE ENCOUNT
番組内容
出場選手が2020年に23歳以下の「東京五輪世代」となる今大会。2020年まで覚えておきたい、日本サッカー界の未来を担う選手たちの躍動に注目!全国4144校の頂点に立つのは果たしてどの高校なのか!
出演者
【解説】
城彰二(元日本代表FW)
【実況】
田中毅(日本テレビアナウンサー)
音楽
【第94回全国高校サッカー選手権大会応援歌】
「はじまり」BLUE ENCOUNT
制作
民間放送43社共同制作
ジャンル :
スポーツ – サッカー
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
趣味/教育 – 中学生・高校生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
5.1サラウンド
サンプリングレート : 48kHz
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